海外Q&Aサイトの「なぜ日本の食べ物は一般に米国のよりもずっと美味しいの? マクドナルドやKFCでさえ米国よりはるかに美味しい」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1(アメリカ)
君の言いたいことは完全に分かるので、非常に良い質問だ。日本に最初2年住んだ後、テキサス州オースティンに1週間戻った。あっちにいる間は毎日しょっちゅうおならをして、パンパンに膨れて、ひどく気分が悪かった。食生活の変化があまりに急だったためか、時差ボケと旅行の影響か、あるいはその両方だったのかもしれない。ところが日本に戻ってくるとその日のうちに完全に快調になって、これは食べ物が関係したと考えざるをえない・・・
食べ物の保存、加工、流通の方法と期間については、言うべきことがたくさんある。食べ物の鮮度と細部への注意も重要だ。これらの要素すべてが、ファーストフードチェーンと家族経営の店、そしてもちろん高級レストランとの間を分けている。私はこの分野の専門家ではないので、この点について具体的に深入りするのはやめておく。以上の点については他の回答者たちが良い仕事をしてくれている。
しかし、より科学的な観点からの見解は述べることができる。
1. 量が少ない
ある調査によると米国では食べ物のパッケージの大きさが過去30年にわたって増加しており(英語)、皿ごとに出される食べ物の量についても同様だ。米国の典型的なマフィンは、USDA(アメリカ合衆国農務省)の推奨より333%大きい。
自分が食べすぎではないと思っている人は多い(食事の度に最悪に体調が悪くなったとしても)。ここにあるのは、「ヘイ、これは俺の皿なんだからこいつを食べてやる、食べ物を無駄にはしないぞ」とか何とかいう感じの理屈だ。
食べ物は口に運ぶ回数が少ないほど、最初の一口の記憶が良いものになる(英語)。量が少ないほど、食べ物の味は美味しくなる。足りないことによって欲望が生まれるんだ。
スニッカーズを1本食べることを考えてみてくれ。次に、20本のスニッカーズを食べることを考えてみる。20本目はクソ不味くなるだろう。
要点は、日本では何であれ少ない量の料理を食べることで、それより量の多い西洋の料理を食べるよりも幸せになるんじゃないか、ということだ。単純に、量が理由で!
2. 野菜
米国に行ったら、メインディッシュは以下の写真のようなものだろう。たしかに美味しそうに見えるが、しかしこれは大きな肉の塊と若干の野菜だ。割合で言ったら無視できてしまうほどだ。
日本人は肉よりも魚を多く食べる傾向がある。さらに重要なこととして、肉は食事の中で必ずしも最大の部分を占めてはいない。
上の西洋の食事を、先日の晩、旅館(日本式の宿)に泊まったときの私の夕食と比べてみよう。
右下の隅には小さな魚がある。
非常に単純な話、果物や野菜の栄養に含まれるビタミンを摂ると、人は幸せになる(英語)。言われなくても分かってるよ! ママの言うことを聞きなさい。
要するに日本の食生活は、人の健康と幸せを全体に促進する点で、おそらく西洋の食生活より上手くやっている。
また西洋人は、精製された砂糖と炭水化物を日本人に比べて多く摂っているのではないかと思う。砂糖は幸せの手助けにはならないし、アルコールと同じぐらい有害だ(英語)。
3. 箸
食べ物がどんな味がするかには、食べ物自体の品質といった内的な要素以外に、多くの外的な要素が影響している。
食べ方はどうだろう?
私たちが食べ物を食べるのに使う器具は、味に影響する(英語)。素晴らしい料理をスポークで食べたことがある? ない? 金属のスプーンを使ったときとプラスチックのスプーンを使ったときで味が違うと気づいたことは?
金属製の器具は食べ物の温度を下げることがあり、皮膚や唾液に触れた金属の反応で味が変わることもある。これは必ずしも良いことではない。
箸は食べ物の味を変化させるという点でこれほどの影響を持たず、そのため食べ物の自然の風味を保ってくれる!
4. 黄色
日本の食べ物は彩り豊かで、そして明らかに、食べ物の明るい色はその味を良くすることがある。
特に黄色の食べ物(英語)。日本人は卵料理、黄色の野菜、そして知っての通り、コーンが大好きだ。
日本人は黄色いコーンを何にでも乗せると文句を言う人がよくいる。
私が思うには、彼らは何にでもちょっとした喜びを撒き散らしているだけだ。
■回答者2(アメリカ)
1. 最も重要なこととして、これは顧客の違いに関係している。
典型的なアメリカ人は、低価格、ボリューム、安売りのことしか考えない。これは文化の一部のようだ。時には品質のために少し余計に支払うこともあるだろうが、普段はしない。半額セールが大好きで(いかにジャンクな食べ物だろうと)、店では大容量入りを買い、飲食店では大盛りを注文する。食べ残したものを持って帰るためのドギーバッグをもらうのを楽しみにしている。また食べ残しを食べることで、自制しているという錯覚が生じる。まさか! 何言ってるんだか。アメリカ人が食べ物に関して自制心を発揮するだと?
画像:アメリカの文化 | BYU Kennedy Center Live(英語)より
「やるからには派手にやれ:米国では何もかもが大きい」 · InterExchange(英語)
アメリカ人は見た目が完璧でなければ食料品を買おうとしないので、大型農業法人は最高の見た目の交配種を開発する。商品がどれだけ長く流通サイクルに乗っていようが、保管されたままになっていようがお構いなし。味は二の次だ。
一方大抵の日本人は、少なくとも都市部に住んでいて、最低賃金で生活しているのでなければ、あらゆる食べ物について品質のためにお金を払う。
日本人は大盛りには無関心だ。商店と飲食店では食べ物の鮮度が最優先される。流通サイクルにおける作物の扱いには一点の隙もない。飲食店での食事に関しては、日本人はドギーバッグを持ち帰らず、また量の多さに感激することもない。
そこで結論として、米国と比べた場合の日本の消費者の態度の違いは何をもたらすか? 日本人は高い値段で品質を買い、アメリカ人は限られた予算内で量を買う。これは飲食店の調理済み食品にも、商店で自然食品を買う場合にも当てはまる。
2. 日本のファーストフードチェーンとコンビニエンスストアは、たとえ名前がアメリカの親会社と同じであっても、食べ物に関してアメリカよりも良い選択肢を提供している。
なぜ日本ではあんな簡単に痩せられるのか? – YouTube(英語)
しかし、食べ物の選択、品質、そして肥満についての日本と西洋の差異は、長くは続かないかもしれない。.
3. 日本はアメリカ人の典型的な食生活(現在では西洋型食生活と呼ばれることが多い)を取り入れ始めている。この食生活は必ず肥満率を高めることにつながる。
西洋型食生活 – Wikipedia(英語)から:
「西洋型食生活、またはアメリカ人の典型的な食生活とは、一般に赤肉、加工肉、加工食品、バター、揚げ物、高脂肪の乳製品、卵、精製穀物、ジャガイモ、トウモロコシ(および異性化糖)、糖分の多いソフトドリンクを特徴とした近代の食習慣である。」
4. 日本は魚から肉へと変化しつつある。
日本はいかにしてほぼ完全な菜食主義の国から肉の巨大消費者となったのか - Business Insider(英語)
■回答者3(アメリカ)
マクドナルドとKFCについては同意すべきか分からないが、言いたいことは分かる。
理由はいろいろあると思う:
■回答者4(インド)
私たちは米国に20年間住んでいた。日本にはよく旅行に行く。
この二ヶ国では、食べ物の概念そのものがまるで違う。米国では、できるだけ安い値段でできるだけたくさん食べるということ。一人前の量はたしかに多いけれど、食べ物の実際の品質と味は、低クオリティのドッグフードよりも悪い。
日本では、食べ物というのは栄養のある美味しい食事を満足できる量だけ食べることを意味している。米国でやるように、材料の品質の悪さを隠すために強い味付けをすることもない。
また日本では、大金を費やす必要もない。添加物のないすごく美味しい食べ物(食事)が、コンビニエンスストアで4~5ドル(※約440~550円)で買えた。米国ではこの値段であれだけのものは絶対に手に入らない。
米国に住んでいた頃、私と夫はたまに夕食に出かけることがあった。良いレストランだと二人分の食事で100ドル(約1万1,000円)以上かかることもあり、それでも満足はできなかったので、家でもっと料理をするようになった ― 料理するためにもっと高価で良質の食材を買って。
日本だと、何度行って外食しても、失望させられることはなかった。安いファーストフードタイプの日本のカレー屋でさえ、米国では何倍もの値段を払わなければならないような素晴らしいカレーを出す。
だから、食べ物の概念そのものが違う。
翻訳元:Quora
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■回答者1(アメリカ)
君の言いたいことは完全に分かるので、非常に良い質問だ。日本に最初2年住んだ後、テキサス州オースティンに1週間戻った。あっちにいる間は毎日しょっちゅうおならをして、パンパンに膨れて、ひどく気分が悪かった。食生活の変化があまりに急だったためか、時差ボケと旅行の影響か、あるいはその両方だったのかもしれない。ところが日本に戻ってくるとその日のうちに完全に快調になって、これは食べ物が関係したと考えざるをえない・・・
食べ物の保存、加工、流通の方法と期間については、言うべきことがたくさんある。食べ物の鮮度と細部への注意も重要だ。これらの要素すべてが、ファーストフードチェーンと家族経営の店、そしてもちろん高級レストランとの間を分けている。私はこの分野の専門家ではないので、この点について具体的に深入りするのはやめておく。以上の点については他の回答者たちが良い仕事をしてくれている。
しかし、より科学的な観点からの見解は述べることができる。
1. 量が少ない
ある調査によると米国では食べ物のパッケージの大きさが過去30年にわたって増加しており(英語)、皿ごとに出される食べ物の量についても同様だ。米国の典型的なマフィンは、USDA(アメリカ合衆国農務省)の推奨より333%大きい。
自分が食べすぎではないと思っている人は多い(食事の度に最悪に体調が悪くなったとしても)。ここにあるのは、「ヘイ、これは俺の皿なんだからこいつを食べてやる、食べ物を無駄にはしないぞ」とか何とかいう感じの理屈だ。
食べ物は口に運ぶ回数が少ないほど、最初の一口の記憶が良いものになる(英語)。量が少ないほど、食べ物の味は美味しくなる。足りないことによって欲望が生まれるんだ。
スニッカーズを1本食べることを考えてみてくれ。次に、20本のスニッカーズを食べることを考えてみる。20本目はクソ不味くなるだろう。
スニッカーズ多すぎだろ、兄弟・・・
要点は、日本では何であれ少ない量の料理を食べることで、それより量の多い西洋の料理を食べるよりも幸せになるんじゃないか、ということだ。単純に、量が理由で!
2. 野菜
米国に行ったら、メインディッシュは以下の写真のようなものだろう。たしかに美味しそうに見えるが、しかしこれは大きな肉の塊と若干の野菜だ。割合で言ったら無視できてしまうほどだ。
日本人は肉よりも魚を多く食べる傾向がある。さらに重要なこととして、肉は食事の中で必ずしも最大の部分を占めてはいない。
上の西洋の食事を、先日の晩、旅館(日本式の宿)に泊まったときの私の夕食と比べてみよう。
右下の隅には小さな魚がある。
非常に単純な話、果物や野菜の栄養に含まれるビタミンを摂ると、人は幸せになる(英語)。言われなくても分かってるよ! ママの言うことを聞きなさい。
要するに日本の食生活は、人の健康と幸せを全体に促進する点で、おそらく西洋の食生活より上手くやっている。
また西洋人は、精製された砂糖と炭水化物を日本人に比べて多く摂っているのではないかと思う。砂糖は幸せの手助けにはならないし、アルコールと同じぐらい有害だ(英語)。
3. 箸
食べ物がどんな味がするかには、食べ物自体の品質といった内的な要素以外に、多くの外的な要素が影響している。
食べ方はどうだろう?
私たちが食べ物を食べるのに使う器具は、味に影響する(英語)。素晴らしい料理をスポークで食べたことがある? ない? 金属のスプーンを使ったときとプラスチックのスプーンを使ったときで味が違うと気づいたことは?
金属製の器具は食べ物の温度を下げることがあり、皮膚や唾液に触れた金属の反応で味が変わることもある。これは必ずしも良いことではない。
箸は食べ物の味を変化させるという点でこれほどの影響を持たず、そのため食べ物の自然の風味を保ってくれる!
4. 黄色
日本の食べ物は彩り豊かで、そして明らかに、食べ物の明るい色はその味を良くすることがある。
特に黄色の食べ物(英語)。日本人は卵料理、黄色の野菜、そして知っての通り、コーンが大好きだ。
日本人は黄色いコーンを何にでも乗せると文句を言う人がよくいる。
私が思うには、彼らは何にでもちょっとした喜びを撒き散らしているだけだ。
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■回答者2(アメリカ)
1. 最も重要なこととして、これは顧客の違いに関係している。
典型的なアメリカ人は、低価格、ボリューム、安売りのことしか考えない。これは文化の一部のようだ。時には品質のために少し余計に支払うこともあるだろうが、普段はしない。半額セールが大好きで(いかにジャンクな食べ物だろうと)、店では大容量入りを買い、飲食店では大盛りを注文する。食べ残したものを持って帰るためのドギーバッグをもらうのを楽しみにしている。また食べ残しを食べることで、自制しているという錯覚が生じる。まさか! 何言ってるんだか。アメリカ人が食べ物に関して自制心を発揮するだと?
画像:アメリカの文化 | BYU Kennedy Center Live(英語)より
「やるからには派手にやれ:米国では何もかもが大きい」 · InterExchange(英語)
アメリカ人は見た目が完璧でなければ食料品を買おうとしないので、大型農業法人は最高の見た目の交配種を開発する。商品がどれだけ長く流通サイクルに乗っていようが、保管されたままになっていようがお構いなし。味は二の次だ。
一方大抵の日本人は、少なくとも都市部に住んでいて、最低賃金で生活しているのでなければ、あらゆる食べ物について品質のためにお金を払う。
日本人は大盛りには無関心だ。商店と飲食店では食べ物の鮮度が最優先される。流通サイクルにおける作物の扱いには一点の隙もない。飲食店での食事に関しては、日本人はドギーバッグを持ち帰らず、また量の多さに感激することもない。
そこで結論として、米国と比べた場合の日本の消費者の態度の違いは何をもたらすか? 日本人は高い値段で品質を買い、アメリカ人は限られた予算内で量を買う。これは飲食店の調理済み食品にも、商店で自然食品を買う場合にも当てはまる。
2. 日本のファーストフードチェーンとコンビニエンスストアは、たとえ名前がアメリカの親会社と同じであっても、食べ物に関してアメリカよりも良い選択肢を提供している。
なぜ日本ではあんな簡単に痩せられるのか? – YouTube(英語)
しかし、食べ物の選択、品質、そして肥満についての日本と西洋の差異は、長くは続かないかもしれない。.
3. 日本はアメリカ人の典型的な食生活(現在では西洋型食生活と呼ばれることが多い)を取り入れ始めている。この食生活は必ず肥満率を高めることにつながる。
西洋型食生活 – Wikipedia(英語)から:
「西洋型食生活、またはアメリカ人の典型的な食生活とは、一般に赤肉、加工肉、加工食品、バター、揚げ物、高脂肪の乳製品、卵、精製穀物、ジャガイモ、トウモロコシ(および異性化糖)、糖分の多いソフトドリンクを特徴とした近代の食習慣である。」
※日本:1990~2011年、種別ごとの1人あたり消費量および総消費量の変化
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外国人「なぜ日本人は子供の頃から肥満が少ないの?」→「あいつらめちゃくちゃ歩くぞ」
4. 日本は魚から肉へと変化しつつある。
日本はいかにしてほぼ完全な菜食主義の国から肉の巨大消費者となったのか - Business Insider(英語)
※日本の魚介類(緑)および肉類(青)の消費量 1日あたり平均グラム数
■回答者3(アメリカ)
マクドナルドとKFCについては同意すべきか分からないが、言いたいことは分かる。
理由はいろいろあると思う:
- 日本人は食べ物のことを気にかけていて、幅広い種類の品質を理解できる。日本語には麺の歯ごたえを表現する、英語にもない単語がある。
- 一般に、より良い食べ物には進んでお金を払う。マクドナルドはともかく、東京にパリよりもはるかに多くのミシュラン星付きレストランがある理由はこれで説明がつく。
- 私たちが茶色い紙袋から出したPBJ(※ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ)や、「学校給食」として通用している残飯を食べている間、日本人の子供たちは新鮮な材料で作った食事を食べていた。また給仕と片付けもする必要があり、お椀のお米は一粒残らず食べなければならない。食べ物は算数や国語に劣らず一つの教科だ。
- 子供たちが学校に昼食を持って行く場合、それは弁当だ。私の(日本人の)妻は、昼食にいつも必ず8皿(!)以上の、いずれもできたての料理を作る。子供たちがランチタイムの初めにまずすることは交換と味見で、これがさらにレパートリーを広げる。
- 日本の母親は弁当の見た目と独創性に関して激しい競争をする(ネット上に写真がたくさんあって、見ると自分が完全な怠け者みたいな気分になる)。これは味には影響しないが、子供たちは昼食を待ち遠しく思うようになり、また食べることが日本人の生活の中心にあるという傾向を強める。
- 素晴らしい食材を手に入れることができる。理由としては、そのために進んでお金を払う人がいることが大きい。
- 日本人は何でも ― マクドナルドでさえ、丁寧にやる傾向がある。神道や仏教を信じる日本には大罪もないが、もしあったら、その筆頭に来るのは怠惰だろう。
参考:
「主にアメリカ合衆国、カナダなどアングロアメリカの子供達の間で食べられるおやつ、あるいは軽食である。二枚の食パンのそれぞれの片面にピーナッツバターおよびジェリー(固形物を濾して取り除いたジャム)を塗り、それらの面を合わせてサンドイッチにして食べるのが一般的。」
ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ - Wikipedia
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外国人「神道に興味があるんだけど、日本人じゃなくても実践できる?」
■回答者4(インド)
私たちは米国に20年間住んでいた。日本にはよく旅行に行く。
この二ヶ国では、食べ物の概念そのものがまるで違う。米国では、できるだけ安い値段でできるだけたくさん食べるということ。一人前の量はたしかに多いけれど、食べ物の実際の品質と味は、低クオリティのドッグフードよりも悪い。
日本では、食べ物というのは栄養のある美味しい食事を満足できる量だけ食べることを意味している。米国でやるように、材料の品質の悪さを隠すために強い味付けをすることもない。
また日本では、大金を費やす必要もない。添加物のないすごく美味しい食べ物(食事)が、コンビニエンスストアで4~5ドル(※約440~550円)で買えた。米国ではこの値段であれだけのものは絶対に手に入らない。
米国に住んでいた頃、私と夫はたまに夕食に出かけることがあった。良いレストランだと二人分の食事で100ドル(約1万1,000円)以上かかることもあり、それでも満足はできなかったので、家でもっと料理をするようになった ― 料理するためにもっと高価で良質の食材を買って。
日本だと、何度行って外食しても、失望させられることはなかった。安いファーストフードタイプの日本のカレー屋でさえ、米国では何倍もの値段を払わなければならないような素晴らしいカレーを出す。
だから、食べ物の概念そのものが違う。
翻訳元:Quora
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