海外Q&Aサイトの「英語にはない日本語の言葉を教えて」という質問から、回答をご紹介。
■回答者1
一番好きな日本語はTVの「ライアーゲーム」で覚えた。この番組では登場人物たちが色々なゲームをやるんだけど、勝つ方法が分かったと思うと「このゲーム、必勝法があるよ!」って言うんだ。
「必勝法」は「確実な勝ち方」という意味の名詞だ。
英語の話者は、必勝法なんて言葉が存在するとは聞くまで想像もできないだろう。だからこれはクールだと思う! この単語を知るまでは、自分が完全に勝負をもらったって思ったら「僕はこのゲームに確実に勝てる戦略を手にした」、みたいに長い文章で言わなきゃならなかっただろう。今なら「必勝法がある!」の一言だ。
素晴らしい日本語を話すのに「必勝法」を知らない人もいる。「必勝法」を辞書で引かないのも当然だ。辞書を引くには、まずその単語が存在していることを知ってないといけないからね! 日本人の友だちに「ねえユミカ、日本語で『確実な勝つ方法』って何て言うんだい?」とか聞くこともないだろう。
実際、日本人がリアルでこの言葉を普通に使うのも聞いたことがある。次に聞くのは10年後かもしれないけど、あの時はもう絶頂に達したね。
■回答者2
「なるほど」は英語にそのまま訳せない単語。「分かった」(I see)とか「理解した」(I understand)って訳す人もいるけど、日本語ではもっと含みがあるの。誰かが何か言ったのに対して「なるほど」と返すと、完全には理解していなかったことを完全に理解した、あるいはもっとよく分かるようになった、という含意がある。
■回答者3(アメリカ)
好きなのは「忘れ物」。「忘れた/なくした物」という意味の名詞。英語にはこれに近い言葉はない。電車に置いてきてしまったものとか家に忘れてきたものを指すことができて、これは素晴らしい。
あとは「おかげさまで」というフレーズ。ざっくり言うと、「あなたのおかげで」という意味。人のおもてなしや親切に対して、賞賛をこめて感謝する方法だ。
■回答者4(アメリカ)
いくつか珍しいやつを:
勝負下着:特別な機会のために取ってある「幸運の下着」。
香典返し:葬式での寄付へのお返しに送られるプレゼント。
介錯人:ハラキリ(儀式的な自殺)を手伝う人。腹を切り開くと首を切り落とす。
翻訳元:Quora
「おかげさま」は日本語でも意味を説明できる気がしないです。

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■回答者1
一番好きな日本語はTVの「ライアーゲーム」で覚えた。この番組では登場人物たちが色々なゲームをやるんだけど、勝つ方法が分かったと思うと「このゲーム、必勝法があるよ!」って言うんだ。
「必勝法」は「確実な勝ち方」という意味の名詞だ。
英語の話者は、必勝法なんて言葉が存在するとは聞くまで想像もできないだろう。だからこれはクールだと思う! この単語を知るまでは、自分が完全に勝負をもらったって思ったら「僕はこのゲームに確実に勝てる戦略を手にした」、みたいに長い文章で言わなきゃならなかっただろう。今なら「必勝法がある!」の一言だ。
素晴らしい日本語を話すのに「必勝法」を知らない人もいる。「必勝法」を辞書で引かないのも当然だ。辞書を引くには、まずその単語が存在していることを知ってないといけないからね! 日本人の友だちに「ねえユミカ、日本語で『確実な勝つ方法』って何て言うんだい?」とか聞くこともないだろう。
実際、日本人がリアルでこの言葉を普通に使うのも聞いたことがある。次に聞くのは10年後かもしれないけど、あの時はもう絶頂に達したね。
↑コメント1
「必勝法」と全く同じ意味の一般的な英語のフレーズがないというのは同意するけど、"winning strategy"はかなり近いんじゃないか?(少なくとも技術的なゲーム理論の定義だとそうだ ― 僕自身は日常的な意味で使うけど。)
↑回答者1
長くなっても構わないなら何だって英訳はできる。それこそ「もののあはれ」だって。でも英語のネイティブスピーカーは、日本人の友達に「winning-strategyって何て言う?」と聞くことはないだろうし、聞かれた側も「確かな勝ちの戦略」とか何とか言うだけだろう。でもそれだって普通に英語で考えを表現する感じじゃない。大抵の人は「僕はこのゲームの勝ち方を知っている」("I know how to win this game.")って言うんじゃないか。
■回答者2
「なるほど」は英語にそのまま訳せない単語。「分かった」(I see)とか「理解した」(I understand)って訳す人もいるけど、日本語ではもっと含みがあるの。誰かが何か言ったのに対して「なるほど」と返すと、完全には理解していなかったことを完全に理解した、あるいはもっとよく分かるようになった、という含意がある。
■回答者3(アメリカ)
好きなのは「忘れ物」。「忘れた/なくした物」という意味の名詞。英語にはこれに近い言葉はない。電車に置いてきてしまったものとか家に忘れてきたものを指すことができて、これは素晴らしい。
あとは「おかげさまで」というフレーズ。ざっくり言うと、「あなたのおかげで」という意味。人のおもてなしや親切に対して、賞賛をこめて感謝する方法だ。
↑コメント2(アメリカ)
「おかげさまで」は「あなたのおかげで」という意味のこともあるけど、他人や神仏等への一般的な感謝を表すのに使うことのほうが普通ね。文字通りの意味は「栄誉ある影によって」、この場合は「見えない力によって」。調子を聞かれた時(「おかげさまで順調です」)とか、何かの企画やイベントについて報告する時(「おかげさまで娘はこの春大学を卒業できます」)とかに使う。あなたの言ってることは間違いではないけど、英語には直接対応するものはないわ。
↑回答者3
ありがとう! このフレーズの深い意味を知ることができて良かったよ。僕が教わってる日本人は、よく肩をすくめて「さあ、単にそう言うんだよ」って言うんだ。
■回答者4(アメリカ)
いくつか珍しいやつを:
勝負下着:特別な機会のために取ってある「幸運の下着」。
香典返し:葬式での寄付へのお返しに送られるプレゼント。
介錯人:ハラキリ(儀式的な自殺)を手伝う人。腹を切り開くと首を切り落とす。
翻訳元:Quora
「おかげさま」は日本語でも意味を説明できる気がしないです。

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