海外Q&Aサイトの「日本語はそのうち死語になるかな?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(カナダ)
以下は、2010年からのJLPT(日本語能力試験)の受験者数を示したPDFだ。

https://www.jlpt.jp/statistics/pdf/2015_1_8.pdf

見ての通り、毎年75万人近くが受験している。この数は毎年ほぼ変わらないので、日本語が死語になることを示唆するものは何もない。

もう一つ覚えておくべきなのは、日本は莫大な人口を抱えているということだ。1億2700万人というのはロシアやメキシコに匹敵し、米国の半分よりほんの少し少ない程度だ(そしてヨーロッパのどの国よりも多い)。確かに人口はやや減少しているが、それによって日本語が絶滅の危機に晒されることは一切ない。



■回答者2(フィンランド)
ある言語を1億人以上が第一言語または唯一の言語として話しており、かつその言語を唯一の公用語として使っている国がある場合、その言語は当分の間死滅する危険はない。これが日本語の場合だ。



■回答者3(ブラジル)
ならない。死語に近づいてすらいない。日本語は1億1000万人のネイティブスピーカーがいて、世界最大の経済大国の1つであり最も発展した国の1つの公用語だ。しかしそれでも納得するのに十分でないと言うなら、さらに2つの大きな理由を教えてあげよう:
  1. 日本人の自国の文化への愛着:日本人は、世界一ではないとしても有数の、自国の文化に愛着を持つ人々だ。それには言語も含まれる。彼らは日本語にすごい誇りを持っていて、どんな状況でも捨てることはないだろうし、それは立派なことだ。言語は恐らく文化の中でも最も強力な要素だから、彼らが日本語を捨てることはないだろう。
  2. 日本語は死滅しつつあるどころか、さらに広まっている。ここ西洋でどれだけの人々がマンガを読みアニメを見ていると思う? 僕はそういう人を沢山知っている。そして日本の文化への興味が高まった末に日本語を学びたいと思った、学びたがっている、あるいは現に学んでいる人も沢山知っている。
というわけで、日本語が死語になることは当分ない。



■回答者4(フィリピン)
ならないと思う。多くの「日本かぶれ」と自称「オタク」、そして海外にいる日本文化のファンが、日本語を生かし続ける。また、確かに日本の人口は減少しているが、それによって日本語が死滅することはないと思う。

重要な理由は日本人が一般に単一言語話者だということだ。日本で英語や他の外国語を十分に上手く話せる人は実際ごくわずかしかいない。もったいぶって鼻にかかったアクセントで話す人たちのことは言っていない。ここで言う「わずか」な人たちは、母国語の発音をまだ大いに残しているとは言え、正確な文法できちんとした英語を話すことができる。それ以外の人たちは、もちろん日本語だけを話している。



■回答者5(フィリピン)
もし日本の高齢化が進み続けるなら、ネイティブスピーカーはいなくなるかも知れない。しかし今も多くの人が日本語を外国語として使用しているから、もしそうなったとしたら非ネイティブスピーカーの間で生き残るだろう。



翻訳元:Quora



数千年後に世界のオタク共通語として生き残るのもまた一興・・・か?



増補 日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)



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