海外Q&Aサイトの「初めて日本に行った時、一番驚いたことは?」という質問から、回答をご紹介。


■回答者1(メキシコ)
人間というものに対する認識を永遠に変える経験だった。

1日中東京を歩き回ってホテルに戻る途中で、足は疲労でガクガクだった。

もう歩けないってんで、蒲田駅のエスカレーターに飛び乗って運んでもらうことにした。そこに立って久々の休憩をとった。

数秒後、背後で誰かが僕に向かって息を吹きかけているような圧迫感を感じ始めた。振り向くとサラリーマンがいて、いらいらした様子で僕を見ていた。彼の後ろを見ると、大勢の人がみんな同じ様子で列を作っていた。

そして理解した。

僕はとんでもないところに立っていたのだ。

なぜかって?日本人はエスカレーターをこんなふうに使うんだよ:

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休みたいなら左に立て。歩きたいなら右に行け。

僕はこれ以前にも沢山の国を旅したことがあったけど、これに類するものは一度も見たことがなかった。まるで自分が未来の社会に迷い込んだ穴居人みたいに感じた。多分人生で一番恥ずかしかった瞬間の一つだ。

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単純なことだけど、日本以外の国では起こりそうにない。

その日、僕は教育と集団主義の力を理解した。



■回答者2(アメリカ)
心底驚いたのは、日本人5人と僕ともう1人のアメリカ人で飲んでいた時のこと。日本人の1人が飲み物をこぼしたんだ。僕ともう1人のアメリカ人は、「俺じゃないよ!」みたいに両手を上げて身を引いた。他の4人の日本人は身を寄せて、まるで自分がやらかしたかのように「すいません!」と言った。日本とアメリカの社会というものを、まざまざと見せつけられた。



翻訳元:Quora



エスカレーターで片側を空けるのはもう習慣になっちゃってますからね。



エスカレーターボーイ



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