海外Q&Aサイトの「東京のよく守られた秘密を教えて」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(イギリス)
おお東京よ。花咲く通りの目もくらむような大都市、最先端の摩天楼、保守的な伝統や価値観と未来的な背景との対比。世界で最も人口の密集した都市群(1,300万人以上)、にも関わらずよく機能する効率的なリズムに根ざしている。

ただそれは、東京に奇妙な部分がないという意味ではではない。以下に見るように、東洋の世界と西洋の世界を隔てる文化的キャズムを作り出すものが東京にはある。

例えば友達を雇えること。仲間が欲しいばかりに電話で娼婦を呼ぶ孤独な男たちの話は聞いたことがあるだろうが、そういうのではない。私も初めて聞いた時は「例のクレイジーな日本人」と思ったが、見た目の奇妙さ以上に友情が重大なものだということが分かった。

日本はいくつかの進行中の問題を抱えていて、何千という若者たちが社会を避けて孤立した生活を送っている。これは「引きこもり」として知られるもので、家から出たり人と付き合ったりしたことがない人たちのことだ。福島の原発事故の後に浸透した恐怖とパニックもある。これは継続的な不安と憂鬱、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こした。人口は減少し高齢化しつつあり、働ける人たちは文字通り死ぬまで働く。自殺の3分の1は過労によるものだ。

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そこで、クライアントパートナーズの登場だ。日本の問題に対する解決策、まあ、正しい方向への一歩だ。友達を雇う方法はたくさんある。基本的な、単純な交際だけではない。

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両親を満足させるために彼女がいるふりをする必要がある?

君の書いた小説を読んでくれる人が欲しい?

ソーシャルメディアでいいねが貰えない? 写真の中でもっと人気者に見えるように、人を雇おう。


こうした楽しい側面はともあれ、真の問題は体面を保つことだ。多くの人は閉じ込められている。単に物理的にだけでなく、引きこもりの頭の中に。これは文化的な病のようなものだ。顧客の中には数年間文字通り人と触れ合ったことがなくて、彼女たちが「友達」と握手すると泣き崩れたという人もいる。

外から見ると、これはソーシャルメディアで普通に見られるビジネスのようだ ― 日本は社交的なパリピの国だ。しかしそれは多くの場合、根深い孤独感を覆い隠すためのものにすぎない。もちろんこれは日本だけではなく、全世界的な問題だ。

ソーシャルメディアでの生活や仕事生活には長けている人は多いが、真の人生についてはそうではない。誰かと友好的で感情的な交わりをする能力を身につけるのは、金はかかったとしても、強力なものになりうる。ロマンスが花咲くのもよくあることだが、ただし2つのルールがある:恋愛は禁止、金は貸さないこと。

本物の友情を、特に異性との友情をでっち上げたいという誘惑は何より強い。君が新しいことに挑戦し、深く意義深い会話に耽り、その上で君に判断を下さないような優しい聞き手が欲しくない人はいない。

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これらが全て依頼料約3,000円(21ポンド)、プラス交通費、1時間延長につき3,000円だ。法外な浪費だと思う人もいるだろうし、本当に自殺の可能性に行き着きかねないいつまでも続く孤独のトンネルを抜け出す道だと思う人もいるだろう。


女性スタッフの便利屋 株式会社クライアントパートナーズ | クライアントパートナーズ 東京本店

英語版サイト:TOP | Client Partners

福島の影響は5年後も残っている。ただし原因は放射能ではなく - MIT Technology Review(英語)

ソーシャルメディア過多が「孤独と妬みを増大させる」 - 研究(英語)



■回答者2
30代以下の日本人男性のうち約3分の2は、女性と付き合ったり結婚することを拒んでいる。中には就職や、さらには両親の家を出ることすら拒んでいる人もいる。彼らは「草食系男子」として知られている。全国にいるが、当然ながら東京に集中している。

これが問題なのは、日本で出生率がかなり大幅に減少している原因の一つが彼らにあると思われるためだ。また経済的停滞の要因でもあるだろう。日本の為政者は、時とともに老人の世話をする労働者が足りなくなることを懸念している。このため、まさかと思うだろうが、彼らは老人介護ロボットの研究を進めている。

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この現象の原因は誰にもはっきりとは分からないが、非常に階層的で老人の力の強い社会では昇進の機会がないこと、極度に厳格で非「近代的」な性役割、そして日本人の考え方では仕事と家族の間に非常に密接な関係があること、等が説明として挙げられている。こうした要因のうち幾つかが実際に働いている様子は、Netflixで視聴できる素晴らしいドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』で目にすることができる。また草食系男子の原型の一種を早い時期に文学的に描写した例が、村上春樹の1998年の小説『ねじまき鳥クロニクル』に見られる。

こうした男性を東京の路上で見かけることはないだろうが、ネイティブの日本人とこの問題について話し合い、彼らの考えを聞いてみるのは面白いだろう。また、世に認められた年上の競争相手から席を奪おうとしている、若い起業家やビジネスオーナーたちについてどう思うか聞いてみるのも面白いだろう。もし日本の若い男性が、そうした仕事が現実的あるいは立派なものだと思うなら、もっと家から出るようになると思う。



翻訳元:Quora



海外メディアが大好物の話題ですね。



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