海外Q&Aサイトの「どこかで聞いたんだけど、大昔、中国人が日本列島を『発見』して住み着いたって本当? 今の日本人の先祖は古代中国から来たの?」という質問から、回答をご紹介。


■回答者1
中国人が日本に住み着いたという想定は、中国の始皇帝が不老不死の霊薬を求めて送り出した方士、徐福の物語に基づいている。

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[日本の画家・国芳作の19世紀の絵画。始皇帝が紀元前219年頃に派遣した大遠征の船を描いたもの]

この物語は『史記』のような二次史料に記されている。

東方への最初の航海は前219年、二度目は前210年だったが、徐福はこの旅から戻らなかった。何も手に入れずに戻ったら処刑されただろう。徐福が自分の国の王になったという推測もあり、話の結末としてはずっと納得できる。

徐福伝説の中で最も普及しているバージョンによると、彼は数千の少年少女に100人の労働者、そして種と農具を携えて日本に辿り着いたことになっている。この航海で実は北アメリカにまで行ったのだと主張する人もいる。

湖南省文物考古研究所の考古学者・張春龍は、湖南省の古代の井戸から近年発掘された竹簡に記された文字を調査している。こうした貴重な文書は、皇帝による不老不死の霊薬の探求を証明する一次史料を提供するものだ。

発掘された竹簡が秦朝を「再生」する(英語)
2,000年前の文書が始皇帝の不死の探求を明らかにする | Smart News | Smithsonian(英語)
秦の始皇帝#生命の霊薬 - Wikipedia(英語)
徐福 - Wikipedia(英語)



■回答者2(アメリカ)
考古学的な証拠によると、今の日本・韓国・中国およびその他の国の間では、国として存在するずっと前からかなりの人の移動が行われていた。

福岡市博物館はこの点、特に優れている。大量の物品が展示され、非常に明快な解説が添えられている。2日前に行ったが、強い感銘を受けた。

福岡市博物館

「古代中国」と繋がりがあることを証明する信頼できる家系の記録を持つ日本人が現代にいるとは考えにくいが、数百年前に繋がりがあったと文書で証明できる人はいる。

ラジオ・パーソナリティの永六輔が2016年に亡くなった時、その訃報では彼が中国の仏教僧が招いた家系の17代目だということが触れられていた。

永六輔の父親の職業はお寺の住職 無名に徹する一級の市井人



翻訳元:Quora



徐福伝説を真に受けている回答はちらほら見かけます。



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