海外Q&Aサイトの「731部隊はナチスの絶滅収容所より悪かったと言えるだろうか?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1
残念ながらノーだ。731部隊については、野蛮で残酷な殺人が約3,000件と見積もられている。ナチスの死の収容所にはもっと大きな「特別区画」があり、ユダヤ人、ジプシー、ロシア兵といった囚人が同様の野蛮な残虐行為を受けた。例えばゆっくり凍死させられる、血を抜かれて死ぬ、麻酔なしで手術や切断術を受ける、ペスト(およびその他の致死性の病気)のウィルス(※原文ママ)を接種されて「患者」が死ぬまで病期の進行を観察する等。もっと奇妙な、しかし被害者にとっては同じぐらい壊滅的な「実験」もあった(メンゲレは被害者の瞳の色を変えることを試みた)。

参考:
「当初の実験は身体を比較するだけであったが徐々にエスカレートしていき、子供の目の中へ化学薬品を注入して瞳の色を変更する実験や、人体の様々な切断、肢体や性器の転換およびその他の残忍な外科手術が行われた。」
ヨーゼフ・メンゲレ - Wikipedia

こうした犯罪を女性や子供に大して犯すのは捕虜に対して犯すより悪いとか、数が多い(最大100万人)方が悪い、赤ん坊を燃え盛る火の中に投げ込むのは3,000人を責め苛んで殺すより悪いといった考え方はあるだろうが、残念ながら、最大限言えたとして「恐らく同じぐらい悪かった」までだ。



■回答者2
イエス。ナチスの死の収容所の主たる目的が、奴隷の仕事のない余剰の人々を絶滅させることだったのに対し、731部隊には遥かに邪悪な目的があった・・・中国人の捕虜を人間モルモットとして使って、効果的な殺傷の手段を決めることだ。彼らは人間がどれだけ速く死ぬかよりも、どれだけ長く生きるかの方に関心があった。日本の兵士と科学者たちは、中国語を全く話せない、そのため命乞いを聞いても理解できないという理由で選抜された。彼らは捕虜を「丸太」とか「棒」と呼び、また医者たちが「楽にしてやれる」ように、頭髪を剃って病気に見えるようにした。彼らは、捕虜をどれだけ長く氷漬け(手足のみ)にして蘇生させられるか、どれだけ速いまたゆっくりとした気圧降下があっても死なないか(身体が破裂しなかったとしてもぞっとする)、どれだけ長く火炙りにされても動けるか、等の調査に従事した。この日本人医師たちは戦争犯罪で起訴されたが(この時日本は、国連への加盟を求められなかったのだから彼らにジュネーブ条約は適用されないと主張した)、人をゆっくり殺す方法についてのデータと引き換えに米国で免責された。ブルブル。



■回答者3(中国)
中国人の立場からすると、731部隊がナチスの死の収容所より悪いのは、人体実験を指揮し実行した戦犯たちが戦後たやすく裁判を逃れて、世界でも卓越した高名な科学者/研究家/医師になったこと。

西洋では、ナチスの死の収容所は罪であり人道に対する恐るべき犯罪の象徴と見なされているようだけど、その一方で731部隊は人類の科学と技術の改善のための必要な犠牲と見なされているように見える。731部隊に関する西洋の大衆の無知と無関心を見る度に、戦争から数十年が経った今でも、中国人の命の価値は西洋人のそれに比べてまだずっと軽いのだということを思い知らされる。



■回答者4(オーストラリア)
言うことはできるわよ。けど間違ってる。

この2つの不正な行為はどちらも恐ろしくて非人道的なものだけど、比較はできない。どちらかの方が悪かったと言うことは、もう一方のほうの犠牲者を辱めることになる。



■回答者5(ニュージーランド)
731部隊はもともと、施設に監禁した捕虜を対象に生物兵器と化学兵器の実験をするために設立されたもので、誰の話を聞いてもその実験は強制収容所の医師たちがやったことの多くよりもずっと悪かった。

ナチスの絶滅収容所(強制収容所と混同しないように)では、施設の主要目的はできる限り多くの人間を迅速かつ効率的に絶滅させることだった。



翻訳元:Quora



ユダヤ人の団体が黙ってなさそう。



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