海外Q&Aサイトの「日本で観光客がやってみるべきこと、知っておくべきことを教えて」という質問から、回答をご紹介。


dea4eab3e627de19579bc46ea1749b7d_s

■回答者1(アメリカ)
良い回答ばかり出てるな。

計画は立て過ぎずに歩き回る。荷物は自分で運ばず宅急便を使う。真夏の都市部は避ける。計画より多めに現金を持って行く(良くなってきているとは言え、日本は大抵の先進国よりもカードが使えない)。

参加できるイベントがないかネットで調べて(コンサート、祭り、音楽、アート、スポーツ・・・何でも自分が興味のあるもの)、見てるだけじゃなくて参加するとどんな感じかを掴む。日本は英語版のサイトがあまり得意ではないが、多少時間はかかるにしてもGoogle翻訳で分かるだろう。

付け加えると、初めて1週間以上日本に行く人は東京(世界最大の都市の一つだ)、京都(皆が言うとおり素晴らしい)、それと辺鄙な場所に行くといい(日本は60%が自然なので、都市にばかりいては日本の本質を見逃すことになる)。

日本は地球上で最も安全な国の一つだ。公共交通機関は清潔で、時間ぴったりに運行している。ドライバーは親切で、ルールを守る。人々は礼儀正しく友好的だ。何を食べても美味い。すべてが君の素晴らしい経験のために仕組まれている・・・起こるがままにさせておけばいい。

焦ることはない。どうせまた行くことになるんだ。



■回答者2(デンマーク)
軽く、スマートに、楽に旅するんだ。

良いバックパックが1つあれば十分だ。理由? フォーマルな服も要らない、コートも要らない(冬だったらUNIQLOに行って、超軽量のダウンジャケットを買えばいい)、本はKindleかiPadで持って行く。それからガチの写真家でなければ、NikonやCanonの一眼レフは置いてけ。日本に着く前に上達してなければ、GoProとMavicAirのドローンも置いてけ。シンプルに徹しろ。旅を愛するんだ、輸送じゃない。

日本のディスカウントストアではほとんど何だって見つかる。電子機器だけじゃない、服もある。靴? 75%の時間は頑丈なハイキングシューズ、あとは安物のビーサンだ。

しかし「軽く、スマートに、楽に旅する」ためのアドバイスは、君の心構えの問題でもある。そう、私たちは日本で見つかるものを片っ端からデジタルで調べて一夜漬けして、今まで読んだミームやお決まりのものを見ようと心は期待に震えている。みんな行きたがるのは「すきやばし次郎」で、銀閣寺で、築地のマグロの競りだ。地獄谷で温泉に浸かる猿、白川郷の茅葺きの屋根、直島の「アートの島」だ。でも草間彌生のサイケデリックな水玉のかぼちゃは、ちょっと・・・言い古されてると思わないか?

main-qimg-396690c6b40fab2b36dc391237aef20a

私のアドバイス:落ち着け、リラックスしろ、心が吸い込むのに任せろ、ほんの少し ― あるいは沢山の、計画されていないアクティビティから無意識が結論を引き出すに任せろ。日本じゅうほぼどこへ行こうが、2~3時間の「目当てのない」、ただし無意識にとっては滋養に富んだ「散歩」ができるだろう。店を覗いて出て、銀行や郵便局、スーパー、さらには病院のロビーにまで入ってみるんだ。自国と同じところ、違うところを吸収しろ。適切な場合にはその辺の人に話しかけて、たとえ言葉の問題があっても会話が流れるに任せるんだ。

多くの観光客の目つきとボディランゲージに見られる切羽詰まった感じ、スケジュールにしがみつく必要性、計画済みのアクティビティでその日を埋め尽くす必要性には、いつも驚かされる。正直そんな有名な場所は、アキバも浅草橋も渋谷も、ほぼ全てが宣伝過剰だ ― もっと混んでいないところを選んで、裏通りを試してみて、ぶらぶら歩き回って、自分の思考と想像力もぶらぶらさせるんだ。

運良くアニメ映画監督・宮崎駿の吉祥寺にある小さな美術館のチケットが手に入ったら、中央線か井の頭線で吉祥寺まで行って、たっぷり時間をかけて歩き回って、小さな店が群がるハーモニカ横丁を試してみよう。それから公園の中を通ってジブリ美術館に実際に着く(美術館の方は期待していたほどではないかも知れない)。やりたいのは、宮崎が捉え、アニメの中にその精髄を込めた日本の子供時代の本質的な部分を吸収することだ。美術館はアニメの技法と視覚的なストーリーテリングを学ぶ人にとっては役に立つ。でなきゃ、行ったことを自慢するためだけに行く場所だ。

しかし本来の物語と話術、子供時代の夢のような現実は、空中に、木々と遊び場の中にある。空中にぼんやりした子鬼がいっぱいいることはもう分かるだろう、宮崎が見せてくれたのだから ― 私たちに必要なのは、それを見る目だけだ。

だから、日本を子供本来の好奇心で見詰めるんだ。トリップアドバイザーやMonocle(※英国の総合月刊誌)に載ってる、キュレーションされたヒップスターのトップ10絶対やることリストじゃなくて。デジタルにとっ散らかった現代人の心で、私たちは何でも真面目に取りすぎだ。



■回答者3
上の回答が好きだが、他には:

季節に合った服を持って行くこと。これは大事。夏の湿度は死ねる。

通りをただぶらぶらするのを忘れないこと ― 昼は原宿・表参道・渋谷、夜は日比谷・銀座エリア(東京なら)。

京都でも自由な散策をする。日本の魅力の一部はちょっとしたものの中にある。観光客向けの分かりやすい「必見」のものだけではない。

東京に戻ったら、江戸東京博物館は見る価値があると思う ― 江戸がいかにして19世紀以前では世界最大の都市(多分ローマとアレクサンドリア以外では)に発展して行ったかの実感が得られる。展示とレイアウトが良い。

いくつかの地点を「ハブ」にして旅行をグループ化してみると良い。長距離を旅するのに時間をかけすぎずに済む(もちろん日本に何日いるかによるが)。分かりやすいハブ地点は東京と京都だ。

食べ物:言うまでもないが、寿司、ラーメン、焼き鳥等を食べてみる。様々な日本酒を勧めてくれる良いバーを見つける(注意:日本酒に特化したところはそう多くない)。



■回答者4
一つ知っておくべき大事なことがある:探している場所がある場合、番地の振り方が全く違う。日本の住所ってどうなってるの? - Quora(英語)を参照。

また君が英語で尋ねた場合、大抵の日本人は何を言っているか理解できないが、質問を紙に書けば理解できるかもしれない(あるいは毎回Google翻訳を使ってもいい)。

テンポラリのSIMカードは手に入らないだろうし、電話のレンタルは法外に高い ― 空港でレンタルする時には、どんな用途が含まれているか気をつけた方が良い。電話をかけるのとSMSの受信しかできないと思う。私は電話は電話だと思ってネットで地図とかを調べるのに使っていたら、2週間で請求が400ドル(※約4万5000円)になった!



翻訳元:Quora



やけに渋い回答が集まっていました。



関連記事:
外国人「デブなんだけど日本に旅行に行っても大丈夫かな?」
外国人「車椅子なんだけど日本に旅行に行っても大丈夫かな?」




最新改訂版 バックパッカーズ読本



スポンサーリンク