海外Q&Aサイトの「ホノルルにいた時、日本人専用のバスを見かけた。日本人以外の乗客は乗るのを拒否されるんだ。これって合法なの?」という質問から、回答をご紹介。


193434

■回答者1(アメリカ)
そのバスって色とりどりのクジラみたいじゃなかったか? あるいは昔の路面電車みたいじゃ? 賭けてもいい。君が乗ろうとしたのは、JTBかレアレアのシャトルバスだ。こういうバスは旅行会社が運営してて、乗るには乗車券が必要だ。なければ乗れない。

参考:
JTBの`OLI`OLIウォーカー・トロリー販売|JTB
レアレアトロリー | Lea Lea WEB-ハワイ・レアレアウェブ

こういうバスを運営している旅行会社は、普通、日本人を相手にビジネスをしている。要するに日本の会社だからな。アラモアナやロイヤル・ハワイアン・センターに事務所がある。そこに行ってツアーの申し込みをすれば、バスにも乗れる。日本人じゃないからといって追い払ったりはしないだろうが、ただ他は全員日本人だろうから、君はツアーに参加してもイマイチかも知れない。


↑コメント1(アメリカ)
最近、父さんが南西部を回るバスツアーを見つけて申し込んで、両親は張り切ってた。バスの乗り場まで僕が車で連れてって初めて気づいたんだけど、中国人向けのツアーだったんだ! お陰で僕の年取ったイラン人の両親は、1週間ものバケーションを中国人のバスツアーで過ごすことになった! 引率の人は英語を話そうと出来る限りのことをしたって。


↑回答者1
ヤバいなそれ。



■回答者2
前にハワイで見たけど、まず、あれは公共のバスではない。オアフ・トランジット・サービシズ社は"TheBus"を運営してるけど、あのバスは所有も運営もしていない。

参考:
「TheBus(ザ・バス)は、オアフ・トランジット・サービシズ(Oʻahu Transit Services, Inc.)社が運営するアメリカ合衆国ハワイ州、ホノルル市の公営バス。」
TheBus - Wikipedia

シンボルマークと窓に貼ってあるシールをよく見れば、JTB(日本交通公社)と提携していることを示すステッカーが目に入っただろう。日本からハワイへのパッケージツアーをターゲットにして売っている。日本語を話す観光客にツアーと旅行の手配を提供しているんだ。

JTBは民間の企業で、客はそのサービスにお金を払っているんだから、そのバスはプライベートでチャーターした乗り物と何も変わらない。従って、君はそのバスをチャーターしていなんだから、君が乗るのを拒否するのは完全に合法だ。乗り物のチャーター料金を払っていなければ、どこであろうと、言語が何だろうと同じことになる。


↑コメント2(アメリカ)
厳密に言うと、あのバスはジャパニーズ・オンリーではない(ツアーガイドにはそう言っている人もいたと思うが)。実際には、ツアー集団オンリーだ。

私(白人)は何年か前、妻(日本人)と一緒にハワイ旅行のツアーに参加した時に、そういう集団の一員に加わったことがある。バスの中で日本人でないのは私だけだったので、実際あれは面白い経験だった。



■回答者3(オーストラリア)
もちろん合法だ。

十分考えて判断するほどの背景の情報を君は提示していないが、この「人種差別的な非合法のバス」は、恐らく日本人のツアー集団が、単にA地点からB地点に顧客を運ぶという目的でチャーターしたものだろう。

君は結婚式場行きにチャーターしたバスにも乗ろうとしないんだよな?



翻訳元:Quora



フルボッコでした。



関連記事:
外国人「レイシズムガーって日本で騒いでるガイジン、何なのあれ?」
外国人「日本人は知らないだけ。日本には隠れたレイシズムがある」
アメリカ人「俺らがいつもレイシズムについて議論してるのを見て、単一人種の日本人はどう思ってるの?」




ホノルル本2019 (エイムック 3996)



スポンサーリンク