海外Q&Aサイトの「日本人は仕事で重大なミスを犯したとき、日本のTVドラマで描かれているみたいに現実でも本当にサムライのように立派な態度でひざまずいて謝罪するの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(アメリカ)
イエス。されたことがある。

義理の父が、奥さん(私の義理の母)が私に言ったことについて、ひざまずいて頭を床につけて謝罪した。

私がかつてないほど怒っていることは彼にも分かったので、膝をつき、両手を地面につけ、額をその上に乗せた。彼自身は何も悪いことはしていなかったにもかかわらず、それを見ただけで私は本当に冷静になった。

彼は80過ぎで、それも原因の一部かもしれないが、しかし実例は思い出せないが見たことは何度もある。

顧客の一人が(当時私はIT業界で働いていて、ちょっとしたミスをして顧客の顧客が個人情報を漏洩させたように見えた ― 実際はそんなことはなかった)、顧客を一人一人訪問してこれをやらなければならなくなったのも見たことがある。彼も年配で、会社の社長でもあった。

旅館の主人も何か間違いがあるとこれをやるが、この場合はもてなしの心の表現という意味合いが強い。

私自身もやる。といっても大抵は冗談半分だが、心から申し訳ないと思ったことについてはやるし、とはいえそこまでの「申し訳なさ」が不要だということも分かっている。まあ実際必要な場合もあるのだが。

うっかり車を盗んでしまったとき、車の持ち主の家に警察が呼ばれて、私はそこへ行ってひざまずいて頭を床につけて、ご迷惑をおかけしました、お時間を取らせた上に車を探すために全県警報まで発令させてしまって申し訳ありませんと言った。サムライのドラマほどドラマチックじゃなかったけどね。警察は、次回から車を借りるときは持ち主に言うようにと言っただけで、それで終わりになった。謝罪は十分だった ― そして私たちの今後の関係のために必要なことでもあったと思う。



■回答者2(ドイツ)
10年以上前、日本の歴史上最悪の列車事故が起こった[1]。運転士は自分の落ち度のせいで遅れていて、また過去にいいかげんな仕事をしていたこともある人物で、このときは速度を出しすぎた。列車は脱線し、建物の駐車場に突っ込んだ。犠牲者は100人ほどに上った。

鉄道会社は、従業員に過剰なプレッシャーを与えていたこと、またこの運転士の問題について効果的に対処しなかったことについて、強い非難を受けた。幹部が犠牲者の家族を訪問したとき、TVの取材班がついて行った。私がこのポーズを見たのはこれが最初(そして最後)だった。あまり立派に見えるものではない。

脚注
[1] JR福知山線脱線事故 – Wikipedia(英語)



■回答者3(アメリカ)
もちろんする! これが起こったのは、私と日本人の妻がアパート探しをしていて、家主が外国人の住むのを許しているアパートを先に見せてくれと不動産屋に頼んだときだ。

はたして私たちは気に入った家を見つけて、これに決めると言った。すると彼は突然「外国人お断りです」と言うんだ。唖然としたよ! 不動産屋ってやつは、人が迷惑しようがどうでもいいんだ。単に外国人をあからさまに差別するだけでなく、本物の馬鹿でもある。相手がハリウッドの映画スターだろうが、外国人お断りって言うんだろう。

私はこの愚かな不動産屋に、何時間も無駄にして、妻をがっかりさせて泣かせたことを謝るように求めた。すると彼はひざまずいて深く頭を下げた。これにはちょっときまりが悪くなって、立つように言ったが、しかしあれは忘れられない経験だった。25年間日本にいて1度きりだ。

結局私たちは、別の不動産屋からもっと良い物件を手に入れたので、粘ってみるものだ!

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■回答者4(アメリカ)
床に伏しはしないが、イエスだ。深い、涙ながらの、長いお辞儀は、日本ではキリストに会ってすべての罪がただちに浄められたと主張するのと同じことだ。もし君が国家経済を台無しにしたり、自分の日本企業に大きな恥をかかせた場合、君はテレビ放送で頭を下げた後、ホテルの一番高い部屋に泊まって首をくくることになる。そして家族は君の途方もない額の財産を手にする。

ただし逮捕された場合は、頭を下げることも、謝罪することもない。日本の犯罪者はしばしば、逮捕されたことをテレビの前で堂々と誇示する。

どちらの場合でも、無礼なことや恐ろしいことをやったにもかかわらず、自分だけは正しいと主張するのは、日本の文化的な傾向だ。



■回答者5(ニュージーランド)
君が言っているのは「ドゲザ」のことだろう。ひざまずいて頭を床につけ、両腕を前に差し出すやつだ。へまをしたときに改悛と悔恨の念を表すことは日本の文化の大きな部分を占めており、自分を相手の意のままに差し出している、つまり完全に服従していることを示すものだ。今日では実際に行われることはなくて(ないわけではないが)、テレビドラマではドラマチックな効果を狙って使っているのだと思う。後悔の念を表すためにセップクで自刃する行為の現代版のようなものだろう。人の許しを得るために事実上の自殺をしなければならないとは、これほど酷いことはない。



■回答者6(アメリカ)
他の回答者も言っているように、めったにないとはいえ、あることはある。

自分がされたことはないが、見たことはたぶん10回以上ある。

さして優秀ではない労働者が保身のためにこれをやるだけでなく、敬意の問題であることを考えるに、大抵の日本人はこれを見ると、多くの西洋の文化では見られないような慈悲の心が芽生えるのだと思う。こうしたシチュエーションでは、慈悲という概念について少なからぬことを学ぶことができる。

注意が必要なのは、非常に重要な人物に対してある種の非常に改まったやり方で人を紹介する際にも、人は地面にひれ伏す場合があるということだ ― これは今でもあると思うが、私自身は’90年代前半以来目にしていない。



■回答者7(イギリス)
イエス、しかしきわめて稀だ。ずいぶん前、日本の会社で(そこの従業員としてではなく!)働いていたとき、会社にビジネスの仲介をしていた業者が真っ昼間に事務所に入ってきて、事業部長の前で膝をつくと床に頭を下げて謝罪した。当時は日本に来て日が浅くて、彼が何を言っているのかは理解できなかったが、彼の仲介したビジネスが大失敗したことは明らかだった。

仲介業者と部長と他の社員と、誰が一番きまりの悪い思いをしていたかは分からない。みんなは急いで彼を立たせると、立ち去らせた。彼が何をやらかしたのか、今日に至るまで私は知らない。



■回答者8(カナダ)
一言で言うと、ノー。



翻訳元:Quora



リアルで見たことはないなあ・・・



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