先日ご紹介した、海外Q&Aサイトの翻訳記事:
外国人「日本に住んでいて一番怖いことって何?」→「地震!」「津波!」「レ○プ!」
と同じスレッドから、もう1件回答をご紹介。


■回答者(インドネシア)
数年前、東京のアパートに妹と住んでいた。私たちの部屋は3階建ての3階だった。各階に3部屋あって、私たちのは階段から一番遠くて、エレベーターはなかった。アパートの外観はこういう感じ:

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ただし実際には駐車場がなかったので、階段のすぐ隣が別の建物だった。そのためちょっと暗くて、夜中に階段に入ると外からはほぼ姿が見えなくなる。

東京に住んだことのある人なら知っていると思うけど、東京のアパートは、特に狭くて安いやつは、壁がすっごく薄い。ささやき声ではなく普通の調子だと、電話で話しているのが本当に聞こえるのよ。

で、引っ越して5~6ヶ月ぐらい経ったころ、すぐ隣の部屋(3階の真ん中の部屋)に新しい隣人がやって来た。最初の数週間は何も問題なかったけど、隣の部屋から引き戸を閉める音が聞こえたので(私は小さな物音にすごく敏感)、この男が家にいることが多いらしいことが分かり始めた(当時も今も、私は家にいることが多いので)。

最初は、別に問題ないようだった ― すごく内向的な人が自分以外にもいることは分かる(当時はほぼ毎日大学に通っていたけれど、彼は私が家にいるときはいつも家にいるみたいで、でも私が家にいないときによく外出しているのかは分からなかった。彼とは階段を下りたところで一度だけ会った)。

数ヶ月後、私は夜8時頃に家に一人でいて、妹はまだ友達と遊びに出ていた。玄関の呼び鈴が鳴った。誰かがインターホンのカメラを親指で覆っていて、その人の赤いTシャツがかろうじて見えた。私は妹がからかっているんだと思った(そして妹の好きな色は赤)。私は半分笑いながら、インドネシア語で「どなた? ご用はなに?」みたいなことを言った。ところがその人は返事をしなかった。

それから親指が少しだけ動いて、数秒後、それが妹ではないことが分かった。隣の人だった。そこでブロークンな日本語で、さっきより真面目な調子で「ご用は何でしょう?」みたいなことを言った。私が彼だと分かったことには彼もすぐ気づいたようで、親指をカメラから離すと、こんなことを言い始めた。「今朝何をした? なんでやったんだ?」私は「何もしてません、大学に行きました」とか答えた。しばらくして、彼は去って行った。本当に、超不気味で、ぞっとしたわ。

メールだったか電話だったか覚えてないけど、すぐ妹に話した。妹の友人は大半が男で、妹についてアパートまで来てくれた。何人かは階段の下にとどまって、何人かは妹と一緒に上まで来た。妹が着くと、隣人は妹を待っていたようで(ドアのところで待っていたのか、足音を待っていたのか分からないけれど)、妹と友人たちの方にまっすぐやって来て(妹が一人じゃないのでちょっと驚いたんじゃないかしら)、それから同じ質問をした。妹は「知らない」とだけ答えると、彼のことは友人たちに任せて家のドアのほうに駆け出した。その後、(友人たちの報告によると)彼は階段の下に妹の友人たちがいるのを見て、自分の部屋に戻ったらしい。

これは私たちが気づいた初めての警告だった。この事件の前か後か覚えていないんだけど、彼は私たちの声が大きいと思うと壁を叩くようになった。そして次第に激しい叩き方になって行った。夜中、11時過ぎに大きな声で話すのが無作法だということは分かるけれど、でも時には、それほど遅くない時間に普通に話して、たまに笑ったりしていると、彼は私たちが一日中パーティーをしているかのように壁を叩くことがあった。威嚇的で、私と妹は超こわくて、ストレスで超まいった。これが何ヶ月も続いた。そして私と妹の関係が最悪な時期に入ったのも、これが重要な要因の一つだった。

私たちは不動産屋に行って、起こったことと、私たちの恐ろしい経験について話した。彼は問題を抱えた「ヒキコモリ」かもしれなくて怖いとも言った。ところが不動産屋は一切何もしてくれなかった。最後に彼のことは無視するように、可能なら証拠を揃えるといいけど、単に無視するようにと言った。他の部屋の女の子も壁を叩かれる経験をしているけれど、無視していたらやがてやらなくなった、って。

でも彼はやめなかった。サイコパスなんじゃないかいうぐらい、超こわかった。不動産屋はたぶん私たちの訴えたことをはねつけて、こっそり彼の方についていたんだと思う。結局のところ彼は日本人で、私たちは外国人で、不動産屋は私たちのことを大げさに言いたがる大馬鹿の外国人と思ったんじゃないかしら。日本に住んだことがある人なら分かると思うけれど、多くの日本人が外国人を差別していることは否定しようがなくて、時にはあからさまな差別もある。私たちはついに不動産屋を信用できなくなった。今でもあの人は信用していない。私や妹が3階に着くと彼がナイフを手にして近づいてくるんじゃないかと思って、毎日が恐怖だった。

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あるとき、私は長期休暇で家に戻ったんだけど、妹が一人でいる間彼は狂ったように後をつけてきたというのよ。今にしてみると妹には悪いことをした。妹が一人でいて怖がっているということが分かったらしい。それで妹は、夜の間彼氏に家にいてもらいたいとママに頼んだ(私たちは保守的なインドネシアの出身だし、両親には嘘をつかない)。

私がまだインドネシアにいる間、ママが妹を訪ねて行って(妹は東京で仕事をしていた)、不動産屋の仲介で彼と話し合いをした。ママと妹によると彼はすごくおとなしい見た目で、ずっとすべてを否認していた。話し合いが終わると、彼がドアの外で勝利のジェスチャーをしているのが見えて、母はぞっとしたという。妹はそのときはママの不安を取り合わなかったけれど、今考えてみると超不気味ね。不動産屋に嘘をついてうまく潔白なふりをしたのを勝ち誇っていたんじゃないかしら。

クリスマス休暇の間、家族がやって来て、朝に彼がドアを激しくノックしているのが見えたので、きょうだいたちが彼とちょっと話し合いをしたんだけど、彼はそれを認めなかった。その後しばらくは壁を叩くのをやめたようだったけれど、やがてまたやるようになった。

最終的に、私たちは引っ越した。私たちの間違いは、もっと早く引っ越さなかったことだった。引っ越しは学業の妨げになると思っていたし ― これはすごく自分勝手なことで、深く後悔しているし、妹にはすごく悪いことをしたと思っている ― 、また言うまでもなくアパートの契約の複雑さ(当時のアパートの契約期間がまだ終わっていなかった)、新しい家を探すことの面倒さもあった。

なので、私にとっての日本に住んでいて一番怖いことは、恐ろしい、サイコパス的ですらある隣人。

以前この問題についてググってみたら、日本で隣人との間に恐ろしい経験をしたのは私だけじゃないことが分かった。

実際、私と妹はすごくトラウマになって、今でも壁を強く叩く音を聞くたびに、誰かが間違って叩いてしまったのだと分かっていても飛び上がる。自分の部屋で音を立てるのもいまだに怖い(私は今はシェアハウスに住んでいて、妹はもう日本にいない)。去年、1年間英国に住んでいたときは、部屋の壁は固くて日本よりずっと分厚かったけど、私は物音を立てないようにしていて、同居人が私の部屋から物音がするのを一度も聞いたことがないと言ったほどだった。

話を作っていると思う人もいるかもしれない。この話をしたことのある人の中には、私が大げさに言っていると思う人はほとんどいないけど、自分が話が下手なのは分かっている。でも妹から話を聞けばたぶん信じてもらえると思う。

追記:妹が思い出させてくれたんだけど、彼は妹が家に帰ってくると、まるで待っていたかのように毎回頭をぬっと突き出していた。


↑コメント1(アメリカ)
ほんと怖かったわね。私も東京で隣が恐ろしい人たちだった。ただ私に迷惑はかけなくて、お互いに罵倒しあって、たまに火災報知器を鳴らして警察を呼ばれていた。頭のおかしい人はどこにでもいるって事のようね。


↑コメント2(アメリカ)
正直、日本はすごく文明的でこんなことはないと思っていたから驚きだ。


↑コメント3(タイ)
一人の人間が国全体を代表しているとでも? 日本人は他の国に比べれば文明的だよ。


↑コメント4(アメリカ)
これは、日本全体ではないにしても、東京ではよくある問題だ。不動産屋は聞き飽きているに違いないというぐらい、しょっちゅう耳にする話だ。火には火をもって戦わせること(壁を叩くとか、受動的攻撃戦術をとるとか)も可能だが、そうすると状況はエスカレートして、自分も頭がおかしいのでなければ、良い結果は何も得られないだろう。

誰かが食ってかかってくる前に言っておくと、私が言いたいのはこれが東京なり日本なりに固有の問題だということではなくて、日本では99.99%の人が文化的なルールを信じられないほどしっかり遵守しているため、頭のおかしい人は、自分が不当な扱いをされたと思うと完全に道を踏み外しても仕方がないと感じるという事実だ。ある意味、如才なくそつなく振る舞うのとは正反対だ。

すぐに出て行くのが一番良かったと言っているのは正しいが、しかし君は日本で引っ越すのがどれだけ高くつくかについては言及していない。人々が脅威のある、危険ですらある状況にとどまるのはこれが理由だ ― 引っ越し代。4~5ヶ月分の家賃に引っ越し代をぽんと出せる人は多くない。

君は合理的な戦術をあれこれ試したとのことが、しかし君が相手にしていたのは非合理的な人物だ。無事に抜け出せて良かったよ。

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↑コメント5(アメリカ)
君の話は信じられる。こんな目に遭ったのは気の毒なことだ。僕の友達にもあった。彼女は一人暮らしで、男がいつも彼女を待っていて、話しかけようとしていた。彼女がこれについて僕に話して、僕は何度か家について行った。彼はすごく驚いて、僕を見てちょっと怖がっていた(僕はまあ、大男なんだ)。僕は彼女の家に入って、一緒にコーヒーを飲んで、それから帰った。

一度、僕が帰ろうとしたときに彼がまだそこにいて、ぶつかり合ったことがある。俺の彼女に迷惑をかけるのは感心しないな、俺の国だったら喧嘩になるぞと言った。

僕たちはツイてて、それ以後彼は彼女にちょっかいを出さないか、少なくともそれほど露骨にはしなくなった。


↑コメント6(インド)
分かるよ。物音に非常に敏感な人っているんだ。そういう人はちょっとした騒音で激怒する。彼に何が問題なのか、どうすれば対処できるか聞いてみたかい? ほんの少しの同情でこの問題は解決したかもしれない。



翻訳元:Quora



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