海外Q&Aサイトの「日本の文化ではナンパってどういうイメージ?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(アメリカ)
ナンパというのは、男が1人または集団で交通量の多い街角に立って、道行く女を品定めして引っ掛けようとすることだ。

どこの国の文化がこれを良いことだと考える?

男の方は、とにかく誰かと繋がりたいとだけ考えている。女から見ると、今月たぶん1,000人もの女の子にやったのと全く同じことを自分にしてくる変な男だ。ラブコメ調の音楽スタート、「ロマンチックだろ? ラブラブな雰囲気じゃん」。「ターゲット」は超高速で通り過ぎて行って3~5秒ぐらいしかないんだから、これは例えば食料品店とか表で誰かと会話を始めようとする西洋の習慣とはずいぶん異なったものだ。1時間に1,000人の女性が通る場所を自分から歩いているんだから、偶然の出会いでもない。

こういう男は大抵、低学歴の若い男で、「ナンパ服」を着て見るからに飾り立てているか(大阪の道頓堀橋や心斎橋では実際に紫のサテンのスーツを着ていたりする)、あるいは昼の仕事がないらしいことを示す服を着ている。彼らは普通、1人で歩いている女の子や挑発的な服の子、時には年の行った寂しそうに見える女性を狙う。

なので私はこれが、悪い、底辺の、あるいは迷惑な行為と考えられているというのに同意する。他の国と比べて日本でこれが一般的なのは、飲みの場面が違うということが大きい。西洋以外では通常、バーは知らない人や異性と出会う場所とは考えられていない。



■回答者2(シンガポール)
日本には毎年旅行してて日本語も少し話せる。渋谷、心斎橋、あと福岡の天神で何度かナンパされたことがある。される側の(非日本人の)女性としては、これは結局男のアプローチに尽きる。渋谷でたった2分話しただけで「君のホテルの部屋で一緒に寝ようよ」と言ってきた男には肩をすくめて無視したし、心斎橋で飲みに誘ってきた男はなれなれしく触ってこようとした。こういうのは明らかに不快な感じで、どっちもお断りしたわ。

でも一度、ナンパしてきた男と出かけたことはある。彼は結構しつこくて、かなりの距離を追いかけてきたんだけど、乱暴なことはしなかった。ほとんど子犬みたいな目をしてて、たどたどしい英語で「僕は君の男友達になりたい!」って言ってたわ。しばらく話して、やがて夕食に行った。お好み焼き屋に連れてってくれたんだけど、私たちは合わないカップルだった。それぞれがたどたどしい英語と日本語で話して、紙ナプキンに絵や英語/日本語の単語を書き散らした。ナンパに遭った時はいつもこの瞬間のことを懐かしく思い出すんでしょうね。

つまるところ、自分の直感を信じて、不愉快になるようなことは何もしないこと! 私は一人で旅行していて地元の人と話すのは好きだけど、キーとなるのは当然、常識を働かせることよ。



■回答者3
他の回答で、駅近くでうろうろして女の子に話しかけようとする男たちのことを言ってるけど、あれは大抵「モデルスカウト」だと思う。モデルになる(あるいはソフトポルノに出るとか、その手のいかがわしい行為をする)女の子を見つけるために雇われてるんだ。そういう連中は渋谷や新宿といった都市部ではごく簡単に見つかる。日本人は礼儀正しいから普通はちょっと話しかけるだけなので、他の国でやるよりも多くの人に声をかける可能性が高い。実際、ターゲットは女の子だけではない。可愛い子供や、中には男(特に外国人の)も探しているモデルスカウトもいる。僕も雑誌のモデルに外国人(成人の!)を探している男に声をかけられたことがある。僕は急いでたんだけど、彼は名刺を渡して興味があれば会社に連絡してくれって言ってたよ。



■回答者4(匿名)
異性にアプローチする行為は全てナンパだと考えている。始めるのが男か女かは関係ない。既に出ている回答は男の方をすごくネガティブに捉えようとしている。しかし女が男の見た目に惹かれ、男が知性に惹かれるのは、生物学や進化によってそうなっているんじゃないか? 僕は路上でアプローチしたことはないが、社交的な行事で人がやっているのは当然ナンパだろ? 僕はいつも、どちらかと言えばまともな交流方法で女性のハートをゲットしようとしてきた。詩とか、上流社会でやるゲームとか、手紙を書くとか、ビジネスのアイディアを交換するとか、野外イベントに招待するとかね。もっとも生まれてこの方、ターゲットを射落としたことはないんだが。



翻訳元:Quora



バーで「あちらのお客様からです」ってやつも要はナンパなんですよね。



究極の男磨き道 ナンパ



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