海外Q&Aサイトの「日本のトイレにはなぜハンドドライヤーもペーパータオルもめったにないの？ 石鹸すらないことがあるよね」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1
初めて日本に行った時、これは驚きだった。
天然資源と物流に行き着く問題だと思う。東京は毎日何百万という人間が行き交っていて、もし全員がトイレを使ってペーパータオルで手を拭いたら、1日で何百万枚という量になる。生産と流通、そして使用済みのペーパータオルの回収にかかるコストは、ちょっと想像もつかない。
公衆トイレにゴミ箱があったら、東京はにゴミ箱がめったにないので、あらゆるゴミで埋まってお終いだろう。ゴミ箱はオウムのサリン攻撃の後、大部分が撤去された。
以下は公衆トイレ。
ハンドドライヤーに関しては、インフラのコストが法外になるんだと思う。どの駅にもトイレはあるし、公衆トイレも点在している。そういったところにはペーパータオルもハンドドライヤーもない。デパートには低出力のハンドドライヤーがある。オフィスビルにはどの階にもトイレがあって、普通ハンドドライヤーもある。私が行くオフィスビル（法律事務所や会社のオフィス）には、石鹸とペーパータオルかハンドドライヤーがある。
このトイレは南北線にあるもの。非常に清潔で、石鹸の自動ディスペンサーがあるが、ペーパータオルやハンドドライヤーはない。
地下鉄の駅は大体が清潔だ。
店には液体石鹸がある場合もある。普通、品質は良くない。デパートには普通、液体石鹸がある。東京の良い飲食店だとAesop（※オーストラリアのスキンケアブランド）みたいのがよく置いてある。ハンドドライヤーがあるところでも、アメリカのハンドドライヤーに比べるとずっと低出力だ。
Dean & Deluca（※アメリカの食料品チェーン店）のトイレ。Aesopを使っている。この日はペーパータオルが切れていた。
いつも申し分ない。
良いホテルに行けば、ペーパータオルのある非常に快適なトイレがある。布のハンドタオルがあることもある。
六本木ヒルズのグランドハイアットのトイレ。滝みたいに見える蛇口のところに、手を拭くための布のタオルがある。
日常生活では、日本人は手を拭くためにハンカチを持ち歩いている。ちなみに言うと、外国人がハンカチで鼻をかむのを初めて見た日本人がすごく気分を悪くするのはこのためだ。「それは手を拭くんだろ！」
日本のトイレがもう既に無数の投稿のお題になってきたことは知っている。ウォシュレットは現代の家には欠かせないものになっている。米国でもっとポピュラーになっていないのは驚きだよ。
■回答者2（アメリカ）
便所の場所による。ホテルや高所得層のオフィスビルだと、アメニティは全て揃っている。大きな駅や空港の便所もそうだ。
少なくとも、今ではトイレットペーパーはほぼ必ずある。私が1971年に日本に来た時は、自分でティッシュを持ち歩くか、便所の中か近くにある自販機で買う必要があった。
日本の公衆便所は無料だということも特筆に値する。イギリスの駅では「1ペニー使う」（※「トイレに行く」の婉曲表現）ために50ペンスもかかる場合がある。漠然とした記憶だが、この方針は段階的に廃止になっていると思う。
■回答者3（中国系）
1. 日本人は倹約と環境保護を非常に重視する。ペーパータオルを使うのは深刻な資源の無駄だと考えていて、自分のハンカチを使うのが普通だ。
2. ゴミ箱の周りにペーパータオルが散らばっているのはよく目にする。日本人は非常に衛生的なので、ペーパータオルを使いすぎることがない。
3. 日本には今でも多くのハンドドライヤーがあるが、省エネで環境にやさしく、そして公衆トイレを清潔に保つのに役立っている。
■回答者4（オーストラリア）
手や額を拭くのには、ハンカチを持ち歩くことになっているからだ。
公衆トイレや駅のトイレにトイレットペーパーがなかったのは、それほど昔のことではない！ よく、あるいはいつも、自販機で10円で買った。自販機が故障していたり、硬貨の手持ちがなかったりすると最悪だ！
翻訳元：Quora
アメリカはハンドドライヤーも強力なのか・・・
関連記事：
外国人「日本人は手を洗わなくて不潔。日本のレストランでノロに何度も感染した」
外国人「なぜ日本のホテルではトイレ用スリッパが必須なの？」
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■回答者1
初めて日本に行った時、これは驚きだった。
天然資源と物流に行き着く問題だと思う。東京は毎日何百万という人間が行き交っていて、もし全員がトイレを使ってペーパータオルで手を拭いたら、1日で何百万枚という量になる。生産と流通、そして使用済みのペーパータオルの回収にかかるコストは、ちょっと想像もつかない。
公衆トイレにゴミ箱があったら、東京はにゴミ箱がめったにないので、あらゆるゴミで埋まってお終いだろう。ゴミ箱はオウムのサリン攻撃の後、大部分が撤去された。
以下は公衆トイレ。
ハンドドライヤーに関しては、インフラのコストが法外になるんだと思う。どの駅にもトイレはあるし、公衆トイレも点在している。そういったところにはペーパータオルもハンドドライヤーもない。デパートには低出力のハンドドライヤーがある。オフィスビルにはどの階にもトイレがあって、普通ハンドドライヤーもある。私が行くオフィスビル（法律事務所や会社のオフィス）には、石鹸とペーパータオルかハンドドライヤーがある。
このトイレは南北線にあるもの。非常に清潔で、石鹸の自動ディスペンサーがあるが、ペーパータオルやハンドドライヤーはない。
地下鉄の駅は大体が清潔だ。
店には液体石鹸がある場合もある。普通、品質は良くない。デパートには普通、液体石鹸がある。東京の良い飲食店だとAesop（※オーストラリアのスキンケアブランド）みたいのがよく置いてある。ハンドドライヤーがあるところでも、アメリカのハンドドライヤーに比べるとずっと低出力だ。
Dean & Deluca（※アメリカの食料品チェーン店）のトイレ。Aesopを使っている。この日はペーパータオルが切れていた。
いつも申し分ない。
良いホテルに行けば、ペーパータオルのある非常に快適なトイレがある。布のハンドタオルがあることもある。
六本木ヒルズのグランドハイアットのトイレ。滝みたいに見える蛇口のところに、手を拭くための布のタオルがある。
日常生活では、日本人は手を拭くためにハンカチを持ち歩いている。ちなみに言うと、外国人がハンカチで鼻をかむのを初めて見た日本人がすごく気分を悪くするのはこのためだ。「それは手を拭くんだろ！」
日本のトイレがもう既に無数の投稿のお題になってきたことは知っている。ウォシュレットは現代の家には欠かせないものになっている。米国でもっとポピュラーになっていないのは驚きだよ。
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■回答者2（アメリカ）
便所の場所による。ホテルや高所得層のオフィスビルだと、アメニティは全て揃っている。大きな駅や空港の便所もそうだ。
少なくとも、今ではトイレットペーパーはほぼ必ずある。私が1971年に日本に来た時は、自分でティッシュを持ち歩くか、便所の中か近くにある自販機で買う必要があった。
日本の公衆便所は無料だということも特筆に値する。イギリスの駅では「1ペニー使う」（※「トイレに行く」の婉曲表現）ために50ペンスもかかる場合がある。漠然とした記憶だが、この方針は段階的に廃止になっていると思う。
■回答者3（中国系）
1. 日本人は倹約と環境保護を非常に重視する。ペーパータオルを使うのは深刻な資源の無駄だと考えていて、自分のハンカチを使うのが普通だ。
2. ゴミ箱の周りにペーパータオルが散らばっているのはよく目にする。日本人は非常に衛生的なので、ペーパータオルを使いすぎることがない。
3. 日本には今でも多くのハンドドライヤーがあるが、省エネで環境にやさしく、そして公衆トイレを清潔に保つのに役立っている。
■回答者4（オーストラリア）
手や額を拭くのには、ハンカチを持ち歩くことになっているからだ。
公衆トイレや駅のトイレにトイレットペーパーがなかったのは、それほど昔のことではない！ よく、あるいはいつも、自販機で10円で買った。自販機が故障していたり、硬貨の手持ちがなかったりすると最悪だ！
翻訳元：Quora
アメリカはハンドドライヤーも強力なのか・・・
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