海外Q&Aサイトの「なぜ外国人はいつも日本の抱える問題について話したがってるの？」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1（アメリカ）
仕事で外国に駐在する人のコミュニティというのは世界中どこにでもある。そして不満を言う点では極めて似通っている。
例えばロサンゼルスに出張で行った時、「くつろいだ」半分仕事の打ち合わせが終わってみると、僕以外は全員フランス人だと分かった。アルコールも入って、米国住みについての不満に花が咲いたよ。
こと日本に関して言うと、多くの日本人が指摘するように日本の文化は独特で、そして独特であることのマイナス面として他と適合しないことが多い。
日本が機能しているのは、人々が生まれてからずっと「システム」の一部になっていて、他の選択肢もなしに正しい順序の指示に従って行くことに拠るところが大きい。それができない人間にとっては非常にハードルが高い ― 日本人にとってさえ。
他の回答に付け加えると、外国人に特有の、非常にもっともな理由がある。
最終的な考えはこうだ ― 日本について今まさに嫌いなことがあるために日本について不満を言う人もいるだろうが、同時に考える必要があるのは、日本に深く関与している、あるいは関心を持っているために日本について話す人も沢山いるということだ。感情的な関わり（ポジティブにせよネガティブにせよ）は、一般に強い関心を呼び起こす。日本が世界に対して持つ影響力は非常に大きい。
■回答者2（アメリカ）
この質問に対してまだ説明されていない理由として、外部の人間として日本に住むのは難しいということがある。言葉が難しい。習慣を理解するのが難しい。他人が何を伝えようとしているのか理解するのが、英語で話していてさえ難しい場合がある。家で普段している通りに食事をするのが難しい。通勤が難しい。日本に溶け込むのは最高に難しい。これが誤解、孤独、不便、そして全体として不満につながる。このため不満をこぼして、日本の問題について話したくなるんだ。
どこであれ外国に移住するのは実に骨が折れることで、日本も例外ではない。
■回答者3（ブルガリア）
どこの国にも問題はある。
どこの国だってだ。
僕は'90年代から、日本、中国、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパに住んでいる。
どの国の人も自国の問題について喜んで議論してくれたし、彼らは権力を手にしている人たちに改善を求めて声を上げるだろう。
どの国も・・・ただし日本を除いて。
日本は何としてでも現状維持を保とうとする国だ。体面を守ることが必須で、うわべは中身よりも大切だ。
このサイトでも、オンラインの時間帯から判断するに、金を貰って日本を賞賛しているか、何か意図のある人たちがいる。
どんなトピックでも、日本を悪く見せるものや日本人の完璧主義に疑問を差し挟むものは、一切のロジックに反してでも狂ったように日本のイメージを守ろうとする連中に馬鹿にされる。
そういうトピックへの回答を見てみろよ ― 外国人が悪いということになっている。:) 絶対日本人じゃないんだ。
話を戻すと ― なぜ外国人は日本の問題について話したがるのか？
日本人がそれについて話したがらず、問題が（たとえそれが日本に悪影響を与えるとしても）存在しないふりをするからだ。
「虎がいるのを認めないからといって、食われないことにはならない」。
■回答者4（フィリピン）
日本の問題について尋ねる時に何らかの悪意がある人はともかく、私のように、実際に日本で暮らすのはどんな感じなのか興味を持っている人もいると思う。こんなことを言うのは、私が日本と日本人から実に良いことを学んできて、そして本当にそこまで素晴らしいのだろうかと思っているからだ。日本と日本人には心底感服しているし、私にとって日本は夢の国のように思える。もし君が、どの国も完璧ではないという偏見のない心を持っているなら、日本の人たちが日々対処している現実を知ることは、日本とその文化をもっとよく理解するのに役立つだろう。だからそういった質問への回答を読んで、役に立ったと思う人がいるんだ。もちろん質問自体に裏の意図が含まれているかどうか、見分けるのは君次第だ。
■回答者5（インド）
日本に限ったことではない。西洋以外の国はどこだって攻撃する。それで気分が良くなるんだろう。
翻訳元：Quora
日本人より政治や社会問題について議論する人が多いんでしょうかね。
関連記事：
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外国人「日本は出生率が低すぎて死にかけてるのに、なぜ何もしないの？」
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■回答者1（アメリカ）
仕事で外国に駐在する人のコミュニティというのは世界中どこにでもある。そして不満を言う点では極めて似通っている。
例えばロサンゼルスに出張で行った時、「くつろいだ」半分仕事の打ち合わせが終わってみると、僕以外は全員フランス人だと分かった。アルコールも入って、米国住みについての不満に花が咲いたよ。
こと日本に関して言うと、多くの日本人が指摘するように日本の文化は独特で、そして独特であることのマイナス面として他と適合しないことが多い。
日本が機能しているのは、人々が生まれてからずっと「システム」の一部になっていて、他の選択肢もなしに正しい順序の指示に従って行くことに拠るところが大きい。それができない人間にとっては非常にハードルが高い ― 日本人にとってさえ。
他の回答に付け加えると、外国人に特有の、非常にもっともな理由がある。
最終的な考えはこうだ ― 日本について今まさに嫌いなことがあるために日本について不満を言う人もいるだろうが、同時に考える必要があるのは、日本に深く関与している、あるいは関心を持っているために日本について話す人も沢山いるということだ。感情的な関わり（ポジティブにせよネガティブにせよ）は、一般に強い関心を呼び起こす。日本が世界に対して持つ影響力は非常に大きい。
■回答者2（アメリカ）
この質問に対してまだ説明されていない理由として、外部の人間として日本に住むのは難しいということがある。言葉が難しい。習慣を理解するのが難しい。他人が何を伝えようとしているのか理解するのが、英語で話していてさえ難しい場合がある。家で普段している通りに食事をするのが難しい。通勤が難しい。日本に溶け込むのは最高に難しい。これが誤解、孤独、不便、そして全体として不満につながる。このため不満をこぼして、日本の問題について話したくなるんだ。
どこであれ外国に移住するのは実に骨が折れることで、日本も例外ではない。
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■回答者3（ブルガリア）
どこの国にも問題はある。
どこの国だってだ。
僕は'90年代から、日本、中国、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパに住んでいる。
どの国の人も自国の問題について喜んで議論してくれたし、彼らは権力を手にしている人たちに改善を求めて声を上げるだろう。
どの国も・・・ただし日本を除いて。
日本は何としてでも現状維持を保とうとする国だ。体面を守ることが必須で、うわべは中身よりも大切だ。
このサイトでも、オンラインの時間帯から判断するに、金を貰って日本を賞賛しているか、何か意図のある人たちがいる。
どんなトピックでも、日本を悪く見せるものや日本人の完璧主義に疑問を差し挟むものは、一切のロジックに反してでも狂ったように日本のイメージを守ろうとする連中に馬鹿にされる。
そういうトピックへの回答を見てみろよ ― 外国人が悪いということになっている。:) 絶対日本人じゃないんだ。
話を戻すと ― なぜ外国人は日本の問題について話したがるのか？
日本人がそれについて話したがらず、問題が（たとえそれが日本に悪影響を与えるとしても）存在しないふりをするからだ。
「虎がいるのを認めないからといって、食われないことにはならない」。
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外国人「日本人は集団主義だから社会の問題について考えない」
■回答者4（フィリピン）
日本の問題について尋ねる時に何らかの悪意がある人はともかく、私のように、実際に日本で暮らすのはどんな感じなのか興味を持っている人もいると思う。こんなことを言うのは、私が日本と日本人から実に良いことを学んできて、そして本当にそこまで素晴らしいのだろうかと思っているからだ。日本と日本人には心底感服しているし、私にとって日本は夢の国のように思える。もし君が、どの国も完璧ではないという偏見のない心を持っているなら、日本の人たちが日々対処している現実を知ることは、日本とその文化をもっとよく理解するのに役立つだろう。だからそういった質問への回答を読んで、役に立ったと思う人がいるんだ。もちろん質問自体に裏の意図が含まれているかどうか、見分けるのは君次第だ。
■回答者5（インド）
日本に限ったことではない。西洋以外の国はどこだって攻撃する。それで気分が良くなるんだろう。
翻訳元：Quora
日本人より政治や社会問題について議論する人が多いんでしょうかね。
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