海外Q&Aサイトの「日本についてのよくある迷信は？」という質問から、回答をご紹介。
■回答者（イギリス）
「女子高生のパンツの自販機」：実に1990年代的だ。今は禁止された（か、少なくとも下火になった）と思う・・・ただ僕もいつも探し回っているわけではないから、この迷信の検証はできない。迷信だけが固定化して、外国人が日本と聞いて最初に思い浮かべるものの1つになったら面白いね。興味深いことに上の写真は「OLのショーツ」で、僕が探し足りなかったのかは不明。
「日本人は鯨やイルカを食べる」：食べる人もいるけど、日常の食べ物ではない。鯨専門のレストランは存在する（渋谷にある店の前を通ったことがあったと思う）けど、例外的な食べ物で、値段も高い。多くの人は食べたことがないか、一度試したことがある程度だろう。知らずに食べた人もいる（僕も魚だと思って食べたのが後で鯨肉だと分かった）。
「日本人は着物を着ている」：どの年代の日本人も式典やお祭りの時には着飾る。お年を召した女性が着物を着て木の靴（ゲタ）を履いているのを見ることもあるだろう。しかし普段は日本人も世界の他の場所と同じような格好をしている（ずっときちんとしてて着こなしも良いという違いはあるが）。
「日本人は中国人/韓国人etc.が嫌い」：靖国神社をうろついてる馬鹿ども、あとは政府にいる数人の馬鹿どもがアジア人を嫌っている。しかし、若い人たちはまるで違う。彼らは大抵、アジア諸国よりも政府の方に不審を抱いている。韓国ドラマはTVで一時大人気だったし、ソウルによく小旅行に行く日本人も多い（中国も増えている）。この写真の尖閣/釣魚をめぐるナンセンスは、メディアと政治が騒ぎ立てているだけだ。
「日本人は敬虔である」：日常的に神道や仏教（そしてキリスト教も少し）の教えを実践する日本人もいるが、厳格に信心深い人はほとんどいない。日本は北欧と並んで一番非宗教的な国だと思う。宗教的は儀式、芸術、食べ物等で日常生活に浸透しているが、宗教の教義や規則を墨守する人はほとんどいない。
「日本はハイテクの国である」：確かにロボットと世界最先端の革新技術の国ではあるけれど、同時にFAXと際限のない書類仕事、そして鉛筆を使う人々の国でもある。日本にはいろいろな理由からFAXでのビジネスにこだわる会社がある。残りの世界はもう1995年頃にやめたっていうのに・・・
「日本人は堅苦しい」：礼儀作法を理解することは大事だし、しきたりは日本人の社会生活の大部分を支配するものだが、しかし日本人がどれだけ愉快か知ったら驚くだろう。彼らは笑うのが大好きで、表でもあらゆる状況で笑い声が聞こえるだろう。日本のTVは多くが「バカ」な番組で占められている。これは有名人がモニターを囲んで座って、どうでもいい問題について議論をして（公衆トイレがどうとか手品をするサルとか）、わいわい笑うというものだ。ビールを出せば堅苦しさは溶けてなくなる。歌うのも大好きだ（誰かカラオケ行かね？）
「日本人は狭量で保守的」：これは1つの視点から答えるのは難しい、複雑な問題だ。しかし、日本人は島国で同質性の高い文化を持っているから外国人を恐れるという迷信がある。日本を知るにつれて、日本は矛盾の国だということが分かるだろう ― 古い寺院の隣にハイテクビル、みたいに。社会的な態度についても同じだ。日本は全体としては保守的な傾向があるが、フレンチやイタリアンのレストランの多さ、若者が髪を「茶髪」に染めたりサーファーやスケーターのような格好をしたり、女の子がレゲエやブラックミュージックにハマったり、多くの外国語を取り入れていることに驚くだろう。
日本はしばしば奇妙で、おかしくて、しかし住むには究極的に素敵な場所だ。もしこういった矛盾に満ち満ちていなかったら、今の半分も面白くないだろう。
翻訳元：Quora
そういえば触手アニメも見たことないです。
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■回答者（イギリス）
「女子高生のパンツの自販機」：実に1990年代的だ。今は禁止された（か、少なくとも下火になった）と思う・・・ただ僕もいつも探し回っているわけではないから、この迷信の検証はできない。迷信だけが固定化して、外国人が日本と聞いて最初に思い浮かべるものの1つになったら面白いね。興味深いことに上の写真は「OLのショーツ」で、僕が探し足りなかったのかは不明。
「日本人は鯨やイルカを食べる」：食べる人もいるけど、日常の食べ物ではない。鯨専門のレストランは存在する（渋谷にある店の前を通ったことがあったと思う）けど、例外的な食べ物で、値段も高い。多くの人は食べたことがないか、一度試したことがある程度だろう。知らずに食べた人もいる（僕も魚だと思って食べたのが後で鯨肉だと分かった）。
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「日本人は着物を着ている」：どの年代の日本人も式典やお祭りの時には着飾る。お年を召した女性が着物を着て木の靴（ゲタ）を履いているのを見ることもあるだろう。しかし普段は日本人も世界の他の場所と同じような格好をしている（ずっときちんとしてて着こなしも良いという違いはあるが）。
「日本人は中国人/韓国人etc.が嫌い」：靖国神社をうろついてる馬鹿ども、あとは政府にいる数人の馬鹿どもがアジア人を嫌っている。しかし、若い人たちはまるで違う。彼らは大抵、アジア諸国よりも政府の方に不審を抱いている。韓国ドラマはTVで一時大人気だったし、ソウルによく小旅行に行く日本人も多い（中国も増えている）。この写真の尖閣/釣魚をめぐるナンセンスは、メディアと政治が騒ぎ立てているだけだ。
「日本人は敬虔である」：日常的に神道や仏教（そしてキリスト教も少し）の教えを実践する日本人もいるが、厳格に信心深い人はほとんどいない。日本は北欧と並んで一番非宗教的な国だと思う。宗教的は儀式、芸術、食べ物等で日常生活に浸透しているが、宗教の教義や規則を墨守する人はほとんどいない。
「日本はハイテクの国である」：確かにロボットと世界最先端の革新技術の国ではあるけれど、同時にFAXと際限のない書類仕事、そして鉛筆を使う人々の国でもある。日本にはいろいろな理由からFAXでのビジネスにこだわる会社がある。残りの世界はもう1995年頃にやめたっていうのに・・・
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「日本人は狭量で保守的」：これは1つの視点から答えるのは難しい、複雑な問題だ。しかし、日本人は島国で同質性の高い文化を持っているから外国人を恐れるという迷信がある。日本を知るにつれて、日本は矛盾の国だということが分かるだろう ― 古い寺院の隣にハイテクビル、みたいに。社会的な態度についても同じだ。日本は全体としては保守的な傾向があるが、フレンチやイタリアンのレストランの多さ、若者が髪を「茶髪」に染めたりサーファーやスケーターのような格好をしたり、女の子がレゲエやブラックミュージックにハマったり、多くの外国語を取り入れていることに驚くだろう。
日本はしばしば奇妙で、おかしくて、しかし住むには究極的に素敵な場所だ。もしこういった矛盾に満ち満ちていなかったら、今の半分も面白くないだろう。
翻訳元：Quora
そういえば触手アニメも見たことないです。
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