海外Q&Aサイトの「日本と日本人について、外国人はみんな信じてるけど実はそれほど正しくない、よくある誤解と言えば何だと思う?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1
ぱっと思いついたのが:
  1. 「日本人はすごく礼儀正しい!」
  2. これはいろいろな点で正しいが、実際の礼儀正しさというより文化的な癖と言った方が良い。通りで誰かを呼び止めると、彼らは助けないと気分が悪いのでそうする。実際には会社の会議に遅れるみたいな問題を引き起こすことも多い。道とかが聞きたければ駅の職員か警察に聞くといい。それが彼らの仕事だ。

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  3. 「日本人はすごく一生懸命働く!」
    これまた、いろいろな点で正しいが、日本の企業で日本人と働くことを直接経験してみると、多くの場合はただ一生懸命働くためだけに一生懸命働いていて、実際にはほとんどの仕事が終わらない。日本では体裁は大問題で、だから見た目が実際とは違うことはよくある。


↑コメント1
地元の人に聞くのはもう大昔にやめたけど、最初に日本に来たときはこの礼儀の文化が分かっていなかった。アメリカの基準からすると本当に礼儀正しいんだけど、実はただの習慣なんだよね。僕はある種の癖のある南部の家庭で育って、こういうのは習慣ではなく実際の親切心だ。でも道でぶつかったら一言言ってくれたり、月曜の夜6時に山手線を降りようとして道をあけてくれるのは好きだ。またこうした礼儀に礼儀で返すのも悪くない。この間、酔っ払った男が道の真ん中で自転車から転げ落ちていて、まず本能的に思ったのは彼を助けて、近くの踏切でまた転んだりしないようにすることだった。


↑コメント2
「通りで誰かを呼び止めると、彼らは助けないと気分が悪いのでそうする。」

これは相手が外国人のときだけ。地元の人は道を聞こうとして何十人に声をかけても毎回無視される。


↑コメント3
効率性、テクノロジー、禅的簡素さ、自然との調和。

日本ではどんな仕組みもプロセスも恐ろしく肥大化していて非効率的だ。この原因の一部は、解決策として問題の根本原因を直す代わりに複雑なものを重ねて行く傾向があることだ。例:生徒の成績が下がると、試験と宿題の量を増やす(そして睡眠時間が短くなり、学習したことを使ってみる時間が短くなる)。

テクノロジー(*)は、かつては他の国々と比べて進んでいたが、今は違う。イノベーションと発明の率は非常に低い。そして日本は、他の国ではとっくに普通になっているテクノロジー、例えばライドシェア、VR、Alexa等を取り入れるのが非常に遅い。学校でプログラミングを教えたり、オンラインコラボレーションやコンピュータを使った授業の統合は未だにない。企業は新しいテクノロジーを取り入れる(というか何かを変える)のが特に遅い。在宅勤務はほぼ耳にしない。ドキュメントの大半は今でも紙だ。今でもFAXが使われている。

自然は敵だ。日本人は日本には四季があるから特別だと言いたがるが、自然との調和はとっくに失われた神話だ。今ではせいぜい、装飾的な(大抵はプラスチックの)バージョンの季節のお祝いしか見られない。巨大なコンクリートの防波堤、舗装された河川、あらゆる川にダム、セメントで固めた川岸、川や森に投棄された家電製品、害獣を入らせない(そして野生動物が水場に行ったり移動するのを妨げる)ためにあらゆる場所に金網、強引な間引き、コンクリートで全面が覆われた山腹(土砂崩れ防止のためだが、その原因の一部は皆伐で土壌を保持する根を取り去ってしまうこと)、等々。

(*) 日本の製品が高品質だというのはおおむね正しい(が、偽装データや偽装安全記録等にまつわるスキャンダルは最近非常に多くて、今では品質に関するステレオタイプも疑わしくなってきたほどだ)。



■回答者2(アメリカ)
おもてなし、日本人はホスピタリティの基準が高いという考え。正直言って日本の人たちはそこまで礼儀正しくはなくて、マレーシアやインドや中東の国のほうが礼儀正しいと感じると思う。私の会った外国人が日本に来て理解して驚いていたのがこれ。

お年寄りへの敬意。日本より西洋でのほうがお年寄りの面倒を見て、公共の場でもすぐに手を貸すと思う。例えば電車を降りてエスカレーターに乗るために列に並んでいたら、80代か90代ぐらいの2人の年配の女性がいて、1人は腰が曲がって杖をついていて、私たちは道を譲ろうとした。ところが誰も2人を通すために足を止めようとはしなくて、結局私が立ち止まって先に行ってもらった。こういうことって初めてじゃないのよ。休日に両親や祖父母のところに行く人は多いけど、私にとってはそれは普通のことで、祖父母には何度も会っている。

日本人は寿司をそれほどよく食べるわけではない。食べてみるべき美味しいものは他にもたくさんあって、あなたがグルメなら東京は食事をするのに世界で最高の場所に違いない。

パンティの自販機はない。つまり、どこかにあることは確かだけど、西洋人で信じている人がいるように、よくあるものではない。

ヤクザは危険ではない。ちょっかいを出さなければ、彼らもあなたにちょっかいを出さない。


↑コメント1
寿司に関しては本当に土地による。ぱっと腹に入れる必要があるときの軽食と見なされていることが多い・・・本当に普段から食べるもの(たくさんある小さな安い寿司屋で)か、本当に特別な機会に食べるもの(芸術家かと思うような寿司職人がいる店で)かのどちらかだ。ただ、特別な機会に食べる人のほうが、普段から食べる人よりも多いとは思う。

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■回答者3(イタリア)
全員とは言わないが多くの外国人が以下のように信じているが、私の考えではたわごとだ:

日本人は外国人が嫌い。

日本人は外国人が好き。

日本人は冷たくてよそよそしい。

日本人は決して君を受け入れない。

日本人は救いがたいほどのナショナリストだ。

日本人は文化レベルでレイシストだ。

日本人は他の誰より優れてもいなければ、劣ってもいない。



■回答者4
それほど清潔ではない。

広告の写真はちり一つなく清潔だが、現実には自販機の上や横に缶を置いて行くチンピラがたくさんいる。浜辺は非常に汚染されている。ゴミが散らばっているのが見つかるだろう。数年前に台北に行ったときは、あそこは清潔だった!

もう一つの大きな誤解は、テクノロジー天国みたいなものだということ。私の見るところでは、ここ20年はしけている。つまり、日本人は今でもFAX機を使っていて、どこがハイテクなんだ? 化石燃料からの移行もきわめて遅れている。

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翻訳元:Quora



景観の問題は自然災害を考えるとやむを得ない面もあると思います。



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