海外Q&Aサイトの「日本の面接で、アニメが好きだから日本語を勉強したって言うべきかな?」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1(ラトビア)
■回答者2(アメリカ)
■回答者3
ちょっと厳しい回答に聞こえるかも知れないけど、真面目に忠告を聞いてほしい。僕は2年間東京に住んで、大手の英会話スクールで働いている。日本で暮らしていて感じるのは、自分が会う外国人の半分以上はアニメのために日本に来ているように見えるということだ。こういう人たちは大抵頭の中に、日本や日本の社会についての奇妙な考えを持っている。その結果、彼らは上手く適応できず、早々に契約終了になることも多い。言うまでもなく、平均的ないわゆるアニメファンは非常に変わっていて、ソーシャルスキルに欠けていることが多い。これが僕のバイアスかもしれないということは認めるけど。
とは言え、日本には僕みたいな外国人も沢山いる。一般に、自分の考えに固執しがちな人は他の外国人に対して極端に批判的な態度をとるものだ。僕たちはこういうタイプの人を「自己ヘイトのガイジン/外国人」と呼んでいる。アニメで日本に興味を持ったと認めることは、君が与えるどんな印象もきれいに消し去ってしまう。僕たちから見ると、君は下の下、外国人の中でも最も哀れな部類ということになる。日本ではやって行けないタイプだ、ってね。
一方、面接官が日本人だった場合はどちらに転ぶか分からない。一般に日本でアニメは子供向けのものと思われている。もちろん、もっと成熟した読者向けのマンガもあるし、日本ではあらゆる人がマンガを読んでいるのを目にするだろう。しかし日本に引っ越すほどマンガが好きだと認めるのは、自分が子供かオタク(ギーク)だと認めることに近い。相手が伝統的でお堅い日本人だったら、このことは確実にマイナスになる。
一般的に言うと、君は自分を魅力的で、プロフェッショナルで、カリスマ性があり、そして大人であるように見せた方が良い。面接官がなぜ日本に興味を持ったのかと聞いたら、もっと複雑な答えをするんだ。僕ならこんな感じで答えるだろう:「ワシントンDCに住んでいると日本の文化は至る所にあります。食べ物から映画、ジェファーソン記念館の周りの日本の桜の木まで。学校に通っていた頃はアニメも大人気でしたね、それで日本語を学んで日本を経験してみたいという気持ちが育まれたんです」
うまく行くことを祈る。
■回答者4
ノー。自分もアニメのファンだから君が言いたいことは分かるけど、アニメから言葉を学ぶこと(大量に学んだとしても)と、実際に時間をかけて日本語を勉強して流暢に話せるようになることはまるで大違いだ。しかも、君が流暢に話せると思って面接官が日本語で話し始めたらどうなると思う! 実にきまりの悪いことになるだろ? だから、アニメが好きってだけの理由で日本語ができますなんて言わないことだ。でももし本当に日本語が好きで学びたいと思っているなら、そうするといい! きっと出来るさ。
■回答者5(アメリカ)
アニメを見るのは自由時間にやることで、その中で自然と日本語を聞き覚えていったのかな?(自然に学習する能力を示す)
自分を大人に見せよう。「日本は/アニメはクールだと思う」以外何もないのに日本に来たり日本関係の仕事に就く人は本当に多い。誰もそんな奴は雇おうとしないよ、遊びに来た子供なんだから。雇用主は働きに来た大人を雇いたいんだ。それと、自分の考えと行動を伝達する能力も示そう。上記はその例だ。コミュニケーションスキルは、まずどんな仕事に就くにしても最も重要な能力だ。
翻訳元:Quora
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■回答者1(ラトビア)
やめとけ。
なぜアニメが好きだと言いたいのか自分に聞いてみろ。自分の趣味をひけらかすため? 雇い主に印象づけるため? それで何か摩訶不思議なことが起こる? どれも感心しないな。
ビジネスライクに徹しろ。
■回答者2(アメリカ)
私は就業面接ではいつもそう答えて、いつも採用されてる。
面接官は大抵、私が最初に日本語を勉強しようと思ったのはなぜか、日本で暮らしたいと思うのはなぜかを聞くので、私はアニメのことから話し始める。それから文化、歴史、言葉について学べば学ぶほど好きになって、日本語が美しくて学んでみたら面白そうだと思った、と答える。この答えでいつも良い感じの反応が得られる。
奇妙なことに、日本に住むようになってからアニメは全然見てないんだけどね笑
■回答者3
ちょっと厳しい回答に聞こえるかも知れないけど、真面目に忠告を聞いてほしい。僕は2年間東京に住んで、大手の英会話スクールで働いている。日本で暮らしていて感じるのは、自分が会う外国人の半分以上はアニメのために日本に来ているように見えるということだ。こういう人たちは大抵頭の中に、日本や日本の社会についての奇妙な考えを持っている。その結果、彼らは上手く適応できず、早々に契約終了になることも多い。言うまでもなく、平均的ないわゆるアニメファンは非常に変わっていて、ソーシャルスキルに欠けていることが多い。これが僕のバイアスかもしれないということは認めるけど。
とは言え、日本には僕みたいな外国人も沢山いる。一般に、自分の考えに固執しがちな人は他の外国人に対して極端に批判的な態度をとるものだ。僕たちはこういうタイプの人を「自己ヘイトのガイジン/外国人」と呼んでいる。アニメで日本に興味を持ったと認めることは、君が与えるどんな印象もきれいに消し去ってしまう。僕たちから見ると、君は下の下、外国人の中でも最も哀れな部類ということになる。日本ではやって行けないタイプだ、ってね。
一方、面接官が日本人だった場合はどちらに転ぶか分からない。一般に日本でアニメは子供向けのものと思われている。もちろん、もっと成熟した読者向けのマンガもあるし、日本ではあらゆる人がマンガを読んでいるのを目にするだろう。しかし日本に引っ越すほどマンガが好きだと認めるのは、自分が子供かオタク(ギーク)だと認めることに近い。相手が伝統的でお堅い日本人だったら、このことは確実にマイナスになる。
一般的に言うと、君は自分を魅力的で、プロフェッショナルで、カリスマ性があり、そして大人であるように見せた方が良い。面接官がなぜ日本に興味を持ったのかと聞いたら、もっと複雑な答えをするんだ。僕ならこんな感じで答えるだろう:「ワシントンDCに住んでいると日本の文化は至る所にあります。食べ物から映画、ジェファーソン記念館の周りの日本の桜の木まで。学校に通っていた頃はアニメも大人気でしたね、それで日本語を学んで日本を経験してみたいという気持ちが育まれたんです」
うまく行くことを祈る。
■回答者4
ノー。自分もアニメのファンだから君が言いたいことは分かるけど、アニメから言葉を学ぶこと(大量に学んだとしても)と、実際に時間をかけて日本語を勉強して流暢に話せるようになることはまるで大違いだ。しかも、君が流暢に話せると思って面接官が日本語で話し始めたらどうなると思う! 実にきまりの悪いことになるだろ? だから、アニメが好きってだけの理由で日本語ができますなんて言わないことだ。でももし本当に日本語が好きで学びたいと思っているなら、そうするといい! きっと出来るさ。
■回答者5(アメリカ)
言い方による。
「アニメが好きだから日本語を勉強しました」は説明として貧弱で詳細が分からないし、君を採用しようと思わせるものでもない。
君はアニメを通して日本語を知って、日本語の発音に恋に落ちたのかな?(学習への関心を示す)
アニメ鑑賞が好きで、日本語を学ぶことでその経験がさらに充実したものになると思ったので努力したのかな?(主導権を握る能力を示す)
アニメを見るのは自由時間にやることで、その中で自然と日本語を聞き覚えていったのかな?(自然に学習する能力を示す)
自分を大人に見せよう。「日本は/アニメはクールだと思う」以外何もないのに日本に来たり日本関係の仕事に就く人は本当に多い。誰もそんな奴は雇おうとしないよ、遊びに来た子供なんだから。雇用主は働きに来た大人を雇いたいんだ。それと、自分の考えと行動を伝達する能力も示そう。上記はその例だ。コミュニケーションスキルは、まずどんな仕事に就くにしても最も重要な能力だ。
翻訳元:Quora
マイナビ2020 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 面接 自己PR 志望動機
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アニメもピンキリだからどんなアニメかによる
ワンピースやドラゴンボールだったらああやっぱり、となる
ゴールデンタイムに放送できないタイプのアニメだったら即不採用
伝統文化につながるようなものならちょっと見直すね