海外Q&Aサイトの「日本の人口問題って誇張されてないか?」という質問から、回答をご紹介。


■回答者1(アメリカ)
おそらくイエス。まず人々が理解していないのは、人口問題が生じている国はたくさんあるということだ。人口が永遠に減り続けることはありそうにない。日本の後に続いている国もあることは言うまでもない(例えばロシア)。一番右の数字が2018年の人口増加率。

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これは人口転換モデルで説明される。第5段階はちょっと曖昧だ。人口は減るかもしれないが、その減少量や深刻度は分かっていない。

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参考:
黄色が出生率、緑が死亡率、青が総人口。各段階は:
「第1段階:高静止
 第2段階:早期膨張
 第3段階:後期膨張
 第4段階:低静止
 第5段階:減退?」
人口成長の段階理論と低開発国(PDF)

したがって、人口は減少するにしても、日本の破滅が運命づけられているわけではない。どこかの時点で安定化する可能性が最も高く、いずれにせよ問題ではない。


↑コメント1(ロシア)
日本の状況はロシアよりずっと悪い。日本の人口ピラミッドはもうほぼ転倒しているが、一方ロシアの人口ピラミッドはしばらくの間何とか回復した。

もし以下のような人口ピラミッドになったら:

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そして出生率がわずか1.6になったら、ショックを受けるだろう。しかし私たちの人口ピラミッドはこうだ:

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ロシア人は国民の未来を保証するための努力しているということだ。


↑コメント2(アメリカ)
みんな日本がもっと移民を受け入れるべき理由としてこれを使う。移民を欲しがらない国に移民政策を強制しようとするのはやめるべきじゃないか。

関連記事:
外国人「日本は労働力不足なのに、なぜもっと移民を受け入れないの? 移民に文化を侵食されるのを恐れているの?」


↑コメント3(中国)
そうは言っても、政府は人口増加を促進するべきだ。日本の最大の資源はその国民なんだから。


↑コメント4
政府はここしばらくやろうとしているよ。この問題を理解するには、教育を受けた若い人の視点から見ることだ。そうすれば家族を持つのが実に高くつき、人生に制約を課すことにもなりうるということが分かる。大抵の人はキャリアが軌道に乗った後で身を固めたいと考える。これは日本に限ったことではなくて、他の国でも起こっていることだ。



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■回答者2(アメリカ)
人口全体の減少は、おそらく問題として誇張されている。先進国の人口は世界中で減少している。

誇張ではないのは、日本の老年人口の爆発的増加という問題だ。これは深刻な問題で、その影響はすでに感じられるようになってきている。



■回答者3
イエス。つまり、実際にあるのは、本質的には問題ですらないものだ。単に、経済のシステムが今のような構造になっていて彼らにはどうしようもないのに、人口減少による悪影響は受けている、ということだ。日本人はまた非常に少数の移民しか受け入れていないので、現行のシステムを維持する方法がない。基本的に、彼らは仕事に関する社会的・経済的規範を変える必要があるだろう。悪いことじゃあない。彼らの労働文化はきわめて有害なものなのだから。



翻訳元:Quora



人口問題は英語メディアだと日本の枕詞のように語られていたりします。



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