海外Q&Aサイトの「なぜ韓国は、竹島(リアンクール、独島)の領土問題を国際司法裁判所で解決しようという日本の提案を拒否しているの?」という質問から、回答をご紹介。


hammer-719066_640 (320x240)

■回答者1
リアンクール岩礁紛争 - Wikipedia(英語)は長い間係争中で、日韓間の軋轢を引き起こしてきたし、今も引き起こしている。この紛争はまた費用のかかるものであることも明らかで、特に機会損失は大きい。ではなぜ中立的な第三者の助けを借りて最終的に解決してしまわないのか? まして韓国が言うほど明快であるなら?

2つの明白な理由が思い浮かぶ。

1つは、韓国の指導者層が、韓国側の法的立場は見せかけほど強固なものではないと疑っているということだ。韓国は岩礁を失う可能性があり、それは大したことではないにしても、責任があると見なされた政治家には壊滅的な失敗となる。

もう1つは、韓国の指導者層は、たとえ法廷で日本が負けると思っても紛争を解決したくないということだ。多分彼らは、領土を奪いに来る日本お化けから政府が守ってやっているということを有権者に思い出させたいんじゃないか・・・?

「紛争は存在しない」というのは真の理由ではありえない。それは馬鹿げている。実際、韓国の公式の立場ではない方が良いと思う。

今の国際司法裁判所の15人の裁判官のうち1人が日本人だというのも理由にならない。国際司法裁判所の規程(英語)の31条によると、裁判官が「一方の当事国の国籍である場合」、他方の当事国は「裁判官となる者を選ぶことができる」。そしてこの裁判官は「他の裁判官と完全に同等の条件で決定に参与する」。従って韓国は「自分の」裁判官を入れることができる。



■回答者2(アメリカ)
上の回答は素晴らしいもので、多くの重要なポイントを網羅しているけど、1点だけ見逃しているロジックがあるみたい。

現時点で韓国はリアンクール岩礁を手中に収め、軍事力を使って保持している。もし裁判に出ると、それを失う可能性が出てくる。出なければ、事実上自分のものにし続けることができる。裁判に出ても得るものは何もない、ということね。



スポンサーリンク



■回答者3(韓国)
韓国がこの紛争の解決を拒否しているのは、そもそも紛争ですらなくて、独島は韓国の領土だからよ。

日本人自身が独島が韓国のものだと宣言している200年前の文書が存在する。

参考:
「韓国では、このドイツ語版もしくはフランス語版が、ペリー提督との小笠原諸島領有における日米交渉において同地の日本国領有権保持を示す確たる証拠として効力を発揮したとし、小笠原諸島の日本国領有権保持を示す証拠になったことは、同時に、竹島や対馬が韓国の領土である証拠になると主張している。
しかし、ペリーが日本での幕府との交渉で小笠原諸島を要求した事実はなく、日本にもアメリカにもそういった記録は現在のところ発見されていない[5]。」
三国通覧図説 - Wikipedia

この件に1日中付き合ってはいられないんだけど、分かりやすく言えばこういうこと:日本は常に韓国より強かった。日本は、韓国はどうせ何もできないのだから、その土地を自分のものだと言い張ってやろうと考えた。韓国は日本に、独島を自分のものにしたいからって自分のものだと言い張っちゃいけないと言った。で、後は行ったり来たりを続けている。

これはアメリカ大陸とネイティブアメリカン vs 入植者と全く同じ状況ね。ただ韓国はまだ抵抗しているという点だけが違う。



■回答者4(中国)
僕にとっては全く明白だ。紛争は存在せず、問題の岩礁は韓国の領土だというのが韓国の立場だ。従って、国際機関が裁判するものではない。

国際司法裁判所には日本人の裁判官がいるが、韓国人はいない。日本が何度も提案していることからすると、裁判に持ち込むのは日本にとって都合が良いのだろう。



翻訳元:Quora



あれだけ「独島は韓国の領土」と言っておいて裁判にだけは応じないというのも変な話かと。


関連記事:
外国人「独島/竹島は韓国と日本どっちのものだと思う?」



竹島 ―もうひとつの日韓関係史 (中公新書)



スポンサーリンク