海外Q&Aサイトの「なぜ日本と中国は相手を許さずに第2次大戦中のことをずっと覚えているの？」という質問から、回答をご紹介。

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■回答者
中国で武漢の近くにいた時、日本の福島の地震と津波で数千人が亡くなったというニュースが飛び込んできた。TVアナウンサーが推定される死亡者数を言うと、地元の大群衆が立ち上がって快哉を叫んだ。

僕たちはヨーロッパとアメリカの経営者の集まりだったんだけど、これには唖然とした。

台湾生まれのアメリカ人の友人に理由を聞いてみた。彼は母親がたまたま武漢の出身で、小さな女の子だった頃に第2次大戦が始まったのだそうだ。13人きょうだいの中で彼女は親類と離れて、他の数人とともにフィリピン（それほど遠くはない）に逃れた。彼は、ホテルに戻ったら第2次大戦中に日本占領下の武漢で何が起こったか調べてみるといい、そして明日また話そうと言った。

僕が発見したのは、無慈悲な侵略を続ける日本軍と、最後の抵抗として武漢に退却して包囲された国防軍、そして何百何千もの非戦闘員の難民たちとの間の、数ヶ月にわたる戦闘の恐るべき物語の数々だった。

日本の歴史学者・吉見義明は、昭和天皇（ヒロヒト）が ― 個人的に ― 武漢を獲るために中国の非戦闘員と衛兵に対して化学兵器の使用を命じていた証拠を提出している。命令は、この戦闘に臨戦する高官でもあった皇族の人々によって野戦指揮官に伝えられた。これは帝国陸軍と、しばしば非武装で武漢を守っていた非戦闘員の衛兵の間に生じた多くの戦闘行為の一コマだ。

翌朝その友人と真剣な会話をして、彼は家族の誰が亡くなったかをもう一度物語った・・・その中には子どももいたし、大人もいた。日本軍の残虐行為の中には、よく知られているものでは強姦、殺害、そして戦争地帯に居合わせたための二次被害があるが、さらに化学攻撃も含まれている。日本の侵略者たちがこれらを極限まで行っていたことが今では歴史的に確証されている。

あれが単に敵対する文化を見舞った惨事を祝う中国人ではなかったという真実が心に染み込んだ。彼らは、多くが20世紀における最も野蛮な戦争の実行における残虐行為のさなかに生きた両親や家族を持つ人々なのだ。文化的な敵対者による大昔の犯罪の物語を聞いて憤慨するのと、40万人が毒ガスで殺され、強姦され、殺害された世代に肉親がいるのとでは全く別の話だ。

これは武漢だけのことではない。日本人が行く先はどこでもこうだった。

以上が答えだ。



翻訳元：Quora


一泊二日で洗脳完了みたいな・・・




毒ガス戦と日本軍


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