海外Q&Aサイトの「韓国人は日本人と比べて非友好的なの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1(インドネシア)
日本人と韓国人に初めて会ったのは大学のときで、キャンパスに日本人と韓国人の交換留学生が数人いて、知り合いになった。韓国人の学生よりも日本人の学生のほうが、喜んで友達になろうとしていると思った。韓国人の学生は自分たちだけでグループになって話す傾向があった。私たち現地人と交流しようという努力をしなくて、私たちの文化も学ぼうとしなかった。

日本人の学生はインドネシア語をある程度話すことができて、私たちに少し日本語を教えようともしてくれた。すごく友好的でいつも前向きな雰囲気で、一方韓国人の男子学生は韓国のドラマでよく見るような振る舞いをしていた。腹の立つ電話がかかってくると、毎回、携帯のバッテリーを外して床に投げるの。そう!! ドラマの場面とまったく同じ。ワオ、怒りのエネルギーに満ちているのねって思った。

一年後、私は五つ星ホテルで職業訓練を受けていて、ホテルには日本人のお客さんがたくさん、韓国人も何人かいた。正直、日本人のお客さんのほうがずっと対応はしやすいと思った。英語が話せなくても、マナーが良くてすごく礼儀正しいし、何より、ドアマットのように扱っても構わない単なるホテル従業員の女の子ではなく、人間として敬意を払われていると感じた。韓国人のお客さんは、みんな男性で、大抵が騒がしくて不快だった。「お願い」とか「ありがとう」さえ言わず、挨拶に答えず、私が同じ部屋に存在すらしていないかのようで、中には私の生まれ故郷に住んでいてインドネシア語もある程度話せるらしい人もいたのに、私も期待していたわけじゃないけど、彼らはありがとうの一言も言わなかった。

その中の一人は、ガラスの天板のついた巨大な木製のテーブルを2台、カーペットを敷いたフロアに私に一人で運び込ませて、私が苦労してテーブルを引きずっていると、その人の友達が私を助けようとしたんだけど、それを止めて、あいつにやらせておけ、あいつの仕事だという身振りをした。

こうした韓国人がやったことに比べると、日本人のお客さんは紳士みたいで、飲み物を飲み終えるとお礼を言い、椅子もテーブルの下に戻して、この単純な行為に私はすごく感動した。うわべだけのことに思えるかも知れないけれど、私にとっては、私の仕事に対する敬意の表現という印象だった。

その数年後、日本料理店で働いていたときに韓国人のマネージャーがいて、私の名前を呼ぶと、うせろ(f*** off)と言った。私が辞めると伝えていたからなんだけど、彼はこれをお店の全員の前で、オーナーも含めた全スタッフの前でやった。幸いお店は開店直後だったからお客さんはまだいなかった。みんなが同情的なまなざしで私を見ていて、オーナーまでが済まなかったと言った。

なので、そう、私の意見では、日本人に比べると、韓国人は一般に非友好的で失礼だと思う。


追記:思い出したので追加しておきたいんだけど、私はオーストラリアで、韓国人の人口率が中国人・オーストラリアの白人・オーストラリア原住民よりも高い郊外に住んでいた。だから隣は中国人か韓国人のどちらかだった。アパートの近くに小さい韓国食材店があって、コールスやウーリーズ(※どちらもオーストラリアのスーパーマーケットチェーン)よりもアジア食材が安かったので、よくそこで買っていた。

韓国人の店員の一人がすごく横柄で、私は買い物をするときはいつも彼女に親切にしようとしていて、微笑んだり韓国語でありがとうと言っていたけど、まあ分かるでしょ、彼女は英語でありがとうとも言わず、微笑みもしなかった。私は、オーケー、構わないわ、今日は気分がすぐれないのかもしれない、と思って別の日も試すんだけど、何度やっても彼女は変わらず冷淡で横柄で、ところがある日、びっくりしたことに、彼女が白人のお客さんと韓国人のお客さんに微笑んで何か言葉を返しているのを目にした。それ以来私はその店には行かず、アパートにもっと近い店で買い物をするようになって、そこのオーナーは中年の韓国人の夫婦だったんだけど、私に親切で、お餅を買ったときにはトッポギの作り方まで教えてくれた。お店の前を通って夫婦が私の姿を見ると、手を振ってくれる。だから、韓国人が全員非友好的だとは思わない。

もう一つ、大阪の道頓堀での韓国人の店員の話。大阪、特に道頓堀に行ったことがあるなら、韓国人の観光客と労働者がたくさんいるのを見たと思う。道頓堀の近くのDONQでお土産を買ったら、レジ係が韓国人の女の子と、韓国人の男だった。それまで数日間、日本人の徹底したホスピタリティに触れてきた後で、韓国人のレジ係に対応されて、私はホスピタリティ天国を味わった後で突如地上に引き戻された。

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このレジ係は挨拶をせず、微笑みを見せず、私の商品の値段すら言わず、ただ画面を指でさすだけだった。私がお金を払ってお釣りを待っている間も、彼はありがとうと言わず、目も一切合わせなかった。免税が適用されるので買ったものをまとめて女の子のところに行くと、彼女はパスポートを確認する必要があると言って、レシートをパスポートに貼った。これまた同じ対応で、ロボットと対面しているみたいだった。ていうかロボットのペッパー君のほうが友好的ね、ハイって言うと返事するんだから :D :D 東京にいる中国人のレジ係や労働者でさえ、あれよりはずっと友好的で、中国語で話していなかったら日本人だと思っていたと思う。

夫も大阪のファミリーマートで韓国人のレジ係に同じような対応をされたようで、夫がレジ係に、取る食べ物が間違っていると言うと(日本のコンビニではレジのところに、フライドチキンとかの食べ物が陳列されている)、ぶつぶつ不満を言っていた。夫はフライドチキンが欲しかったのにレジ係が何か他のを取ったのね。ここでもありがとうなし、アイコンタクトなし、微笑みなし、列に並んでいる次のお客さんにも挨拶なしだった。

誤解される前に言っておくと、すべての韓国人が同じというわけじゃないことは知っている。日本にも韓国にも、友好的な人と非友好的な人がいて、これはあくまで私の意見、私の経験にすぎず、あなたの意見と経験とは違うかもしれない。



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■回答者2(ノルウェー)
過去4年間でアジアじゅうを旅行して回ったけど、私の考えは以下。私の意見では、この二つの国民はまったく違っていて、比較すらできない。私は日本で長い時間を、たぶん韓国よりも長く過ごしたけれど、韓国人にはノルウェーの大学でもたくさん会った。

第一印象は、日本人のほうがずっと礼儀正しいということだった。いつも微笑んでいて、地下鉄や買い物では辛抱強く列に並ぶ。何であれ他人にとって不快なことをしたら深く頭を下げて謝る。ラッシュアワーにうっかり人にぶつかった、とかでさえそうするのよ。日本はとても清潔な国。東京や大阪のような都市では、通りに小さな紙切れ一つ見当たらない。外国人が道に迷っているのに気づくと、あるいはただの好奇心からでも、近づいてきて助けを申し出る。ところがすごく内気で内向的なので、相手が日本人でも外国人でも、十中八九、新しい友達を作るために自分からアプローチしようとはしない。

個人主義というものがほぼ存在しない社会なので、個人的な欲望は自分の中だけに秘めている。そのためしばしば隠された奇怪なフェティシズムを持っていたり、社会から排除されないままそういう欲望を満たす方法があったりする。奇怪なテーマのレストランやカフェ、ファッションの流行は日本中で大量に見られる。もっと親密な関係について言えば、日本には女性向けと男性向け両方のホストのいるバーがあって、寂しくなると大抵そこへ向かう。

でも他人にもっと心を開く日本人もいる。大抵は海外で長期間暮らしたことのある人たちね。私は日本人の友達がたくさんいるけど、彼らはしばらく経つとよく喋るようになって、心を開くようになる。他人に批判されたり非難されたりしないと分かれば、友達には熱心に心を開いて話すようになる。でも彼らの社会は、まだ人が自分独自の個性をもって堂々と前に出られるというレベルには達していない。だから多くの人がストレスを感じて自殺する。

でも自殺と言うなら、韓国はもう9年間近く、確実に世界有数の国になっている。他の回答で誰かが言っているように、韓国はとても貧しい国からとても発展した経済大国になった。人々はこの変化に急速に適応しなければならなかった。

学校に関しては、親は子供に強いプレッシャーをかける。子供たちはまず普通の学校、その後は夜間授業に出て、一日中学校で過ごす。遊んだり、自由時間の活動をする時間はない。ある意味、病的になっている。だから勉強に多くの時間を費やす子供が多くて、そうすると成績の良い子も多いから大学に入るのも大変な競争になる。このため親は子供が超優秀になって計画したことを子供が達成できるようにと、さらにプレッシャーをかける。25歳または30歳以下の自殺率は急激に向上している。韓国はこの10年間、これに対処しようとして予防のため多額のお金を投資したけれど、最大の問題は彼らの考え方で、これを変えなければ子供を殺してしまう。というのが私の個人的な意見。

韓国人は美とファッションにとりつかれている。彼らの美の基準はすごく高い。アイドルグループと俳優に憧れてそんなふうになろうとするんだけど、そういうセレブ自身もその見た目になるために手術を受けている。ソウルではいたる所に整形手術のクリニックがある。女の子なんか学校を卒業すると二重まぶたの手術をするお金を親から貰う。

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でも、以上に述べたネガティブな点にもかかわらず、韓国人はすごく友好的で、日本人よりも心を開いてくれる。好奇心から気軽に会話を始める。友達と一緒に食事に行ったり、カラオケに行ったりするのが好き。関心のあることが私と似ていることが多いので、大学ではよく一緒に遊びに行った。友達としてはすごく義理堅くて、助けが必要なときにはいつでも助けてくれる。観光客として韓国に行ったら、韓国人は日本人より騒がしくて、規律正しく列に並ばないことに気づくと思う。彼らは騒がしすぎる中国人と大人しすぎる日本人の中間みたいなものよ。日本人のほうが外国人には慣れていて、韓国ではじろじろ見られることになる。年配の人は瞬きもせずにじっと見てくる笑

まとめると、韓国人は日本人よりも心を開いてくれて、近づきやすいと思う。韓国の文化について何か知っていたり、同じことに関心があったりすれば、彼らはすごい喜んですぐに受け入れてくれる。友達と一緒にディナーを食べに行って楽しむのが大好きなパリピで、買い物をするのに仲間が必要なら、誘えば絶対に見つかる。ファッションが本当に大好きだし、美容の秘訣をたくさん知っているから。

もっと静かな人が好きなタイプなら、日本のほうが合っている。私自身は個人的には内向的なので、日本に住んで、みんな騒がしくなくていつも微笑んでいる静かな環境で暮らせたらなと思うこともある。変にじろじろ見られるのを避けて、自分のことにだけ集中したい。でたまに韓国へ行って何週間か楽しんで、それからまた冬眠しに日本に戻るの。ハハ・・・この回答が役に立つことを願うわ。良い一日を!



■回答者3(アメリカ)
韓国人のほうが心を開いていて率直で、人付き合いの場面では一般に自分の感情をよく表に出す。これに対して日本人は、礼儀正しくするために、本当の意図や感情とは違っていても相手が聞きたいことを言う。これは本音と建前(※リンク先は英語版Wikipedia)と呼ばれている。なので、手短に回答しておくとその通り、日本人のほうが韓国人よりも「友好的」だ。

とはいえ、私の個人的な経験からすると、韓国では親友が、日本では顔を合わせる程度の友人ができた。言い換えると、韓国は世界で最も同質性の高い国だというのに、人と繋がって友人を作るのはずっと易しいと思った。西洋人としては、他人が本当は何を考え何を感じているのか推測する必要のない率直さのほうが個人的には好きで、だから日本にいるときはイライラした。

また韓国には、日本の3倍の数のアメリカ人が仕事で住んでいて、私が話した人の多くはこの二ヶ国での私の経験を裏書きしてくれた。韓国の文化のほうが西洋人に相性が良いからかもしれないが、これは間違っているかもしれない。

総じて、韓国人は一般に「有言実行」(Walk the Talk)、日本人は「口先だけ」(Talk the Talk)だ。

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翻訳元:Quora



インドネシアさんは何か呪いでもかけられているんでしょうか。



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