海外Q&Aサイトの「日本について大抵のアメリカ人が誤解していることって何?」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1(アメリカ)
多くのアメリカ人は、日本が実際にはどれほどの陸地面積に広がっているかを知ると驚く。上端はシベリアにまで及び、下端は熱帯。端から端まで旅行して回るのは、陸路(と船)で行ったら相当の時間がかかる。私たちはよく日本はカリフォルニアの中に収まるって言うけれど、島と島の間の海の領域まで含めた実際の距離は、それよりずっと大きい。
これは日本:
新潟が恋しい(英語)
そしてこれも日本:
沖縄のバナナ | Hideo Kosaka | Flickr(英語)
どちらも、日本がどんなものかという一般的な理解の中には収まらない。
親戚が私たちに会いに日本に来たとき、1週間ぐらいは日本のことを「この島」と言っていた。数日間、車であちこち観光して回った後は、二度と「この島」とは言わなくなった。
「自分が島にいるって感じする?」アメリカ人のお客さんの一人が奥さんに電話したとき、奥さんが質問したのがこれだった。彼の答えは「ノー! 大きいよ!」
(でも自分が島にいる感じってどうやって分かるのかしらね? あと島にいない感じとどう違うのかしら?)
■回答者2(アメリカ)
南京大虐殺、真珠湾、バターン死の行進、従軍慰安婦、戦争捕虜の拷問・殺害に対する責任を認めようとしないこと、戦犯と、その遺骨を国立納骨所(National Crypt)に安置していること。
(これに関連して、故ブッシュ大統領は父島の日本軍に撃ち落とされた9人の飛行士の唯一の生存者だった。4人はパラシュートで脱出して殺された。もう4人は日本人の将校に肝臓を調理して食われた。謝罪は??)
これに続いて、彼らは原子爆弾が与えた恐怖で泣き叫んだ。私はヴィリー・ブラント首相がワルシャワのゲットーの前に跪き、ナチスによる侵略の犠牲者に謙遜を表すのを見た。
私は日本の大統領(President)と天皇が、少なくとも中国と従軍慰安婦にこれと同じことをするのを待っている。
そして、日本について理解できないのはこの点だ。私が日本に関することにほぼ何の同情も抱いていないのは分かってもらえると思う。
■回答者3(アメリカ)
日本語。日本に住むつもりなら日本語を学べ、馬鹿ども。
君が大都市のど真ん中にいる英語「教師」で、一緒に仕事をしているのは全員英語話者だとしても、知ったことか。日本語を学べ。
ある人がたとえ数年だけでも君の国に移住して、教えてくれる人もいるというのに、その土地の言葉を流暢に話せるように学ぶ努力を一切しないとしたら、これは「クレイジー」という言葉の定義だろう。クレイジーな思い上がり野郎にはなるな。日本語を話し、読み、書くことを学べ。さもなければ帰れ。
君はお客さんじゃあない。自分で日本を母国にするんじゃなければ、日本は君の母国にならない ― そしてその場合、君は日本語を話し、読み、書けなくてはならない。
■回答者4
平均的なアメリカ人として、特に一つこれっていうのはない。ただ、集団的な行動と思考というのはある。
日本かぶれどもが知らないことはたくさんあるが、ここ日本に住むなら、理解できるのはまずは集団的な行動と、仕事中毒で骨を折って働く完璧主義の文化だ。
アメリカのビジネスと政府が知らないのは、集団的な思考と集団的な意思決定、そして完璧主義・品質要求の側面だ。つまり、なぜ日本人は概して、クライスラーとGMから米国製の車を買わないのか。多くのアメリカ人が米国製のトヨタ等を買うのと同じ理由だ。そっちのほうが品質が良い。さらに、日本で標準の追加機能と先進技術がたくさん手に入るという事実。世界最高の自動車メーカーの多くは日本がホームだ。
■回答者5(イスラエル)
日本人にとって第2次大戦は決して終わっていないということ・・・単に戦場からビジネスの戦争に場所を移しただけだ・・・。
■回答者6
日本人は外国人/ガイジンに非常に親切だが、これは彼らの文化がそうすることを求めるからだ。彼らがそうしたいからではない。
翻訳元:Quora
靖国神社に遺骨や位牌がある説は定番ですが、国立納骨所という言葉は初めて見ました。
関連記事:
外国人「日本人は靖国神社で戦犯を崇拝しているそうだけど、どんな儀式をしているの?」
外国人「日本についてのよくある誤解と言えば?」→「自然との調和とか今はもうないよ」
外国人「君の国が日本について誤解していることって何?」
外国人が見た日本-「誤解」と「再発見」の観光150年史 (中公新書)
■回答者1(アメリカ)
多くのアメリカ人は、日本が実際にはどれほどの陸地面積に広がっているかを知ると驚く。上端はシベリアにまで及び、下端は熱帯。端から端まで旅行して回るのは、陸路(と船)で行ったら相当の時間がかかる。私たちはよく日本はカリフォルニアの中に収まるって言うけれど、島と島の間の海の領域まで含めた実際の距離は、それよりずっと大きい。
これは日本:
新潟が恋しい(英語)
そしてこれも日本:
沖縄のバナナ | Hideo Kosaka | Flickr(英語)
どちらも、日本がどんなものかという一般的な理解の中には収まらない。
親戚が私たちに会いに日本に来たとき、1週間ぐらいは日本のことを「この島」と言っていた。数日間、車であちこち観光して回った後は、二度と「この島」とは言わなくなった。
「自分が島にいるって感じする?」アメリカ人のお客さんの一人が奥さんに電話したとき、奥さんが質問したのがこれだった。彼の答えは「ノー! 大きいよ!」
(でも自分が島にいる感じってどうやって分かるのかしらね? あと島にいない感じとどう違うのかしら?)
↑コメント1(インド)
日本縦断旅行をしなくても、季節の変化とともに気温が極端に変わるのを経験するだけでも、日本の地理について良い例になる。冬の夜の0度を下回る気温から、夏には30度を超える暑くて超湿度の高い気候まで、全部をずっと東京にいて経験できるんだ!
関連記事:
外国人「なぜはっきりした四季があるのは日本だけなの?」
■回答者2(アメリカ)
南京大虐殺、真珠湾、バターン死の行進、従軍慰安婦、戦争捕虜の拷問・殺害に対する責任を認めようとしないこと、戦犯と、その遺骨を国立納骨所(National Crypt)に安置していること。
(これに関連して、故ブッシュ大統領は父島の日本軍に撃ち落とされた9人の飛行士の唯一の生存者だった。4人はパラシュートで脱出して殺された。もう4人は日本人の将校に肝臓を調理して食われた。謝罪は??)
参考:
「小笠原事件は、1945年(昭和20年)に小笠原諸島父島において日本の陸海軍高級幹部が、アメリカ軍航空部隊の搭乗員である捕虜8名を処刑し、そのうち5名の人肉を嗜食したとされる事件[1]。」
小笠原事件 – Wikipedia
これに続いて、彼らは原子爆弾が与えた恐怖で泣き叫んだ。私はヴィリー・ブラント首相がワルシャワのゲットーの前に跪き、ナチスによる侵略の犠牲者に謙遜を表すのを見た。
私は日本の大統領(President)と天皇が、少なくとも中国と従軍慰安婦にこれと同じことをするのを待っている。
そして、日本について理解できないのはこの点だ。私が日本に関することにほぼ何の同情も抱いていないのは分かってもらえると思う。
関連記事:
外国人「慰安婦に公式に謝罪して補償することが、日本政府にとってはなぜそんなに難しいのか?」
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■回答者3(アメリカ)
日本語。日本に住むつもりなら日本語を学べ、馬鹿ども。
君が大都市のど真ん中にいる英語「教師」で、一緒に仕事をしているのは全員英語話者だとしても、知ったことか。日本語を学べ。
ある人がたとえ数年だけでも君の国に移住して、教えてくれる人もいるというのに、その土地の言葉を流暢に話せるように学ぶ努力を一切しないとしたら、これは「クレイジー」という言葉の定義だろう。クレイジーな思い上がり野郎にはなるな。日本語を話し、読み、書くことを学べ。さもなければ帰れ。
君はお客さんじゃあない。自分で日本を母国にするんじゃなければ、日本は君の母国にならない ― そしてその場合、君は日本語を話し、読み、書けなくてはならない。
■回答者4
平均的なアメリカ人として、特に一つこれっていうのはない。ただ、集団的な行動と思考というのはある。
日本かぶれどもが知らないことはたくさんあるが、ここ日本に住むなら、理解できるのはまずは集団的な行動と、仕事中毒で骨を折って働く完璧主義の文化だ。
アメリカのビジネスと政府が知らないのは、集団的な思考と集団的な意思決定、そして完璧主義・品質要求の側面だ。つまり、なぜ日本人は概して、クライスラーとGMから米国製の車を買わないのか。多くのアメリカ人が米国製のトヨタ等を買うのと同じ理由だ。そっちのほうが品質が良い。さらに、日本で標準の追加機能と先進技術がたくさん手に入るという事実。世界最高の自動車メーカーの多くは日本がホームだ。
関連記事:
外国人「日本人は集団主義だから社会の問題について考えない」
■回答者5(イスラエル)
日本人にとって第2次大戦は決して終わっていないということ・・・単に戦場からビジネスの戦争に場所を移しただけだ・・・。
■回答者6
日本人は外国人/ガイジンに非常に親切だが、これは彼らの文化がそうすることを求めるからだ。彼らがそうしたいからではない。
翻訳元:Quora
靖国神社に遺骨や位牌がある説は定番ですが、国立納骨所という言葉は初めて見ました。
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外国人「日本人は靖国神社で戦犯を崇拝しているそうだけど、どんな儀式をしているの?」
外国人「日本についてのよくある誤解と言えば?」→「自然との調和とか今はもうないよ」
外国人「君の国が日本について誤解していることって何?」
外国人が見た日本-「誤解」と「再発見」の観光150年史 (中公新書)
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しみじみご苦労だってね