海外Q&Aサイトの「なぜKoreaという単語はCoreaみたいにCじゃなくてKで表記するの?」という質問から、回答をご紹介。


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■回答者1
cの綴りでkの音を含む単語は、ほとんどが英語の本来語か、そうでなければフランス語や他のロマンス語、さらにはケルト語からの借用語だ。

カナダ(Canada)とカンボジア(Cambodia)は、どちらもフランス語からの借用だ。もし英語がフランス語ではなくローレンシア語やクメール語から直接に借用していたら、KanadaやKambodiaになっていたかも知れない。

参考:
「ローレンシア語、またはセントローレンス・イロコイ語は、現在のカナダのケベックおよびオンタリオのセントローレンス河畔で16世紀後半まで話されていたイロコイ語である。」
ローレンシア語 - Wikipedia(英語)

「国名はセントローレンス川流域イロコイ族の「村落」を意味する語「カナタ」(kanata)に由来する[7]。」
カナダ - Wikipedia

Koreaはフランス語からの借用ではない。フランス語ではKoreaはkの代わりにcを使ってCoréeと綴る。20世紀以前はフランス語とポルトガル語がcを使ってKoreaを綴っていたので、CoreaもKoreaも一般的に見られた。

この理由の一つは、ある名前がフランス語から借用されて初めて英語で書かれる時に、それを書く人が恐らく英語と同じくらいフランス語も話していたということだ。ドイツ語が語源の単語についても同じだ。Schadenfreudeは英語でもドイツ語の綴りのままで、Shahdenfroyduhみたいには綴らない。

もう一つの理由は、20世紀以前には英語を書く人は語源学に深い関心を持っていて、語源をより正確に反映するように単語の綴りを変えることがよくあったということだ。



■回答者2(中国)
実はこれには裏話があって、Koreaは実際にCoreaと書かれていたんだ。1900年代以前の東アジアの地図を調べてみると、Cで書かれている。

Coreaが綴りを変えたのは1900年代初頭、日本が占領した時だ。日本(Japan)はどの植民地にも初めの文字がアルファベット順で日本より先になることを許さなかったので、Koreaに変えたんだ。


↑コメント(クロアチア)
じゃあ日本が中国を占領していたらどうなっていたんだろうね? つまり、ChugokuでもJapanより先じゃん。

言うまでもなくJapanは日本語だとNihonで、彼らは西洋式の名前を見下している。だから、なぜアルファベットを基準にするんだろうなと。誰もわざわざちゃんとチェックしなかった都市伝説の類だという感じがする。

でいつものようにググってみると、その通りだった。


↑回答者2
当時の日本は、明治時代以来すでに中国をChinaとして知っていて、占領された中国本土の一部には「Recognized National Government of China」(※汪兆銘政権)という名前が付けられた。彼らは中国を完全には征服していなくて、恐らくその時まで固有名詞の変更に手が回らなかったのだろう。NihonやChugokuのようなローマ字表記の日本語名は、英語の名前より変えるのが難しい。普段は漢字で書かれていて、変えても漢字で書かれたら意味がないからだ。

とは言えもう100年以上前のことだし、当時としては瑣事だったから理由をわざわざ記録する人もいなかった。しかし19世紀のいくつかの地図にはCoreaの名前が載っている。



■回答者3(中国)
Cは余計な文字だ。硬音のCでKの音を表したり、軟音のCではSの音を表したりするんだから。もしCoreaと綴ったら、これはコリアまたはソリアと発音される・・・英語なので。



■回答者4(カナダ)
どう綴るかは言語による。フランス語だとCoréeだ。日本人がこの単語のラテンアルファベットでの綴り字を変えたという話がもし本当なら、フランス人はこの策動に手を貸さなかったようだ。



翻訳元:Quora



日本人がアルファベット順をそこまで気にしていたとは思えないですね。



朝鮮・琉球航海記―1816年アマースト使節団とともに (岩波文庫 青 439-1)



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