先日ご紹介した、海外Q&Aサイトの翻訳記事:
外国人「なぜ日本の食べ物は一般に米国のよりもずっと美味しいの?」
と同じスレッドから、もう少し回答をご紹介。前回とは違った傾向の回答を拾ってみました。
■回答者1(アメリカ)
ファーストフードのことを言っているの? ならそう思ったことはないわ。私はKFCは食べないけれど、米国のKFCは今ではチキンを中国から手に入れているそうで、米国で食べない理由が増えた。
日本で肉屋として働いているロシア人の知り合いがいる。彼の話によると、日本人の監督者は牛のひき肉の入った巨大なプラスチック製の袋を開く。袋は高さ数フィート、幅も同じぐらいかな。肉はひどい悪臭がするんだって。日本人の男はこの臭い古い肉を新鮮なひき肉と混ぜる。ロシア人のほうが、疑うような目をして、この肉はどこへ行くんだと聞くと、日本人の男は日本のファーストフードのバーガー屋の名前をいくつも、そして一つはとてもよく知られたアメリカのバーガー屋の名前を挙げて答えた。私にとっては、名前の挙がった店で食べるのが怖くなるのに十分な話だった。
これが本当らしくないと思うなら、日本では衛生検査官があんなに少ない理由を教えてほしい。’90年代に読んだところだと、東京都(人口約1,100万人)にいる衛生検査官は全部で10人ぐらいだった。これは良くない。
少なくともシアトルでは、最新の衛生検査のスコアを地域の飲食店の正面玄関の近くに掲げて、一般の人々に見えるようにしている。日本人は生まれつき清潔だからそんな手伝いは不要だという国民的フィクションが、日本では幅を利かせているらしい。
日本で最初に気づいたことの一つはゴキブリがどこにでもいることで、たくさんの狭苦しいラーメン屋や、一度は銀座コージーコーナーでさえ、壁を這っているのがいた。米国なら保健所が呼ばれるのに十分よ。東京の駅の一つにあるファーストフード店からネズミが飛び出してきたこともあって、そこの従業員はまったく気にしていないようだった。東京のシェーキーズでは私のサラダから落ちた果物にゴキブリが食いついてきた。
高田馬場の飲食店で食べた後に深刻な食中毒になったことがあって、数年後まで体に影響し続けた。私とゲストハウスをシェアしていた人は、東京のベジタリアン料理店で食中毒になった。反対に、米国で飲食店の食べ物を食べて一度だけ食中毒になった覚えがあるのは、中華のテイクアウトだった。
質問者が言っているのが日本の伝統的な食べ物のことなら、大抵は日本で食べるほうが美味しいと思う。ファーストフードについてはそう思ったことはない。上で言った理由で、私はファーストフードは避けるようにしている。
私が池袋で最初に働いたところはロッテリアの上にあって、教師仲間の一人がよくそのロッテリアで食事をしていた。同じ事務所にいた日系アメリカ人の男は、「あんなクソ」を食べる人がいるなんて信じられないと言っていて、実際のところ、ロッテリアはお世辞にも美味しくはなかった。
私の働いていた学校に出入りしていたお弁当の会社は、なんとも食欲をそそらない見た目のものを作っていた。真面目な話、デスクトレーに盛り付けた冷蔵庫の食べ残しみたいだった。今でもどこかにメニューを持っていると思う。ひたすらキモい見た目だったわ。とにかく、理想的ではなかった。もっと安いのもあったかもしれないけれど、真面目な話、食欲をそそるものではなかった。
ピザに関しては、あまり美味しくない。私はニューヨーク市の地域出身のイタリア人ハーフだから、ちょっとは経験がある。マヨネーズを乗せたピザ、コーンを乗せたピザ、海藻も結構よくある。ギャー。キューピーのマヨネーズは日本ではすごく人気があるけれど、私にはなぜだかまったく理解できない。
マクドナルドがアジアで人気があるのは、たぶんディズニーランドと同じ理由じゃないかと思う。日本人はアメリカ人がクリスマスにKFCを食べると思っているようだけれど、これは完全に間違い。聞いたこともない。
■回答者2(アメリカ)
君の言っているマクドナルドとKFCに的を絞った回答をしよう。
他の回答者も言っているように、米国よりも注意深く調理されているのだが、それだけではないと思う。
食品の成分は日本国内から、または日本国内で調達する必要がある。つまり日本の食品基準に従っているということだ。この基準には品質も含まれていて、競合にも適用される。非常に低品質の味の製品には、あまり競争力がない。
日本では、マクドナルドはロッテリアやモスバーガーといった他のチェーンと競争しなければならない。そのハンバーガーの品質は、米国で食べるのと比べて非常に、非常に高い。
また私の知るところでは、日本では食べ物を、たとえ置いておくことはあってもそう長時間放置しない。例えばマクドナルドは何度か食べたが、バーガーはその場で作られていた。容器の中にいつまでも入れられていたりはしない。
KFCは米国よりも少し新鮮なようだ。理由は同じではないかと思う。私の理解では、米国だと鶏肉はコストのために日本よりずっと長い時間放置されている。
■回答者3(カナダ)
TGIフライデーズやオリーブ・ガーデンのような凄まじいチェーンレストランを除くと、米国の食べ物はしばしば、日本で手に入るやつより良いと思う。一例を挙げると、バラエティがはるかに豊富だ。南部風のBBQ、テックスメックス、ニューイングランドの魚介料理、アジア多国籍料理、イタリアンフードは、どれも日本では一般的ではない。日本にいたときは、ほとんどの時間を小都市と地方で過ごした。平均的な飲食店が出すのは麺類(うどん)、丼もの、あるいは弁当のようなものだ。寿司、高品質の寿司はきわめて高価で、日常的に食べるには金がかかりすぎる。最終的に私たちは食べ物の味気のなさに飽き飽きして、ガスグリルを買って昼食を作った。ポークチョップ、チキンレッグ、スイートポテト、そしてグリル野菜が私たちの主食になった。
勘違いしないでほしいのだが、私は日本の食べ物を楽しんでいた。しかし、しばらく同じものを食べ続けると飽きてくる。君が東京に住んでいて、予算があるなら、おそらく他の土地と同じぐらい食べることができる。宇都宮ではちょっと飽きるだろう。傑出した寿司屋を見つけて常連にはなったけれど。
米国では ― そして今住んでいるカナダでも ― 、さまざまなスタイルで素晴らしい料理を作る若い料理人がたくさんいて、飽きるなんて不可能なほどだ。ここには世界中から人がやって来てレストランを開く。夕食は何にする? アフリカ系カリブ料理はどう? タイ・ラオス料理? シシリア風パスタ? ウクライナ料理? ギリシャ料理? これらは私が今夜、エドモントン(※カナダ・アルバータ州の人口81万人の都市)のような中規模の都市で選ぶことができる選択肢のほんの一部だ。いずれも小さな店で、オーナーシェフが経営していて、そして最高品質の食事を作る。日本より良いやつを・・・。
■回答者4(アメリカ)
これは個人の好みに大きく依存する。とはいえ、この件にいくつか役に立てることはある。
日本のマクドナルドやKFCのような店に関して、私が聞いたことがあるのは、MSG(※グルタミン酸ナトリウム、うま味調味料)を使っているということだ。本当かどうかは知らないが、しかしMSGは風味を良くするのに使われるもので、日本の食べ物がアメリカより美味しい理由の説明にはなるだろう。
もう一つの理由は、単に心理学的なものだろう。君はひょっとして日本は初めてか? まだすべてが素晴らしく見える蜜月時代にあるのかもしれない。コンビニのフライドチキンまでが信じられないと思った頃のことを覚えているよ。これは時とともに消え失せるだろう。
またこれも心理学的な面だが、マクドナルドやKFCのような店となると、ノスタルジーという要因があるかもしれない。私は米国では、素晴らしい選択肢が他にたくさんあるのだから、朝食を除くとマクドナルドには死んでも行きたくない。しかし日本の田舎にいてバーガーが食べたくなったら、選択肢ははるかに限られる。モスバーガーはひどいが、マクドナルドは少なくとも使える。そのため日本にいた頃は、気がつくと米国にいた頃よりずっと多くマクドナルドで食事していた。
日本のすべての食べ物がアメリカよりも美味しいとは思わない。和食を探しているのなら、そりゃ大抵は日本のほうが美味しいだろう。そしてマクドナルドも、MSGという要因(の可能性)のために同じくそうだ。しかし日本で西洋の食べ物を食べると、それほど大したことがなくて値段は確実に高すぎるということがしばしばある。ステーキは焼き過ぎが多いし、バーガーはひどい、そして日本のピザについては言わせないでくれよ。
翻訳元:Quora
あまり外食しないんですけど、Gさんそんなにいるんですか・・・
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外国人「なぜ日本の食べ物は一般に米国のよりもずっと美味しいの?」
と同じスレッドから、もう少し回答をご紹介。前回とは違った傾向の回答を拾ってみました。
質問の全文:「なぜ日本の食べ物は一般に米国のよりもずっと美味しいの? マクドナルドやKFCでさえ米国よりはるかに美味しい」
■回答者1(アメリカ)
ファーストフードのことを言っているの? ならそう思ったことはないわ。私はKFCは食べないけれど、米国のKFCは今ではチキンを中国から手に入れているそうで、米国で食べない理由が増えた。
日本で肉屋として働いているロシア人の知り合いがいる。彼の話によると、日本人の監督者は牛のひき肉の入った巨大なプラスチック製の袋を開く。袋は高さ数フィート、幅も同じぐらいかな。肉はひどい悪臭がするんだって。日本人の男はこの臭い古い肉を新鮮なひき肉と混ぜる。ロシア人のほうが、疑うような目をして、この肉はどこへ行くんだと聞くと、日本人の男は日本のファーストフードのバーガー屋の名前をいくつも、そして一つはとてもよく知られたアメリカのバーガー屋の名前を挙げて答えた。私にとっては、名前の挙がった店で食べるのが怖くなるのに十分な話だった。
これが本当らしくないと思うなら、日本では衛生検査官があんなに少ない理由を教えてほしい。’90年代に読んだところだと、東京都(人口約1,100万人)にいる衛生検査官は全部で10人ぐらいだった。これは良くない。
少なくともシアトルでは、最新の衛生検査のスコアを地域の飲食店の正面玄関の近くに掲げて、一般の人々に見えるようにしている。日本人は生まれつき清潔だからそんな手伝いは不要だという国民的フィクションが、日本では幅を利かせているらしい。
日本で最初に気づいたことの一つはゴキブリがどこにでもいることで、たくさんの狭苦しいラーメン屋や、一度は銀座コージーコーナーでさえ、壁を這っているのがいた。米国なら保健所が呼ばれるのに十分よ。東京の駅の一つにあるファーストフード店からネズミが飛び出してきたこともあって、そこの従業員はまったく気にしていないようだった。東京のシェーキーズでは私のサラダから落ちた果物にゴキブリが食いついてきた。
高田馬場の飲食店で食べた後に深刻な食中毒になったことがあって、数年後まで体に影響し続けた。私とゲストハウスをシェアしていた人は、東京のベジタリアン料理店で食中毒になった。反対に、米国で飲食店の食べ物を食べて一度だけ食中毒になった覚えがあるのは、中華のテイクアウトだった。
関連記事:
外国人「日本では許されているけどアメリカでやったらゾッとするようなことって何?」
質問者が言っているのが日本の伝統的な食べ物のことなら、大抵は日本で食べるほうが美味しいと思う。ファーストフードについてはそう思ったことはない。上で言った理由で、私はファーストフードは避けるようにしている。
私が池袋で最初に働いたところはロッテリアの上にあって、教師仲間の一人がよくそのロッテリアで食事をしていた。同じ事務所にいた日系アメリカ人の男は、「あんなクソ」を食べる人がいるなんて信じられないと言っていて、実際のところ、ロッテリアはお世辞にも美味しくはなかった。
私の働いていた学校に出入りしていたお弁当の会社は、なんとも食欲をそそらない見た目のものを作っていた。真面目な話、デスクトレーに盛り付けた冷蔵庫の食べ残しみたいだった。今でもどこかにメニューを持っていると思う。ひたすらキモい見た目だったわ。とにかく、理想的ではなかった。もっと安いのもあったかもしれないけれど、真面目な話、食欲をそそるものではなかった。
ピザに関しては、あまり美味しくない。私はニューヨーク市の地域出身のイタリア人ハーフだから、ちょっとは経験がある。マヨネーズを乗せたピザ、コーンを乗せたピザ、海藻も結構よくある。ギャー。キューピーのマヨネーズは日本ではすごく人気があるけれど、私にはなぜだかまったく理解できない。
マクドナルドがアジアで人気があるのは、たぶんディズニーランドと同じ理由じゃないかと思う。日本人はアメリカ人がクリスマスにKFCを食べると思っているようだけれど、これは完全に間違い。聞いたこともない。
↑コメント1(日系アメリカ)
ファーストフードそのものじゃないけれど、何度か食べた感じ、日本のほうが米国の同じような店よりずっと美味しいようだ。
うーん、単に母(日本に行ったときはいつも一緒に出かける)が最高のお店を知ってるってことかな。日本で本当に不味いものを食べたのは一度だけで、宇都宮の気取った中華料理店だった。一人で行くべきじゃないらしい!
■回答者2(アメリカ)
君の言っているマクドナルドとKFCに的を絞った回答をしよう。
他の回答者も言っているように、米国よりも注意深く調理されているのだが、それだけではないと思う。
食品の成分は日本国内から、または日本国内で調達する必要がある。つまり日本の食品基準に従っているということだ。この基準には品質も含まれていて、競合にも適用される。非常に低品質の味の製品には、あまり競争力がない。
日本では、マクドナルドはロッテリアやモスバーガーといった他のチェーンと競争しなければならない。そのハンバーガーの品質は、米国で食べるのと比べて非常に、非常に高い。
また私の知るところでは、日本では食べ物を、たとえ置いておくことはあってもそう長時間放置しない。例えばマクドナルドは何度か食べたが、バーガーはその場で作られていた。容器の中にいつまでも入れられていたりはしない。
KFCは米国よりも少し新鮮なようだ。理由は同じではないかと思う。私の理解では、米国だと鶏肉はコストのために日本よりずっと長い時間放置されている。
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■回答者3(カナダ)
TGIフライデーズやオリーブ・ガーデンのような凄まじいチェーンレストランを除くと、米国の食べ物はしばしば、日本で手に入るやつより良いと思う。一例を挙げると、バラエティがはるかに豊富だ。南部風のBBQ、テックスメックス、ニューイングランドの魚介料理、アジア多国籍料理、イタリアンフードは、どれも日本では一般的ではない。日本にいたときは、ほとんどの時間を小都市と地方で過ごした。平均的な飲食店が出すのは麺類(うどん)、丼もの、あるいは弁当のようなものだ。寿司、高品質の寿司はきわめて高価で、日常的に食べるには金がかかりすぎる。最終的に私たちは食べ物の味気のなさに飽き飽きして、ガスグリルを買って昼食を作った。ポークチョップ、チキンレッグ、スイートポテト、そしてグリル野菜が私たちの主食になった。
勘違いしないでほしいのだが、私は日本の食べ物を楽しんでいた。しかし、しばらく同じものを食べ続けると飽きてくる。君が東京に住んでいて、予算があるなら、おそらく他の土地と同じぐらい食べることができる。宇都宮ではちょっと飽きるだろう。傑出した寿司屋を見つけて常連にはなったけれど。
米国では ― そして今住んでいるカナダでも ― 、さまざまなスタイルで素晴らしい料理を作る若い料理人がたくさんいて、飽きるなんて不可能なほどだ。ここには世界中から人がやって来てレストランを開く。夕食は何にする? アフリカ系カリブ料理はどう? タイ・ラオス料理? シシリア風パスタ? ウクライナ料理? ギリシャ料理? これらは私が今夜、エドモントン(※カナダ・アルバータ州の人口81万人の都市)のような中規模の都市で選ぶことができる選択肢のほんの一部だ。いずれも小さな店で、オーナーシェフが経営していて、そして最高品質の食事を作る。日本より良いやつを・・・。
↑コメント2(日系ブラジル)
君は比較しようのないものを比較している。似た規模の都市を比較するなら、おそらく日本でもバラエティ豊富な食べ物を見つけるだろうし、たぶん大抵の国よりも豊富だろう。
エドモントンは千葉市や仙台市ぐらいの大きさだ。宇都宮はその半分で、ウィニペグやキッチナーに近い。
↑コメント3
比較対象が悪い。米国でほとんどの時間を小都市と地方で過ごすなら、たいしてバラエティのあるものは食べられないだろう。
↑回答者3
私が使った例、宇都宮は、人口50万人ぐらいの小都市だ。米国やカナダでそれぐらいの規模の都市なら、日本よりはるかにバラエティは豊富だろう。
↑コメント1
世間は狭いね、僕が日本で1年過ごした(1991年)のは宇都宮だったよ。記憶にある限り、宇都宮の食事は最高ではなかったけれど、東京は、少なくともどこへ行くべきか分かっていれば最高に素晴らしい。考えたら腹減ってきた。
↑回答者3
Chez Sushiって店(※不詳)は行った? 私たちがいたのは1988年だから、同じ頃だ。
↑コメント4(日系ブラジル)
東京の二つの地域で2年間ぐらい過ごしたけど、街中に十分な注意を払った。東京の食べ物のバラエティが優れているというのには同意する・・・ある程度まで。いつも人に言っているんだけど、アメリカで見つけられるものはほとんど何でも東京で見つけられる。問題は、電車賃500~2,000円を払って食べに行くつもりがどこまであるか、そして高い値段と少ない量に折り合いをつけられるかだ。どこでもそうというわけではないが、美味いテックスメックスやカントリーフライドステーキが食べたいなら、有り金をはたく覚悟をしろ!
ちゃんとしたチーズステーキはまだ見つけられてないんだけどね。参考:
「チキンフライドステーキ(英: Chicken fried steak)とは、ステーキ用の牛肉に味を付けた小麦粉の衣をまぶして揚げたアメリカ合衆国のカツレツ料理である。カントリーフライドステーキに似る。」
チキンフライドステーキ – Wikipedia
「チーズステーキ (cheesesteak)、フィラデルフィアチーズステーキ (Philadelphia cheesesteak)、フィリーチーズステーキ (Philly cheesesteak) は、炒めた薄切り肉と溶けたチーズを長いロールパンに詰めたサンドイッチ。」チーズステーキ - Wikipedia
■回答者4(アメリカ)
これは個人の好みに大きく依存する。とはいえ、この件にいくつか役に立てることはある。
日本のマクドナルドやKFCのような店に関して、私が聞いたことがあるのは、MSG(※グルタミン酸ナトリウム、うま味調味料)を使っているということだ。本当かどうかは知らないが、しかしMSGは風味を良くするのに使われるもので、日本の食べ物がアメリカより美味しい理由の説明にはなるだろう。
もう一つの理由は、単に心理学的なものだろう。君はひょっとして日本は初めてか? まだすべてが素晴らしく見える蜜月時代にあるのかもしれない。コンビニのフライドチキンまでが信じられないと思った頃のことを覚えているよ。これは時とともに消え失せるだろう。
またこれも心理学的な面だが、マクドナルドやKFCのような店となると、ノスタルジーという要因があるかもしれない。私は米国では、素晴らしい選択肢が他にたくさんあるのだから、朝食を除くとマクドナルドには死んでも行きたくない。しかし日本の田舎にいてバーガーが食べたくなったら、選択肢ははるかに限られる。モスバーガーはひどいが、マクドナルドは少なくとも使える。そのため日本にいた頃は、気がつくと米国にいた頃よりずっと多くマクドナルドで食事していた。
日本のすべての食べ物がアメリカよりも美味しいとは思わない。和食を探しているのなら、そりゃ大抵は日本のほうが美味しいだろう。そしてマクドナルドも、MSGという要因(の可能性)のために同じくそうだ。しかし日本で西洋の食べ物を食べると、それほど大したことがなくて値段は確実に高すぎるということがしばしばある。ステーキは焼き過ぎが多いし、バーガーはひどい、そして日本のピザについては言わせないでくれよ。
翻訳元:Quora
あまり外食しないんですけど、Gさんそんなにいるんですか・・・
関連記事:
外国人「なぜ寿司を食べる時に米を醤油につけてはいけないの?」
外国人「日本で貧乏な人って何を食べてるの?」→「スーパーの値引き品を狙う!」

【文庫】 カーネル・サンダース 65歳から世界的企業を興した伝説の男 (文芸社文庫)
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