海外Q&Aサイトの「なんで日本語は大人が話しても幼児語や擬音語が多いの?」という質問から、回答をご紹介。


■回答者1
日本語の一部だから。これは多くの言語で、特に音を説明する時にはごく普通のことだ。

英語にもコックニーの押韻スラングみたいな奇妙な言葉が沢山あるけど、それをアジア人に「幼児語」って言われたら怒るんじゃないか。

参考:
「コックニーには、伝統的に押韻スラング"Cockney Rhyming Slang"と呼ばれている、隠語めいた言い回しがある。現在はコックニーだけでなくイギリス各地で日常会話の中で、俗に使われている表現も多い。典型的な例として、有名人の名前が「あるネガティヴな意味を表している」というのがある。ブラッドピット他。」
コックニー - Wikipedia



■回答者2
日本人は出生率が低いから極端に子供向けになろうと努めているんだ。

どの街でも、お城みたいな史跡でも、この手のマスコットが踊っているのを目にすることだろう。

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(彦根城のマスコット、ひこにゃん)

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(奈良市の公式マスコット、まんとくん、せんとくん、なーむくん)

こういうのは日本に観光客と若い家族を呼び込む一環だ。

また日本は第2次大戦中に軍国主義の横行でほぼ完全に破壊されたけど、これは乱暴な言葉遣いのマッチョな男たちによるものだったので、多くの人は古い厳格でフォーマルな話し方を基本嫌っていて、もっと明るくて幸せな、友好的で平和的な日本を象徴する「カワイイ」話し方を好むんだ。

また日本では外国語教師の圧倒的多数が女性だし、外国で日本語を学ぶのも同じく女性が多いから、日本語に関するブログや動画でかわいこぶってキラキラした言葉を目にする機会も多くなるわけだ。

日本の全員がそういう喋り方をするわけじゃないけど、それでもこれは日本社会の普通の要素だと思われている。大人でもそうだ。



翻訳元:Quora



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