海外Q&Aサイトの「日本に住んでいる外国人(特に西洋人)に敵意を抱く日本人がいるのはなぜだと思う?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(アメリカ)
興味深い質問だ。型通りの回答は「日本人はレイシストだから」だが、この手の回答の多くがそうであるように、これはもっと微妙な真実を隠してしまう。

日本の社会はよく調整されバランスのとれた、注油された機械のようなものだ。2,000年以上にわたって発展してきて、その間多くは比較的孤立していた結果、日本人の民族的アイデンティティに基礎を置くようになった。このアイデンティティは、世界の他の民族のアイデンティティと同じぐらい強い。

日本人であるということは、日本語を話すということだ。単にこのきわめて難解な言語を話すというだけでなく、数知れない方言の一つを話すということだ。また日本語は地位を表す手がかりに満ち満ちている。敬語は聞き手に対する話者の地位を伝えるとともに、話者が聞き手の社会的地位を知っているということも伝える。このため郵便屋は、相手が他の郵便屋なのか、環境の良い地区の主婦なのか、それとも銭湯の店主なのかで違った話し方をする。男性と女性も話し方が違う。

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男性とは違う話し方をする

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日本人であるということが、社会的地位と年齢と性別によってどのような服装をするかを決定する。食べるものも、食べる時間も、食べ方も決定する。これは何も特別なことではない:例えば正統派のユダヤ人とムスリムの多くは、これと同じことをする社会的・宗教的な規則に従っている。

19世紀まで、職業と社会的地位は生まれによって決まった。父親が農民なら、君は農民だ。父親が商人なら、君は商人だ。階級間での社会的移動はなかった。多くの人にとって違法でありまた考えられないことだったからだ。

日本の社会は今日でも、外国人にとってはほぼ入り込めないものだが、その中で育った者にとってはすべてが明白で予測可能だ。何が期待されているかは分かっている。驚くようなことはほとんどない。全員が予想どおりに、うまくやっている。もちろん少数の変わり者はいる ― いわゆる「出る杭」だ ― が、社会には彼らに対処する方法もある。イジメは社会の外部で起きる現象ではなく、変わり者を社会に同化させるか、同化できなければ追い出して仲間はずれにして、時には自殺するようにするという、システムに織り込まれたものだ。

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外国人はこのよく調整されバランスのとれた、注油された機械の中に、160年前に姿を現し始めた ― 日本の歴史全体を1年とするなら、つい先月のことだ。

外国人はこの機械の中の砂粒のようなものだ。彼らは予測できない。こなれない日本語で、あるいは悪くすると英語で、円滑な社会的交流を混乱させる。日本の風習を理解せず、既存の社会階層に適合せず、匂いさえ日本人とは違う。異なる信仰と期待を抱いていて、これはどちらも日本人にとっては完全に不透明で、実に相容れないものだ。

外国人に日本から出て行ってもらいたいと思う日本人がいる理由が、そろそろ分かってきただろうか?

ゆっくりとではあるが日本の社会は変化し、徐々に外国人を受け入れるようになってきている。例えば多少は予測可能な外国人との交流をするという一定の期待を抱いて、英語教師という役割が社会の中に組み込まれるようになってきている。とはいえ依然としてカキの殻の中の砂のようなもので、日本の社会は外国人の周りに幾重もの制限を設けて、社会をあまり混乱させないようにしている。

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私は日本人が抱く敵意を正当化するつもりはない。単に説明しているだけだ。日本に5年間住んでいてあの敵意は直接経験したが、傷ついたし、実に苛立たしかった。しかし日本を去って歳もとってみると、あれが当時よりもよく分かるようになった。私に分かるのは、日本人を「レイシスト」と言って糾弾するのは間違いで、私の尊敬する国と国民を理解する役には立たないということだ。


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↑回答者2
そのとおりだと思うが、しかしあなたが説明していることは、古い国ならどこにでも当てはまる。フランスの都市で地元民として受け入れられようとしてみるといい。たとえ生まれたのがそこから50マイル離れた場所だったとしても、そんなことは起こらない。

日本はこの点で特別ではない。移民が元になった国でなければ、どこでも同じだ。


↑コメント1(オランダ)
ヨーロッパのどの国についても同じことが言えるが、しかしそれを言うと「レイシスト」だ。


↑コメント2
古代から? 1945年を見てみろ。今の私たちが知っている日本は、第2次大戦での徹底的な恥と破壊、占領による徹底的な恥と屈辱、そして国家の再建(10年ほどかけてよろよろとスタートを切ったが、それから効き目が現れた)への反応として発展してきたものだ。日本はまるで安全保障、エネルギー、外交政策に対するアメリカの支配を振り払ったことがないようで、しかしそんなことは一切無視するかのように今もその状態が続いている。



■回答者2
日本は他の国と同じような国で、日本人は普通の人間だ。

繰り返す:日本は他の国と同じような国で、日本人は普通の人間だ。

日本に来た、あるいは住んでいる外国人は、これを簡単に忘れて、日本はまったく奇妙で他と違った国だと考える。日本人自身も、自分たちがどれだけ他の国と違っているかを大いに強調する。彼らの話を聞いていると、地球という惑星があって、それとは別に日本があるかのようだ。

例えば、日本でよくあることとして、日本人は外国人が食べたがらないものを見つけようとする。時には誰も実際には食べないおぞましい食べ物だったりもする。そうすると日本人は決まってこう言う。「ああ、これが好きになれるのは日本人だけだね」。まるで日本人だけがパスできるリトマス試験でも存在しているかのように。

この手の話はいくらでもあって、彼らは本当にこう信じている:日本語は非常に難しい(実はそんなことはない)。日本の食べ物は非常に他と異なっていて特別だ(実は他の文化と同程度)。などなど。

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日本人は、他のすべての社会と同じように、社会的な規則に縛られた社会に住んでいる、普通の人間だというのが真実だ。

驚きだ! 表面的な礼儀正しさ(そんなものはどの社会にもある)の下には、偏屈者、レイシスト、しみったれ、最低男、女嫌いと並んで、親切で、思いやりがあり、気前が良く、心の広い人々がいるのだ。言い換えれば、人間が。

日本より礼儀正しくない国と比べれば、日本ではレイシズムや外国人嫌悪に出くわしにくい可能性もあるが、しかし他のあらゆる国と同じく、日本にも存在はする。

日本は他の国と同じような国で、日本人は普通の人間だ。



翻訳元:Quora



そんな敵意を感じるんでしょうか・・・



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