海外Q&Aサイトの「日本人は今でも髭が嫌いなの？」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1（アメリカ）
そうだな。日本人の女性の中には髭を生やした男性に惹かれる人もいるが、社会が髭に対して持っている見方は、全体として否定的だ。
髭は単にその人が怠け者だとか汚いといった印ではなく、野蛮人の印だ。
日本で野蛮人とは、すなわち非日本人（汚くて毛むくじゃらのアイヌ、白人、アフリカ人、ラテンアメリカ人等）だということを忘れないように。
大抵の企業は髭どころかセミロングヘアも許していなくて、もし髭を生やしたりセミロングにしたらクビになるだろう。
仕事におけるこの状況を考慮するなら、もう一つ別の側面が見えてくる。日本ではほぼすべての仕事が髭を伸ばすことを禁じている。ということは、彼らは髭のある人が歩いているのを見ると、観光客か無職の無精者と見なす。
たしかに無職の人の中には髭のある人もいるが・・・きれいに整えられた髭と、ホームレスの男性の伸び放題の髭には明確な違いがあるのだが、しかし日本人と中国人（私は中国に住んで、彼らもやっぱり髭が好きではないと分かった）には、その違いが分からないようだ。
大抵の東アジア人は、テストテトロン（※男性ホルモン）が少ないので髭を好まないのだと思う。どれぐらい少ないかというと男性の大半はふさふさとした髭を生やせないほどで、だから女性は髭を生やすことのできる外国人の男性を見ることに慣れていない。
日本にはもう何年も住んでいるが、無精髭を剃る時間がないまま出かけると、決まって日本人が奇妙な偽の咳をするのに気づく。
日本についてあまり知らない外国人に、私はよくこういう微妙なことについて教える。
例えばじっと見つめたり、近づきすぎたり、人を神経質にさせるようなことをすると、この偽の咳を誘い出すことになるのだが（これはいずれも理解できる）、他に汚い格好をしていたり、髭や無精髭があるだけでもきっかけになる。偽の咳は、基本的に日本人が他の人に、近くに外国人がいるということを知らせるものだ。また誰かが汚いとか不快だとか思ったときも偽の咳をする。
信じないのなら、髭を生やして東京の混雑した地下鉄かモールに行って、周囲にじっと注意を払って聞き耳を立ててみるといい。少なくとも一人は君に向かって偽の咳をするのが確実に聞こえるはずだ。
大したことじゃないし、私はこの咳を無視しているが、しかし中にはすごく近くで咳をする人もいて、これは病原菌をまき散らすので苛立たしい。ある年配の日本人男性なんか、風の日にすれ違いざまに地面に唾を吐いて、私の腕に飛んできたよ。何てこった笑
■回答者2
まず第一に、これは日本人でも個人によって違う。大抵の日本人男性は生物学的に、濃くて男らしい、ドワーフのような髭を生やすことができない。
典型的な日本人男性の顔の毛は薄く、平均的な白人のヒップスターに比べるとまばらな傾向がある。
また日本は非常に保守的な国だ。そのため顧客と接する必要のある仕事の大半は、髭をきれいに剃ってスーツを着てネクタイを締め、髪は整髪料をつけて分けて、磨いた靴が輝いて靴紐が結ばれていないとダメだ。日本では「外の見た目が悪ければ、中に何か悪いことがあるに違いない」とも言われる。日本人は仕事でのプロフェッショナリズムと、プロらしい見た目に誇りを抱いている。
さらに、たくましいヒップスターの顔の毛は、髭の生えたガイジンにキスされた日本人のご婦人の繊細な肌をくすぐり、擦れる。(*^^*)
なので君がバーテンダーか土方か、あるいはチンピラっぽくギャングスター人生（サグライフ）を歩んでいるんじゃなければ、剃らなきゃあまり上手く行かないだろう。
日本では髭は不潔な見た目だと思われているんだ。
■回答者3
髭はまだ日本では流行っていないが、まあそう焦るな。山羊髭を伸ばす人は増えてきているし、次はふさふさした髭だろう。
ファッションは波のように寄せたり引いたりするものだ。かつてファッショナブルだったものが今ではそうではないいし、今ファッショナブルでないものも再びファッショナブルになる。
髭が日本で前回流行ったのは100年ぐらい前だ。私のお気に入りの詩人の一人、正岡子規は、いくつかの写真では素晴らしい髭を生やしている。これがいつまた流行るかは誰にも分からないが、しかし米国では今でもスタイリッシュだと思われていることを考えると、日本でも遠からずそうなるかもしれない。
■回答者4（日系アメリカ）
魅力としての髭のことを言っているのか、髭を生やすこと自体について言っているのか分からないわね。後者だとすると、日本人の男性の多くはふさふさした髭を生やせない。私の親戚の男性は、まばらな薄い髭しか生えないので、普通剃っている。魅力に関しては、何とも言えないけれど、他の国と同じようなものじゃないかな・・・惹かれる人もいる、そうじゃない人もいる。
私は髭を生やした男性に惹かれるけれど、ただ私は日系アメリカ人で、この好みに関しては全然普通じゃない。私はこの件について信頼できる情報源じゃないわ！
翻訳元：Quora
清潔なイメージではないですね。
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ヒゲの日本近現代史 (講談社現代新書)
■回答者1（アメリカ）
そうだな。日本人の女性の中には髭を生やした男性に惹かれる人もいるが、社会が髭に対して持っている見方は、全体として否定的だ。
髭は単にその人が怠け者だとか汚いといった印ではなく、野蛮人の印だ。
日本で野蛮人とは、すなわち非日本人（汚くて毛むくじゃらのアイヌ、白人、アフリカ人、ラテンアメリカ人等）だということを忘れないように。
大抵の企業は髭どころかセミロングヘアも許していなくて、もし髭を生やしたりセミロングにしたらクビになるだろう。
仕事におけるこの状況を考慮するなら、もう一つ別の側面が見えてくる。日本ではほぼすべての仕事が髭を伸ばすことを禁じている。ということは、彼らは髭のある人が歩いているのを見ると、観光客か無職の無精者と見なす。
たしかに無職の人の中には髭のある人もいるが・・・きれいに整えられた髭と、ホームレスの男性の伸び放題の髭には明確な違いがあるのだが、しかし日本人と中国人（私は中国に住んで、彼らもやっぱり髭が好きではないと分かった）には、その違いが分からないようだ。
大抵の東アジア人は、テストテトロン（※男性ホルモン）が少ないので髭を好まないのだと思う。どれぐらい少ないかというと男性の大半はふさふさとした髭を生やせないほどで、だから女性は髭を生やすことのできる外国人の男性を見ることに慣れていない。
日本にはもう何年も住んでいるが、無精髭を剃る時間がないまま出かけると、決まって日本人が奇妙な偽の咳をするのに気づく。
日本についてあまり知らない外国人に、私はよくこういう微妙なことについて教える。
例えばじっと見つめたり、近づきすぎたり、人を神経質にさせるようなことをすると、この偽の咳を誘い出すことになるのだが（これはいずれも理解できる）、他に汚い格好をしていたり、髭や無精髭があるだけでもきっかけになる。偽の咳は、基本的に日本人が他の人に、近くに外国人がいるということを知らせるものだ。また誰かが汚いとか不快だとか思ったときも偽の咳をする。
信じないのなら、髭を生やして東京の混雑した地下鉄かモールに行って、周囲にじっと注意を払って聞き耳を立ててみるといい。少なくとも一人は君に向かって偽の咳をするのが確実に聞こえるはずだ。
大したことじゃないし、私はこの咳を無視しているが、しかし中にはすごく近くで咳をする人もいて、これは病原菌をまき散らすので苛立たしい。ある年配の日本人男性なんか、風の日にすれ違いざまに地面に唾を吐いて、私の腕に飛んできたよ。何てこった笑
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外国人「日本人は手を洗わなくて不潔。日本のレストランでノロに何度も感染した」
↑コメント1（韓国）
思うに、すべては女性の好みによるんじゃないか。女性は何世代にもわたって髭の少ない男性を夫に選んできた。この選択によってテストテトロンの少ない男性の割合が増えた。
君の熱心な観察は素晴らしい！
■回答者2
まず第一に、これは日本人でも個人によって違う。大抵の日本人男性は生物学的に、濃くて男らしい、ドワーフのような髭を生やすことができない。
典型的な日本人男性の顔の毛は薄く、平均的な白人のヒップスターに比べるとまばらな傾向がある。
また日本は非常に保守的な国だ。そのため顧客と接する必要のある仕事の大半は、髭をきれいに剃ってスーツを着てネクタイを締め、髪は整髪料をつけて分けて、磨いた靴が輝いて靴紐が結ばれていないとダメだ。日本では「外の見た目が悪ければ、中に何か悪いことがあるに違いない」とも言われる。日本人は仕事でのプロフェッショナリズムと、プロらしい見た目に誇りを抱いている。
さらに、たくましいヒップスターの顔の毛は、髭の生えたガイジンにキスされた日本人のご婦人の繊細な肌をくすぐり、擦れる。(*^^*)
なので君がバーテンダーか土方か、あるいはチンピラっぽくギャングスター人生（サグライフ）を歩んでいるんじゃなければ、剃らなきゃあまり上手く行かないだろう。
日本では髭は不潔な見た目だと思われているんだ。
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■回答者3
髭はまだ日本では流行っていないが、まあそう焦るな。山羊髭を伸ばす人は増えてきているし、次はふさふさした髭だろう。
ファッションは波のように寄せたり引いたりするものだ。かつてファッショナブルだったものが今ではそうではないいし、今ファッショナブルでないものも再びファッショナブルになる。
髭が日本で前回流行ったのは100年ぐらい前だ。私のお気に入りの詩人の一人、正岡子規は、いくつかの写真では素晴らしい髭を生やしている。これがいつまた流行るかは誰にも分からないが、しかし米国では今でもスタイリッシュだと思われていることを考えると、日本でも遠からずそうなるかもしれない。
参考：
正岡子規 - Wikipedia
■回答者4（日系アメリカ）
魅力としての髭のことを言っているのか、髭を生やすこと自体について言っているのか分からないわね。後者だとすると、日本人の男性の多くはふさふさした髭を生やせない。私の親戚の男性は、まばらな薄い髭しか生えないので、普通剃っている。魅力に関しては、何とも言えないけれど、他の国と同じようなものじゃないかな・・・惹かれる人もいる、そうじゃない人もいる。
私は髭を生やした男性に惹かれるけれど、ただ私は日系アメリカ人で、この好みに関しては全然普通じゃない。私はこの件について信頼できる情報源じゃないわ！
翻訳元：Quora
清潔なイメージではないですね。
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全てに突っ込みどころしかなくて草