海外Q&Aサイトの「なぜ中国人の多くは英語の名前を使うのに、日本人はローマ字表記した日本名を使うの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(中国)
日本人の名前は外国人にとって発音しやすい。

中国人の名前はピンインを使うが、このローマ字化は多くの外国人にとって難しい。例えば僕の名前はローマ字化するとXitong Zouだ。外国人はこれをどう発音するか? 多くの人は僕を「Zee-tong」と呼ぶが、正しい発音は「shee-tong」だ。名字の発音は「Zo」だが、大抵の外国人は「Zoo」と発音する。なので僕は、多くの人に発音しやすいように縮めて「Tong」にしているが、しかし縮めるのが難しい名前の中国人は西洋名を使う。

大抵の日本人はタカハシとかマイとかヒトミといった名前で、これは外国人にとってすごく発音しやすいので、変える必要がない。

韓国の名前は寄せ集めだが、彼らも海外に行くと大抵は西洋名を使うと思う。「Sanghee」や「Minyoung」はほぼ読んだままなので発音しやすいが、「Hyemin」や「Sohyun」のような名前になると外国人には難しいだろう。

真の質問はこうだ:「なぜほぼ全ての外国人は、アジアに行くと新しい名前を作らずに現地の言葉で自分の名前を使うのか?」例えばアレックスという男が中国か韓国か日本に行くと、自分の名前をピンインバージョンや韓国語バージョンや日本語バージョンに変えるだけで、現地の名前を作る必要は全くない。そして、そうすることを期待する人もいない。

僕たちアジア人は西洋人のために名前を変えなければならないが、彼らは僕たちのために名前を変える必要がない。フェアだと思う?



■回答者2
エズラ・ヴォーゲルは有名な「ジャパン アズ ナンバーワン」の著者だが、小泉八雲(日本の法律により、この親日家は日本に帰化する時に日本名を採用しなければならなかった)みたいな日本名は一度も持ったことがない。しかしヴォーゲルは傅高义という中国名なら持っている。彼は70代になって初めて中国の研究を始めた。意味のある中国名を使うのは、本名を無意味な漢字の長い列に変えて中国語っぽくするよりずっと良い。

民間人だけでなく、米国の駐中国大使も中国名を使うことがある。例えば雷德(Clark T. Randt Jr)や洪博培(Jon Huntsman Jr)だ。彼らは民族的に中国人ではないし、中国生まれでもないが、自分で中国名を作って、これは米国政府に認められた。中国語以外の外国名を国際的に使っている米国の大使がいるだろうか?

もう1人、オーストラリアの前首相:陆克文(Kevin Rudd)

(ちなみに、西洋名を使う中国人も名字は変えない。また英語の文書では元の中国語のファーストネームをミドルネームとして使う中国人もいる。ところが外国人が中国名を使うという上記のケースでは、彼らは中国語で新しい名字まで選んでいる。)

なので、背後にある真の理由は象形文字の中国語と表音文字の言語の間の文化的な障壁だ。日本語は部分的には象形文字、部分的には表意文字なので、新しい名前を使う必要性がそれほど強くない。日本人の名前はそのまま中国でも使えるし、米国でも使える。



■回答者3
'80~'90年代までは、日本人も外国人と付き合う時には同じことをしていた。外国人が自分の名前を発音したり覚えたりできるとは思いもしなかったので、名前を聞かれると「チャーリー」とか「トム」とか言っていた。

日本人が他文化と交流することに慣れるにつれ、次第にこれをやめて、本名を言うようになった。

中国人も10~20年前からは確実に同じことをしている。仕事をしていて、ローマ字表記した本名を名乗らない中国人には会ったことがないからだ。

従って、中国人の「多く」は英語の名前を使うという君の観察は時代遅れだと思う。

中国のさまざまな面での興隆は、第2次大戦後の日本の興隆にそっくりで、従って中国人も外国人向けに自分の名前を変えるという(良くない)アイディアを次第に乗り越えるだろう。



翻訳元:Quora



日本人でも外国人が発音しにくい名前だとニックネームで呼ばれるみたいのはありますね。



新版 ジャパンアズナンバーワン