海外Q&Aサイトの「韓国の文化にもサムライってあるの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(アメリカ)
ない。

サムライと、彼らが従うべきとされる武士道は、日本人が作り出したものだ。日本は朝鮮を数十年間支配し、今も国内に朝鮮系のマイノリティがいるが、日本文化の伝統は朝鮮半島には少ししか伝播しなかった。



■回答者2(韓国系)
ない。もしあったとしても、その概念は第2次大戦後(占領時代以後)に一掃されてしまっていただろう。

上の回答に補足すると、朝鮮の戦士階級はある意味では存在していたが、サムライに似たものではなかったというのが私の理解だ。朝鮮の文化は日本より遥かに多くを中国から受け継いでいる。例えば伝統衣装や言語がそうだ(朝鮮語の半分以上は中国語から受け継いだものだ)。サムライに関して特に興味深いのは、文武両道が求められたという点だ。このやり方は、私が調べた限り朝鮮の軍隊でも中国の軍隊でも行われなかった。(私がアマチュア歴史家である点は了承願いたい。訂正は歓迎する。)

第2次大戦後の韓国では日本の文化的影響が排除された。サムライが日本にいなくなって久しいことを考えると、まして今の韓国にそれが存在する可能性はいよいよ低いだろう。



■回答者3
ないない :v

朝鮮王朝には両班はいたけど、これは儒学者の貴族で、民衆に圧政を敷いて宗主国である中国のご機嫌をとっていた。また朝鮮の経済を破壊した。馬もない、道路もない、橋もない、車輪もないというのは、原始社会でも現代社会でも、経済にとって健全なことじゃない。

例の女性大統領の父親が第2次大戦後に作ったプロパガンダは、新羅時代に花郎という戦士階級があったと主張していた。しかし実際にはこれは、小姓や愛人として仕えるために美しさだけで選ばれた少年たちだ(多くは王族の女性に仕えた。古代朝鮮の社会は女性が支配する場合があったようなので)。

近年、韓国映画はサウラビという朝鮮サムライの話を作っているけど、これは純粋なフィクションだ。海東剣道みたいなもの。テコンドーに関しては、植民地時代に朝鮮人が日本人から空手を教わって発明した空手の一流派だ。当時の日本人は彼らにスポーツや武術を教えるのは良いアイディアだと思ったんだね。ところが後になって、韓国のナショナリストたちが金とプロパガンダのために話をでっち上げたんだ。

その第一歩が、古代の朝鮮人にはチンピラみたいなものと思われていた花郎のイメージを変えることだった。

僕の記憶は余り確かじゃないので間違いはあるかもしれないが、かなり正確な筈だ。



■回答者4(ブルガリア)
もちろんある。サウラビ - Wikipedia(英語)



翻訳元:Quora



むしろ日本以外にもあるという発想が出てくるのが不思議。




韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏



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