海外Q&Aサイトの「なぜ日本人は第2次大戦中、中国人に対してあんなに残酷だったの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(シンガポール)
確かにそうだったけど、中国相手に限ったことじゃない。

日本には歴史的に、非常に外国人嫌いで人種差別的な文化がある。一度敵が生きるにも値しない人間以下の存在だと思い込んだら、人は頭がおかしくなる。

ドイツと日本の残虐行為には興味深いコントラストがあって、ドイツのは日本と比べるとずっと隠れたものだった。ホロコーストは誰にも広く知られているという印象を受けるけど、ドイツ人は自国民に、望ましくない人々をドイツ人と分離して生きるように新たに獲得した東方の領土に移送しているのだと苦労して伝えていた。

一方日本人は、残虐行為をほとんど隠さなかった。部隊がこぞって捕虜の斬首コンテストをした。女子供を高い建物に駆り集めると火をつけて、絶望して屋根から飛び降りるのを眺めた。新聞はよくこういった出来事を報道し、帰国すると誉め讃えた。

ドイツ人の邪悪さを軽視するつもりはさらさらないけど、しかし日本人は公平に扱われていない ― 彼らはドイツ人と同じかそれ以上に邪悪だと思うけど、そんなことはほぼ聞いたことがないだろう。ホロコーストについては人生で100,000回聞かされただろうけど。

更に、少なくともドイツ人は自分たちのやったことを心底恥じて申し訳ないと思っているのに対し、日本の公式の政策は危険なぐらいホロコースト否定論に近い。



■回答者2
日本人は中国人、朝鮮人、オーストラリア人、イギリス人、アメリカ人、その他に対しても残酷だった。降伏したら名誉を失い見下された。訓練も厳しかったんだろう。



■回答者3(アメリカ)
みんな(私も含めて)第2次大戦中の日本人の蛮行を叩くけど、大英帝国もインド人に対して残忍で、彼らを餓死に追い込んだ。ボーア人に対してもそうだ。米比戦争の時のアメリカ人も残忍だったし、オランダ人も冷酷だった。植民地支配という罪を犯した西洋の列強は、どの国も支配という蛮行の罪を犯した。日本はハードルを上げただけだ。



翻訳元:Quora



西洋人に言われるとどうも釈然としない・・・



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日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ (平凡社ライブラリー)



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