海外Q&Aサイトの「軍国主義的で保守的な日本と、西洋化したリベラルなアニメ生産国の日本に分割できないものか?」という質問から、回答をご紹介。


b84e9a0a1b4545353b64b9f0b9be23d6_s

■回答者1(アメリカ)
文化の境目は白か黒かではないし、あったとしても地理的な境目ではない。

日本に来る前は、アニメというのは多くのアメリカ人がちょっと過剰に執着しているもの程度の認識で、よく知らなかった。今も見ないけど、京都の美術館に行った時、日本のアニメ式の描画が何百年も遡るものだということを知った。僕が見た絵の多くには動物や侍が描かれていた。あと、アニメの本を持った航空自衛隊員にも会ったことがある。だから、アニメはリベラルな戦後日本の産物というわけではない。

リベラルと保守となると・・・どちらの国にもあるものだ。21世紀の日本は軍事力を再拡張すると思うし、中国に対する自国とアジアの安全保障一般にとって、それが結局は最善のことだろう。その前に日本は中国に謝罪し、朝鮮、中国、そして残りのアジアにおける第2次大戦中の戦争犯罪について学校で教え始める必要がある。なぜなら彼らの罪はどの点から見てもホロコーストと同じくらい邪悪で、ドイツ人は今日その悪について確実に教わっているし、教えてもいるからだ。

関連記事:
中国人「日本が謝罪しないのは超人思想を信奉しているから」
外国人「慰安婦に公式に謝罪して補償することが、日本政府にとってはなぜそんなに難しいのか?」



■回答者2(アメリカ)
簡単だ。第一に、単に人はそんなふうに分割されるのを好まないし、第二に「保守」側は数はどの道それほど多くないだろうが、ただ影響力は強いからリベラル側を占領/併合して、振り出しに戻るだろう。世の中はそんなふうに動いちゃいないんだ。その理屈で行くなら、米国を政党の境目で地理的に分割することを提案してみたら? 家族は散り散りになるだろうし、「リベラル」のアメリカは残った保守全員に苛烈な虐殺を演じたら自らの理想によって存続できなくなるからだ。日本についても同じことだ。何にせよ、イデオロギーは上手くバランスをとるのが良い。日本の社会には、儒教的な理想と効率性に基づく文化的連続性という暖かい毛布の下で、政治的な異質性が見事に混交している。これをかき混ぜたいと思うような奴が一体どこにいる? あるいは他の回答者が言っているように「今のままの私たちを愛してくれるか、さもなければ近寄らないで」。あ、ちなみにこの原則は普遍的に適用できるね。



■回答者3
第一に、日本は第2次大戦期の日本ではない。天皇は大いに尊ばれているが、もはや神として崇拝されてはいない。

第二に、どんな国にも複数の政党があり複数のイデオロギーがある。そして世界の誰もが自分の信念と意見を持っている。国をリベラルと保守に分割するのは、さらなる問題を作り出すだけだろう。何も解決しないまま内戦に繋がる。

もう一歩進めて言うと、会社の中で部署同士がお互いに喉を引き裂こうとしているからといって、会社を分割するべきだという事にはならない。同じことが、学校や職場で君が上手くやっていけない人間についても言える。

リベラルな日本人も保守的な日本人も、依然として根本的に日本人だ。そして彼らの好みや利害が一致していないなんて誰にも言えはしないだろう。分かっている以上に共通点が多くて、ただ幾つかのことに関しては合意しなくて、でもそのために憎み合ってはいないのかも知れない。

分割されるというのは何も片付かないということだ。協力すること、そして物事を個人的に取らないことだけが役に立つ。



翻訳元:Quora



この発想が出てくる時点でアメリカの分断の根深さが伺える・・・




フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書)



スポンサーリンク