海外Q&Aサイトの「日本では近親相姦がよくあるって本当?」という質問から、回答をご紹介。管理人も一応回答してみました。


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■回答者1
学校で良い成績をとることは、日本の家族にとってはイギリスやアメリカの家族にとって以上に重要なことなのよ。中には、男の子は12歳ぐらいになると性に対する強い衝動のため学業に専念できなくなると考える家族もいる(個人的にはこれは正しい考えだと思う)。お母さんはこの衝動が強くなってきたのに気づくと、息子と一緒に寝て性的に発散させてあげて、そしてお母さんが欲望の面倒を見てくれると分かっているから、ガールフレンドのことで時間を無駄遣いせず勉強できるようにする。お母さんは経験の少ない女子学生が与えられる以上の、時間的にも長い性的満足を与えるために、性的なテクニックをいろいろと使い、中にはすごく大胆なものもある。



■回答者2(アメリカ)
この質問について調べていたら、日本の社会の実に奇妙な、少なくともアメリカの基準では奇妙な一隅に連れて行かれた。質問に対する答えはイエスのようだが、表面下では多くのことが起こっている。その一部は社会の機能不全のように私の目には見えるが、日本を理解してはいないのでそうだとも違うとも言えない。

この現象を理解するのに満足のいくだけのリンクは見つからなかったので、私ができるのは、日本の社会のこの側面をさらに調査することへ向けて、誰かの興味に弾みをつけることだけだ。調べても出てくるのは大抵がポルノサイトなので気をつけてほしいが、真面目な記事を2つ見つけた。

----- 引用ここから -----

「あなたが対処しなければならない問題のうち、最も多いのは何ですか?」日本人の若い精神科医に聞いた。

「近親相姦です」彼女は即答した。「日本人の男の子は、初めてのセックスを母親と経験するんです」。

こんな母親を持った息子もいるとは » 18 Jan 1997 » The Spectator Archive(英語)

----- 引用ここまで -----

----- 引用ここから -----

日本に住んで10年以上勉強しているが、この発見はショックだった。別の年配の日本人に電話して、このニュースを伝えた。「昔から知ってますよ」と彼は答えた。「日本をよく知る人が前にこう言ってました。日本人の男性はみんな文字通りマザーファッカーだってね!」

東京都精神医学総合研究所社会病理研究部門主任・斎藤学は、日本での母子間の近親相姦は他のどの国よりも一般的ではないかと疑っている。しかし、母と息子の間の「感情的近親相姦」は日本の社会のほとんど決定的な特徴だと言う ― 「文化全体にこの要素が潜んでいます」。

斎藤はこれは悪循環だと言う。同僚と飲んで夜遅くに帰ってくるまで滅多に夫に会う機会のない女性は、自動的にその感情を子供に、特に息子に注ぎ込むことになる。

息子は甘すぎる母親の愛情で窒息しそうになり、感情的に自立することを阻まれて育つ。自分に対する母親の権力を受け入れ、女の子と付き合うようになると、自然と母のように甘やかしてくれる女性を探す。

「マザコン」は夫を探す若い日本人女性のお決まりの不満だ。しかし結婚するやいなや、彼女たちは夫が受け入れてくれない感情を子供に振り向ける他なくなる。こうして同じことが繰り返されて行く。

「日本人男性は責任を好みません」と斎藤は言う。「常に誰かにコントロールされています。母親に、教師に、会社の上司に。私はこれを『おふくろ』機能と呼んでいます ― 母性的な袋の中で保護されることを常に求めています。日本では出身校のことを『母校』と呼び、従業員は会社を一種理想の母親像として見ています」。

この母親コンプレックスは国家にまで拡大する。国家の機関 ― 警察、税務調査官、鉄道警備員 ― は、国民を絶えず監視し優しく叱責する必要のある大切な我が子のように扱う。

「電車が参ります。危険ですので白線の内側に下がってお待ちください」。これは東京の地下鉄の駅に電車が入ってくるとき、毎回流される録音のメッセージだ。

仕事が終わった後もこれは続く。父親や夫という役割の責任から目を背けたい男性は、ホステスのいるバーに避難して家に帰るのを遅らせる。バーにはママさんとその仲間たちがいて、お酌をし、煙草に火をつけ、仕事についての愚痴に耳を傾け、下品な冗談を非難するふりをし、お客さんを大きくなりすぎた男子生徒として扱う。

母親の愛は国民を「袋」に入れる | The Independent(英語)

----- 引用ここまで -----

母子間の近親相姦の普及率 | 性交 | 対人関係(英語)
※「母子間の近親相姦の普及率が80%を超えている国は?」という質問に、「日本!」という回答が寄せられています。

アン・アリソン『夜の仕事 ― 東京のホステスクラブにおけるセクシャリティ・快楽・企業の男性性』 - Google Books(英語)

関連記事:
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■回答者3
アン・アリソン(2000)の報告によると、近親相姦については扇情的なメディアの記事があり、「子供と母親が社会規範に従おうと試験勉強のためのチームを結成するという点でリアリスティックなもの」だったが、こうした記事がどれだけ広く普及した現実を描写したものかは疑わしいという。

性的虐待ホットラインで働いている女性と話したことがある。彼女によると近親相姦に関する電話もあり、そのほぼすべては母親と性的関係を持った男子高校生からのものだというが、しかしこれまた、数百万という住民のいる都市の中でほんの数本の電話のことを話しているようだった。

『精神史学会報』のデマウーズ(1991)は信頼できる情報源ではないと私は思っているが、川名(1980; Amazon.jpで古本が買える)を引用している。これも(上述の逸話と同じく)虐待ホットラインについて、電話の29%が母子相姦に関するものと思われるというもので、母親に自慰を見られたことに始まり性交に及んだという事例も含んでいる。どれだけ普及しているのかという指標はやはり与えていない。

重要なポイントとして注意が必要なのは、西洋での状況とは逆に、タブーなのは女性の性(出産、性交)であり、男性の性(射精、口腔性交、男性同士の性交)は合法的でマッサージのようなものと見なされる。このため母親が息子を「マッサージ」した場合、それは西洋におけるほどタブーとはされないだろうが、とはいえ依然としてタブーではあり、社会的にまた倫理的に受け入れがたいものと考えられている。

日本の神話の本では、男性が自分の性的パートナーの母または娘と性交することは明確に禁じられている(※→天つ罪・国つ罪 - Wikipedia)。しかし村上(1988)は、同じ本(※『古事記』)に兄妹の儀礼的な近親相姦が存在すると主張している。

Allison, A. (2000). Permitted and prohibited desires: Mothers, comics, and censorship in Japan. Univ of California Press.
DeMause, L. (1991). The Universality of Incest Lloyd DeMause part four. Journal of Psychohistory, 19, 2.
Kawana, K. (1984). Misshitsu no Haha to Ko [Mother and Child in the Closed Room]. Tokyo: Ushio Shuppan Sha,.
Murakami, F. (1988). Incest and rebirth in Kojiki. Monumenta Nipponica, 455-463.



■回答者4(ロシア)
米国、韓国、ロシアほど多くはない。変態はどこにでも、日本人の中にもいるが、せいぜい他の国と同じだ。

日本人の理解しがたい性的関心という神話は、彼らが性に関する話題を気後れせずに議論するという事実に関係している。しかしそれ以上のものではない。性生活において日本人は実に多様だが、ただし夫婦間のことに限られる。日本では婚外交渉はヨーロッパに比べると非常に保守的だ。しかし夫婦間でのコスプレとSMは珍しいことではない。

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■回答者5(管理人)
いくつかの回答を見て、いわゆるWaiWaiコラム問題を思い出した。日本の主流メディアである毎日デイリーニューズが虚偽の性的な内容の記事を英語でネット上に公開していたというものだ[1]。記事はライターの創作による、最も低俗なタブロイド紙でしか見つからないような最も不快なものだった。多くの日本人がこれに気づいて怒ったため、毎日は謝罪し記事を削除した。

以下はそうした記事の1つの転載だ。回答者1が何をソースに使ったのかは知らないが、基本的に同じ筋書きだということが分かるだろう(閲覧は自己責任で):

WaiWai: More mums going down, to ensure grades go up!

「セックスアニマルとしての日本人」というステレオタイプには、非常に長い伝統がある。西洋人が初めて日本とその文化を発見したとき、最も惹きつけられた要素の一つは日本人の性に対するおおらかさだった。これはキリスト教の背景をもった目にしか存在しないものだが、奇怪に誇張されて拡散した。今日でもまだこれを信じている人がいるとしたら悲しいことだ・・・が、それはまた別の話。

日本人としての経験から言うと、私は近親相姦の事例を実際に自分では聞いたことがないし、それがよくあるという説も聞いたことがない。もちろん日本にも近親相姦はあるだろうが、恐らくその一部か多くかは、非常にセンシティブな問題でありまたレイプを伴うことも多いため、報告されていないのだろう。

この問題について社会学的/医学的な調査はいくつかある。回答者2も言及している精神科医の斎藤学は、健康な女性の2%、過食症の女性患者の21%が、18歳までに近親相姦の被害を受けていると言っている[2]。個人的には彼の著作は偏っている場合があると思っているが、この調査が信頼に値するとすると、近親相姦が日本で「よくある」とは言えない。

日本の最も偉大な歴史学者の一人である故・網野善彦は、歴史的に日本では族外婚を伴う氏族制度が確立されなかったため、近親相姦のタブーがきわめて弱かったと述べている[3]。日本の近くで見出される族外婚制度の例の一つは、中国と朝鮮における同姓不婚の規則で、これは儒教の影響で普及した[4]。したがって、中国・朝鮮の伝統的な結婚の基準で考える人がいたら、日本におけるいとこ婚のような結婚の事例を近親相姦の一種と判断するかもしれない。

最後に、日本の神話と歴史に興味があるなら、近親相姦を含む物語をいくつか見つけることができる。そのうち最も美しいのは木梨軽皇子とその妹・軽大娘皇女の悲劇だろう[5]。また日本を創造したイザナギとイザナミの夫婦も兄妹だった[6]。

とはいえ、これらは神話であり物語にすぎない。今日の日本人はこうしたロマンスに魅了されたり、時に驚いたりするが、それは常軌を逸していて日常生活では見られないものだからだ。どんな点からも、日本で近親相姦が「よくある」とは言えない。

脚注:
[1] Mainichi Newspapers "Waiwai Affairs" - INDEX
[2] 斎藤学 『家族の闇をさぐる 現代の親子関係』(小学館、2001) pp.169-170 ISBN: 4093872473
[3] 網野善彦『日本の歴史をよみなおす (全) 』(筑摩書房、2005) pp.170-171 ISBN: 4480089292
[4] 韓国における結婚 - Wikipedia(英語)
[5] 木梨軽皇子 - Wikipedia(英語)
[6] イザナギ - Wikipedia(英語)


翻訳元:Quora



あんまり良い回答じゃないな・・・精進します。



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