海外Q&Aサイトの「日本旅行中、どこに行ったらヤクザに会える?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(アメリカ)
まず聞きたいのは、なんでそんな事したいの?

例えば銭湯で裸のヤクザを見つけたとするだろ。近付いて ― 英語で ― 「よう!」とか本当に言うつもりか?

相当変だぞ。

あるいは歌舞伎町にはヤクザが経営するバーが沢山あるから行ってもいい。ここではお目当ての相手は服を着てるから、会話を始めるには普通こっちの方が良い。君の申し出に対する回答として、彼らがドアをロックして数千ドルのお会計を払うまで外に出さないことで答えなければいいけど(これはよくあることだ)。

あるいは大きな新型のメルセデスを探してもいい。特に浅草界隈だ。「オヤブン」(ゴッドファーザー)がご機嫌とりの手下どもにタフガイっぷりを見せてやろうとして、君に目に物見せようなんて思い付きはしないさ。

言い換えるとだ、ヤクザは見せものじゃない。ニューヨークのステーキハウスでギャングに近づいて「元気かい?」とか言わないだろ? だったらなぜ日本でそれをやろうと思うんだ?



■回答者2(アメリカ)
日本は国立公園を手本にして観光客向けの看板を立てた方が良いのかもな。「ヤクザと仲良くしないでください。あちこちで見かけると思いますが、彼らに関わる理由はありません」。他の回答にもある通り、お祭りは良い場所で、神輿を担いでいるヤクザも多い。歓楽街のいかがわしいエリアをぶらついているヒラのヤクザや、店でコーヒーをすすっているスーツ姿の、ただし小指が異常に短い中級マネージャーも見かけるだろう。ビーチでは初心者向けの入れ墨を見せびらかしている若い衆も見かける。僕がよく会ったのは、黒の毛皮のコートを着て2頭のミニチュアダックスの散歩をしているヤクザだ。この犬が子供のお気に入りだったんでいつも会釈を交わしたけど、ランチを共にすることはなかった。君は君で自分の世界に留まって、彼らは彼らの世界に留めておくといい。中にはパーフェクトに親切な奴もいるかも知れないが、君と彼らではルールが違うし、彼らがプレイしているのは余り愉快じゃないゲームだ。



■回答者3(イギリス)
「会う」(meet)って言ってるのは「たまたま出くわす」(come across)の意味だよね。もし実際に会いたいなら、日本語が喋れなければごく短い会話をして終わりだろう。

他の人たちも言っているように、一番チャンスがあるのは歓楽街だろう。ヤクザの車は、(東京の中心部で言うと)赤坂の裏通り、歌舞伎町界隈、六本木のそこかしこといった所に、大抵は集団で停めてある(しばしば違法駐車だ ― 驚いたことに)。君が本気でヤクザに会いたいのなら、車を1台借りて彼らがいつも停めている場所を探し、自分の車を先に停めておくんだ。これで「会える」ことは請け合い。僕も、会おうとしたわけじゃないけど前にやったことがあって、興味深い出会いがあったけど、それはまた別の話だ。

追記:
リクエストがあったので「別の話」をしておこう。

もう何年も前のことだが、僕も今よりは若くて強情だった。ある晩、六本木で車を停めたくて(当時はそれほど切符を切られるリスクなしに路駐ができた)、黒いスーツにパーマの男が2人立っている空き駐車場を見つけた(車を縁石のところまで進めるタイプのやつ)。僕が車を入れて彼らはどかされた。すると彼らは、ボスのためにこの場所を「取っている」んだと言った。僕は、そんなことは出来ない ― 駐車場は車のものであって、人用じゃない ― と言って、車を置いて立ち去った。1時間ほどして戻ってみると、僕の車は全部のタイヤの空気が抜けて、ヤクザのボスの高級車が隣に停まっていて、さっきの男たちがにたにた笑いながら立っていた。

JAFに電話すると ― 驚いたことに ― やって来て、僕が待っている間にタイヤを直してくれた(何も聞かずに!)。修理がそろそろ終わるという頃に、僕は車の横に立って、ヤクザの車の側面を後ろ手に持ったキーでしっかりパネル2枚分引っ掻いた。それから速攻で立ち去ったよ!



■回答者4
日本語のWikipediaでヤクザの一家のページを見れば、本部の住所が載ってるぞ。これはジョークではない ― ヤクザは日本の文化における問題と見なされてはいないので、オープンに活動している。ヤクザに関する「犯罪」の話は全部西洋の発明で、日本人は嘲笑している。彼らはヤクザを犯罪者どころか、伝統的な日本文化の極めて栄誉ある重要なメンバーだと思っている。

東京にある稲川会の本部の住所は以下:
(※割愛します)

東京都港区の住吉会の本部はこちら:
(※割愛します)

Googleマップに以上の住所を貼り付ければ、これといった特徴もないオフィスビルが見られる。

他にもググれば沢山出てくる。



翻訳元:Quora



旅の思い出的な?




誰も書けなかったヤクザのタブー (鹿砦社ライブラリ-)



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