海外Q&Aサイトの「第2次大戦以後に子供にアドルフって名前をつけた人っているの?」という質問から、回答をご紹介。


■回答者(アメリカ)
いる。この馬鹿だ。こいつは自分の息子にアドルフ・ヒトラー・キャンベルという名前をつけた。

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子供にヒトラーと名づけた父親、「ゴミのように扱われる」のに疲れる(英語)

記事の概要:
写真はイシドア・ヒース・キャンベルとガールフレンドのベサニー・ホワイト。キャンベルと当時の妻・デボラは白人至上主義者で、7歳のバースデーケーキに息子の名前を書くことを拒否された事件で有名になった。その後親権を剥奪され、訴訟を続けている。

言論の自由は分かるし、自分のビジョンを達成するために暴力に訴えないなら、ヘイトまみれの人種差別的な偏屈な信念を持ち続ける権利も支持する。自分の子供の世界では自分が神だというのも理解する。

が、おそらくはあらゆる人間の社会で最も罵られる人物の名前を子供につけたら、その子の人生の方向を決めてしまう。その子は嘲り、冷笑、哀れみ、蔑視、自分では一切どうにもならない仕打ちの対象となるだろう。

しかし、それよりはるかに憂慮すべきことは、彼がその行動と見解によって、神の作りたもうた最も純真なもの ― 子供 ― に憎しみを教え、病的で歪んだイデオロギーを吹き込んでいるという事実だ。こんなことが起こるのを許していたら、私たちは種として向上できない。

この二人が親権を剥奪されたのは良かった。子供たちにも今はチャンスがあるかもしれない。


↑コメント1(アメリカ)
私の父のミドルネームはアドルフだった。私は父の名を取って名づけられたが、ミドルネームはユージーンだ。


↑回答者
アドルフ自体に問題があるとは思っていない。古い、一般的なドイツの名前で、一人の嫌な奴がその名前だったというだけで永久に汚れたわけではない。アドルフ・ガーランド(※→Wikipedia)はドイツの高成績の戦闘機パイロットで、戦後多くの英国のパイロットと親交を結んだ偉人だった。

私が問題にしているのは、特にアドルフ・ヒトラーから取って子供に名前をつけたことだ。


↑コメント1
そうだな。しかしアドルフは良い親なら子供につけたいとは思わない名前になってしまった。


↑コメント2
エルサレムに「ギトラー」(Gitler’s)という書店があって、ヘブライ語と英語の宗教書を売っている。ロシア系ユダヤ人には、なぜこの店がヒトラーにちなんで名前をつけたのか分からない!(ロシア語の文字には「H」がないので、HをGに置き換えてヒトラーをギトラーと呼ぶ。)



翻訳元:Quora



ベサニーさんにプロポーズしてる写真がシュール。

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